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公開番号
2025012552
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115458
出願日
2023-07-13
発明の名称
半導体装置
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
H04L
25/02 20060101AFI20250117BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】抵抗器を利用することなく差動信号の電圧振幅を適切に変更し得る半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置は、第1電位側の第1スイッチ素子と第1スイッチ素子に直列接続される第1電位より低い第2電位側の第2スイッチ素子とを含み、第1スイッチ素子及び第2スイッチ素子が相補的に動作することで第1信号を出力する第1上下アームと、第1上下アームと並列に配置される第1電位側の第3スイッチ素子と第3スイッチ素子に直列接続される第2電位側の第4スイッチ素子と含み、第3スイッチ素子及び第4スイッチ素子が相補的に動作することで第1信号に対して電位が相補的に変化する第2信号を生成して出力する第2上下アームと、第1上下アーム及び第2上下アームに接続され、バイアス電圧に基づき第1信号及び第2信号の電圧振幅を制限する電圧制御回路とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
差動信号を出力する半導体装置であって、
第1電位側の第1スイッチ素子と前記第1スイッチ素子に直列接続される前記第1電位より低い第2電位側の第2スイッチ素子とを含み、前記第1スイッチ素子及び前記第2スイッチ素子が相補的に動作することで第1信号を出力する第1上下アームと、
前記第1上下アームと並列に配置される前記第1電位側の第3スイッチ素子と前記第3スイッチ素子に直列接続される前記第2電位側の第4スイッチ素子と含み、前記第3スイッチ素子及び前記第4スイッチ素子が相補的に動作することで前記第1信号に対して電位が相補的に変化する第2信号を生成して出力する第2上下アームと、
前記第1上下アーム及び前記第2上下アームに接続され、バイアス電圧に基づき前記第1信号及び前記第2信号の電圧振幅を制限する電圧制御回路と、
を備える半導体装置。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記電圧制御回路は、
前記第1電位に設けられる電流源と前記第1スイッチ素子との間に接続されると共に、前記電流源と前記第3スイッチ素子との間に接続される、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記電圧制御回路は、
前記第3スイッチ素子と前記第4スイッチ素子との間に接続される第1電圧制御回路と、前記第1スイッチ素子と前記第2スイッチ素子との間に接続される第2電圧制御回路とを含む、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記電圧制御回路は、
前記第1電位に設けられる第1電流源と前記第1スイッチ素子との間に接続されると共に、前記第1電流源と前記第3スイッチ素子との間に接続される第1導電型トランジスタを含む第1電圧制御回路と、
前記第2電位に設けられる第2電流源と前記第2スイッチ素子との間に接続されると共に、前記第2電流源と前記第4スイッチ素子との間に接続される第2導電型トランジスタを含む第2電圧制御回路とを有する、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記電圧制御回路は、
前記第1電位と前記第2電位との間に直列接続される第1導電型トランジスタ及び第2導電型トランジスタを含み、前記第3スイッチ素子と前記第4スイッチ素子との間に接続される第1トランジスタ対と、
前記第1電位と前記第2電位との間に直列接続される第1導電型トランジスタ及び第2導電型トランジスタを含み、前記第1スイッチ素子と前記第2スイッチ素子との間に接続される第2トランジスタ対と、を有する、請求項1に記載の半導体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、高速データ転送を実現するためLVDS(LowVoltage Differential Signal)インタフェースを利用したドライバ回路が開示されている(特許文献1の図1参照)。ドライバ回路には、差動信号を受信回路に伝送する一対の伝送路が接続される。一対の伝送路には、差動信号の電圧振幅を設定するための終端抵抗である抵抗器が設けられている。電流源からの電流が抵抗器に流れることにより、一対の伝送路間に電位差が発生する。従来技術では、抵抗器の値又は電流源の値を変えることで、差動信号の電圧振幅が設定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-031810号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら従来技術では、ドライバ回路の外部に設けられた抵抗器を利用して差動信号の電圧振幅を設定するため受信回路側に設けられる抵抗器を利用するため、受信回路を含むシステムの構成が複雑になり、歩留まりが低下し得る。また抵抗器が受信回路を含むシステムの製造時間をより短くしたいというニーズの妨げになり得る。また抵抗器を交換することなくドライバ回路側の電流源の値を変えるだけでは、差動信号の適切な電圧振幅が得られない可能性がある。このように従来技術では、差動信号の電圧振幅を適切に変更する上で改善の余地がある。
【0005】
本開示は、上記の事情を踏まえ、抵抗器を利用することなく差動信号の電圧振幅を適切に変更し得る半導体装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本開示にかかる半導体装置は、交流結合方式の受信回路であって、第1容量素子を介して伝送される第1信号を入力する第1入力端と、第2容量素子を介して伝送され第1信号に対して電位が相補的に変化する第2信号を入力する第2入力端とを有し、第1信号の電位に対応する第1論理信号と第2信号の電位に対応する第2論理信号とを出力する信号出力回路と、第1信号の電位を保証する信号として第1論理信号の値に応じた電位の第1保証信号を第1入力端に供給し、第2信号の電位を保証する信号として第1保証信号に対して電位が相補的に変化する第2保証信号を第2入力端に供給する信号供給回路と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、抵抗器を利用することなく差動信号の電圧振幅を適切に変更し得る半導体装置を提供することが可能となる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は本開示の実施形態にかかる表示装置の構成を示す図である。
図2は本開示の実施形態にかかる通信システムの構成を示す図である。
図3は本開示の実施形態にかかる送信回路の構成を示す図である。
図4は送信回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。
図5は第1変形例にかかる送信回路の構成を示す図である。
図6は第2変形例にかかる送信回路の構成を示す図である。
図7は第2変形例にかかる送信回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。
図8は第3変形例にかかる送信回路の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。なお、同一の機能や構成には、同一又は類似の符号を付して、その説明を適宜省略する。
【0010】
[実施形態]
(表示装置)
図1は本開示の実施形態にかかる表示装置の構成を示す図である。表示装置100は、自動車などに搭載される車両用表示装置と解釈してよい。表示装置100は、表示パネル10、タイミングコントローラ11、ドライバIC(Integrated Circuit)12、及びゲートドライバ13を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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