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公開番号
2025064359
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023174049
出願日
2023-10-06
発明の名称
半導体装置
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
G01R
31/28 20060101AFI20250410BHJP(測定;試験)
要約
【課題】端子数を削減しつつ故障診断のためのテストを行うことができる。
【解決手段】半導体装置(10)は、ロジック回路(1)と、入力信号(STIN)が入力可能に構成される第1端子(T11)と、前記ロジック回路から出力される出力信号に基づくデータ出力信号(SCANOUT)が出力可能に構成される第2端子(T13)と、前記入力信号を少なくとも前記ロジック回路に入力させるデータ入力信号(SCANIN)、クロック信号(CLK)、イネーブル信号(SCANEN)に変換するように構成される変換回路(2)と、を備え、前記イネーブル信号は、前記ロジック回路において構成されるシフトレジスタのシフト動作を行うモードと、前記シフト動作により取り込まれたデータをロジック部に入力させた出力結果を保持するラッチ動作と、を切り替えるための信号である。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ロジック回路と、
入力信号が入力可能に構成される第1端子と、
前記ロジック回路から出力される出力信号に基づくデータ出力信号が出力可能に構成される第2端子と、
前記入力信号を少なくとも前記ロジック回路に入力させるデータ入力信号、クロック信号、イネーブル信号に変換するように構成される変換回路と、
を備え、
前記イネーブル信号は、前記ロジック回路において構成されるシフトレジスタのシフト動作を行うモードと、前記シフト動作により取り込まれたデータをロジック部に入力させた出力結果を保持するラッチ動作と、を切り替えるための信号である、半導体装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記変換回路は、前記入力信号を前記ロジック回路に入力させるリセット信号に変換する、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
テストモード信号が入力可能に構成される第3端子をさらに備え、
前記変換回路は、前記テストモード信号が所定レベルに切り替わった場合、前記入力信号によって特定のデータが入力された場合に、スキャンテストモードを示すスキャンモード信号を前記ロジック回路に出力する、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
テストモード信号が入力可能に構成される第3端子をさらに備え、
前記変換回路は、前記テストモード信号を直接、スキャンモード信号として前記前記ロジック回路に出力する、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第1端子に接続され、電圧信号としての前記入力信号が入力されるように構成されるバッファと、
前記データ出力信号に基づく信号が制御端に入力されるスイッチトランジスタと、
を備え、
前記スイッチトランジスタのオンオフに応じて前記第1端子に流れる電流信号がオンオフされる、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第1端子および前記変換回路がそれぞれ複数設けられ、
前記変換回路のそれぞれに対応して前記ロジック回路において複数の回路が設けられ、
前記複数の回路にそれぞれ、前記データ入力信号、前記クロック信号、および前記イネーブル信号が入力され、
前記複数の回路のそれぞれから出力される出力信号に基づいて前記データ出力信号を生成するように構成される論理回路を備える、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項7】
1つの前記変換回路に対応して前記ロジック回路において第1回路が設けられ、
前記第1回路に前記データ入力信号、前記クロック信号、および前記イネーブル信号が入力され、
前記ロジック回路において、第2回路が少なくとも1つ設けられ、
前記第2回路に前記クロック信号および前記イネーブル信号が入力され、
前記第2回路に対応して、第2入力信号に基づいて第2データ入力信号を生成するように構成されるデータ入力信号生成部が設けられ、
前記第1回路および前記第2回路のそれぞれから出力される出力信号に基づいて前記データ出力信号を生成するように構成される論理回路を備える、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記変換回路は、前記入力信号がローレベルに立ち下がったときに前記クロック信号をハイレベルに立ち上げ、その後、第1遅延時間だけ遅延したタイミングで前記クロックをローレベルに立ち下げるように構成される第1遅延部を有する、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記変換回路は、前記クロック信号がローレベルに立ち下がったときに前記入力信号を取り込んで前記データ入力信号を出力するように構成される第1フリップフロップを有する、請求項8に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記変換回路は、
前記第1遅延部の出力が入力されるように構成される第2遅延部と、
前記第2遅延部の出力が入力されるクロック端子と、前記入力信号が入力されるD端子と、を含み、リセット信号を前記ロジック回路に出力するように構成される第2フリップフロップと、
を有する、請求項8に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ロジック回路の故障有無を判定するためにスキャンテストを行う半導体集積回路が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-165780号公報
【0004】
[概要]
上記のようなスキャンテストを行う半導体装置では、端子数(ピン数)を削減することが要望される。
【0005】
上記状況に鑑み、本開示は、端子数を削減しつつ故障診断のためのテストを行うことができる半導体装置を提供することを目的とする。
【0006】
本開示の一態様に係る半導体装置は、
ロジック回路と、
入力信号が入力可能に構成される第1端子と、
前記ロジック回路から出力される出力信号に基づくデータ出力信号が出力可能に構成される第2端子と、
前記入力信号を少なくとも前記ロジック回路に入力させるデータ入力信号、クロック信号、イネーブル信号に変換するように構成される変換回路と、
を備え、
前記イネーブル信号は、前記ロジック回路において構成されるシフトレジスタのシフト動作を行うモードと、前記シフト動作により取り込まれたデータをロジック部に入力させた出力結果を保持するラッチ動作と、を切り替えるための信号である構成としている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、比較例に係る半導体装置の構成を示す図である。
図2は、ロジック回路の構成例を示す図である。
図3は、本開示の実施形態に係る半導体装置の構成を示す図である。
図4は、変換回路における入力信号STINをデータ入力信号SCANIN、リセット信号RSB、およびクロック信号CLKに変換するための回路構成例を示す図である。
図5は、遅延回路の構成を示す図である。
図6Aは、データ“0”のデータ入力信号SCANINを生成する場合の波形例を示す図である。
図6Bは、データ“1”のデータ入力信号SCANINを生成する場合の波形例を示す図である。
図6Cは、リセットする場合の波形例を示す図である。
図7は、変換回路における入力信号STINをスキャンイネーブル信号SCANENに変換するための回路構成例を示す図である。
図8は、スキャンイネーブル信号を生成する動作例を示す図である。
図9は、本開示の実施形態に係る半導体装置におけるスキャンテストの例を示すタイミングチャートである。
図10は、入出力の共通化の構成例を示す図である。
図11は、電圧信号STIN(V)と電流信号STIN(I)を含めた波形例を示すタイミングチャートである。
図12は、本開示の第1変形例に係る半導体装置の構成例を示す図である。
図13は、本開示の第2変形例に係る半導体装置の構成例を示す図である。
【0008】
[詳細な説明]
以下、本開示の例示的な実施形態について、図面を参照して説明する。
【0009】
<比較例>
ここで、本開示の実施形態について説明する前に、対比のための比較例について述べる。図1は、比較例に係る半導体装置100の構成を示す図である。半導体装置100は、ロジック回路1を集積化して備える。半導体装置100は、外部との電気的接続を確立するための外部端子として、端子T1~T6を備える。
【0010】
端子T1には、リセット信号RSBが入力可能である。端子T2には、クロック信号CLKが入力可能である。端子T3には、スキャンイネーブル信号SCANENが入力可能である。端子T4には、データ入力信号SCANINが入力可能である。端子T5には、スキャンモード信号SCANMODEが入力可能である。端子T6からは、データ出力信号SCANOUTが出力可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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