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公開番号
2025012337
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115101
出願日
2023-07-13
発明の名称
放射線画像撮影装置
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
A61B
6/42 20240101AFI20250117BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】異なる複数の消費電力モードを切り替えて動作可能な読出し回路を備える放射線画像撮影装置において、高消費電力モードを安全に使用できるようにする。
【解決手段】
FPDの制御部は、熱抑制手段に接触している場合は、第2の消費電力モードによる撮影を可能とする。熱抑制手段に接触していない場合、制御部は、第2の消費電力モードによる撮影を禁止するか、または、第2の消費電力モードによる撮影終了後、第2の消費電力モードによる読出し回路の駆動を停止する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
放射線を検出する放射線検出手段と、
前記放射線検出手段から画像信号を読み出す読出し回路を、第1の消費電力モードまたは前記第1の消費電力モードより消費電力の大きい第2の消費電力モードで駆動することにより放射線画像の撮影を制御する制御手段と、
前記放射線検出手段と前記制御手段を収納する筐体と、
を備える放射線画像撮影装置であって、
前記制御手段は、
前記放射線画像撮影装置が、前記筐体の表面温度の上昇を抑制する熱抑制手段に接触している場合は、前記第2の消費電力モードによる撮影を可能とし、
前記放射線画像撮影装置が前記熱抑制手段に接触していない場合は、前記第2の消費電力モードによる撮影を禁止するか、または、前記第2の消費電力モードによる撮影終了後、前記第2の消費電力モードによる前記読出し回路の駆動を停止することを特徴とする放射線画像撮影装置。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記放射線画像撮影装置は、同一のフレームレートで動画撮影を行う、第1の動画撮影モードと第2の動画撮影モードとを備え、
前記制御手段は、
前記第1の動画撮影モード時に前記第1の消費電力モードで前記読出し回路を駆動し、前記第2の動画撮影モード時に前記第2の消費電力モードで前記読出し回路を駆動する、
ことを特徴とする請求項1に記載の放射線画像撮影装置。
【請求項3】
前記第1の動画撮影モードはシリアル撮影モードであり、前記第2の動画撮影モードは透視モードである、
ことを特徴とする請求項2に記載の放射線画像撮影装置。
【請求項4】
前記熱抑制手段は、空冷機構、水冷機構、蓄熱材、伝熱材の少なくともいずれかである、
ことを特徴とする請求項1に記載の放射線画像撮影装置。
【請求項5】
前記筐体の温度を検知する温度検知部と、
前記温度検知部により所定以上の温度が検知された場合にその旨を通知する通知手段と、
を更に備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の放射線画像撮影装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、放射線画像撮影装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、FPD(Flat Panel detector)などの放射線画像撮影装置の読出し回路(ROIC)には、異なる複数の消費電力モードを切り替えて動作可能なものがある。このような放射線画像撮影装置では、読出し回路が高消費電力のモードで動作するほど、スルーレートが高く、同一フレームレートでも低ノイズの画像を生成することができる。
【0003】
しかし、読出し回路が高消費電力のモードで動作している場合、発熱が大きいため、技師などが高温となった状態の放射線画像撮影装置に直接触れてけがをする可能性がある。例えば、放射線画像撮影装置を撮影台から取り出す際に、やけどをしたり、放射線画像撮影装置を落として骨折したりすることが考えられる。
【0004】
ここで、特許文献1には、放射線検出センサが冷却機構に接触している場合には動画撮影の制御を行い、放射線検出センサが冷却機構に接触していない場合は放射線検出センサの撮影フレームレートを制限するための処理を実行することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-176563号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1に記載の放射線検出センサは、異なる複数の消費電力モードを切り替えて動作可能な読出し回路を有するものではない。
異なる複数の消費電力モードを切り替え可能な読出し回路の消費電力は、フレームレートに依存するものではなく、読出し回路に設定された消費電力モードに依存する。そのため、放射線検出センサが冷却機構に接していない場合、フレームレートを制限しても、読出し回路を高消費電力モードで駆動させている場合は高温になってしまい、安全に使用できない。
【0007】
本発明の課題は、異なる複数の消費電力モードを切り替えて動作可能な読出し回路を備える放射線画像撮影装置において、高消費電力モードを安全に使用できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明の放射線画像撮影装置は、
放射線を検出する放射線検出手段と、
前記放射線検出手段から画像信号を読み出す読出し回路を、第1の消費電力モードまたは前記第1の消費電力モードより消費電力の大きい第2の消費電力モードで駆動することにより放射線画像の撮影を制御する制御手段と、
前記放射線検出手段と前記制御手段を収納する筐体と、
を備える放射線画像撮影装置であって、
前記制御手段は、
前記放射線画像撮影装置が、前記筐体の表面温度の上昇を抑制する熱抑制手段に接触している場合は、前記第2の消費電力モードによる撮影を可能とし、
前記放射線画像撮影装置が前記熱抑制手段に接触していない場合は、前記第2の消費電力モードによる撮影を禁止するか、または、前記第2の消費電力モードによる撮影終了後、前記第2の消費電力モードによる前記読出し回路の駆動を停止することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、異なる複数の消費電力モードを切り替えて動作可能な読出し回路を備える放射線画像撮影装置において、高消費電力モードを安全に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
放射線画像撮影装置の外観構成例を示す図である。
放射線画像撮影装置の機能的構成を示すブロック図である。
図2の制御部により実行される読出し回路制御処理Aの流れを示すフローチャートである。
図2の制御部により実行される読出し回路制御処理Bの流れを示すフローチャートである。撮影画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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