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公開番号
2025012538
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115433
出願日
2023-07-13
発明の名称
屈曲肘部伸長矯正装置
出願人
アドバンフィット株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A61H
1/02 20060101AFI20250117BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】装着が簡便で装着後の腕のわずかな屈曲運動に順応しやすく軽量でリハビリに身体的な負荷を無用にかけることなく使用できる腕の屈曲肘部伸長矯正装置を提供せんとする。
【解決手段】腕体の上腕部と前腕部の各外側面の略半身をそれぞれ被覆する上腕部ユニットと前腕部ユニットとを枢支連結し、枢支連結部はラチェット機構を介して枢支連結部を通常一方向にのみ回動すべく構成した屈曲肘部伸長矯正装置において、上腕部ユニットは、上腕部を被覆する上腕部プロテクターと、肘上部を被覆する肘上部プロテクターと、上腕部プロテクターと肘上部プロテクターとの間に架張する可撓性ロッドと、からなり、前腕部ユニットは、肘下部を被覆する肘下部プロテクターと、前腕部を被覆する前腕部プロテクターと、肘下部プロテクターと前腕部プロテクターとの間に架張する可撓性ロッドと、から構成したことにより課題を解決した。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
腕体の上腕部と前腕部の各外側面の略半身をそれぞれ被覆する上腕部ユニットと前腕部ユニットとを枢支連結し、枢支連結部はラチェット機構を介して枢支連結部を通常一方向にのみ回動すべく構成した屈曲肘部伸長矯正装置において、
前記上腕部ユニットは、
上腕部を被覆する上腕部プロテクターと、
肘上部を被覆する肘上部プロテクターと、
前記上腕部プロテクターと前記肘上部プロテクターとの間に架張する可撓性ロッドと、からなり、
前記前腕部ユニットは、
肘下部を被覆する肘下部プロテクターと、
前腕部を被覆する前腕部プロテクターと、
前記肘下部プロテクターと前記前腕部プロテクターとの間に架張する可撓性ロッドと、から構成したことを特徴とする屈曲肘部伸長矯正装置。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記腕部ユニットと前記前腕部ユニットとを枢支連結する前記枢支連結部の前記ラチェット機構は、前記肘上部プロテクターと前記肘下部プロテクターとにそれぞれ一体に形成された嵌入部を介して固定されることを特徴とする請求項1に記載の屈曲肘部伸長矯正装置。
【請求項3】
前記前腕部プロテクターの先端には、手指伸長装置を連結自在とし、前記手指伸長装置は手掌面と手背面とを挟圧する手掌プロテクター及び手背プロテクターより構成し、前記手背プロテクターの裏面に牽引コードを設け、前記牽引コードの基端を前記前腕プロテクターに取り付け可能としたコード巻取機構に連結し、前記コード巻取機構の巻き取り動作により前記牽引コードを巻き取ることで手の甲側を牽引して反り姿勢方向へ付勢自在としたことを特徴とする請求項1及び請求項2に記載の屈曲肘部伸長矯正装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、この発明は、脳卒中などにより上肢に屈伸障害が生起した場合、特に腕の肘部が屈曲したままで伸長できない症状が発症した場合に肘伸張リハビリに用いられる腕の屈曲肘部伸長矯正装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、脳卒中などにより身体の各部所に障害が発症し患者の意のままに動作することが不可能となることは脳卒中などの典型的な症状として日常経験するところである。特に上肢に関しては腕の肘部において屈伸障害が生起する。すなわち、腕の肘部が屈曲したままで伸長できない固まり症状が発症する。
【0003】
かかる症状の治療として肘伸長のリハビリ(屈曲した肘部を装具装着により伸展位状態へする治療)が行われるが、リハビリに用いる腕の肘伸長のための道具(装置)としては肘部分で繋がる上腕カバー体と前腕カバー体とより構成し各カバー体は上腕と前腕の表側と裏側とにそれぞれ装着可能な断面略U字状の硬質プラスチックからなる。そして、上腕カバー体と前腕カバー体とは肘部に該当する枢支部分にはラチェトギアを介して一方向、すなわち、上腕カバー体と前腕カバー体とが伸長する方向には回動するが反対方向の屈曲方向には回動しない作動規制をしているものが一般的に知られている。
【0004】
かかる肘部における一方向回転動作規制により肘部での腕の伸長リハビリを行う構造としている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、上記の従来のリハビリ用の器具は上腕カバー体の表側と裏側及び前腕カバー体の表側と裏側の各部材は連結ベルトで表側と裏側を結束するように構成されているので腕の装着構造が全体的に固定的でありいわゆる遊びが全くなく上腕や前腕のわずかな屈伸運動も行えずリハビリにゆとりを生起することができない虞があった。
【0006】
この発明では、装着が簡便で装着後の腕のわずかな屈伸運動に順応しやすく軽量でリハビリに身体的な負荷を無用にかけることなく使用できる腕の屈曲肘部伸長矯正装置を提供せんとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記従来の課題を解決するために、腕体の上腕部と前腕部の各外側面の略半身をそれぞれ被覆する上腕部ユニットと前腕部ユニットとを枢支連結し、枢支連結部はラチェット機構を介して枢支連結部を通常一方向にのみ回動すべく構成した屈曲肘部伸長矯正装置において、上腕部ユニットは、上腕部を被覆する上腕部プロテクターと、肘上部を被覆する肘上部プロテクターと、上腕部プロテクターと肘上部プロテクターとの間に架張する可撓性ロッドと、からなり、前腕部ユニットは、肘下部を被覆する肘下部プロテクターと、前腕部を被覆する前腕部プロテクターと、肘下部プロテクターと前腕部プロテクターとの間に架張する可撓性ロッドと、から構成したことを特徴とする。
【0008】
また、上腕部ユニットと前腕部ユニットとを枢支連結する枢支連結部のラチェット機構は、肘上部プロテクターと肘下部プロテクターとにそれぞれ一体に形成された嵌入部を介して固定されることにも特徴を有する。
【0009】
また、前腕部プロテクターの先端には、手指伸長装置を連結自在とし、手指伸長装置は手掌面と手背面とを挟圧する手掌プロテクター及び手背プロテクターより構成し、手背プロテクターの裏面に牽引コードを設け、牽引コードの基端を前腕プロテクターに取り付け可能としたコード巻取機構に連結し、コード巻取機構の巻き取り動作により牽引コードを巻き取ることで手の甲側を牽引して反り姿勢方向へ付勢自在としたことにも特徴を有する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、腕体の上腕部と前腕部の各外側面の略半身をそれぞれ被覆する上腕部ユニットと前腕部ユニットとを枢支連結し、枢支連結部はラチェット機構を介して枢支連結部を通常一方向にのみ回動すべく構成した屈曲肘部伸長矯正装置において、上腕部ユニットは、上腕部を被覆する上腕部プロテクターと、肘上部を被覆する肘上部プロテクターと、上腕部プロテクターと肘上部プロテクターとの間に架張する可撓性ロッドと、からなり、前腕部ユニットは、肘下部を被覆する肘下部プロテクターと、前腕部を被覆する前腕部プロテクターと、肘下部プロテクターと前腕部プロテクターとの間に架張する可撓性ロッドと、から構成したことにより肘屈曲筋(上腕二頭筋、上腕筋及び腕橈骨筋)の痙性による力、すなわち、肘部が屈曲に戻ろうと突っ張る力を可撓性ロッドが撓むことで吸収し、患者の負担を最小限に屈曲した肘部を伸ばすリハビリ治療を行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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