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公開番号
2025012334
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115095
出願日
2023-07-13
発明の名称
飲料、飲料の製造方法、及び、飲料の香味向上方法
出願人
サッポロビール株式会社
代理人
弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類
A23L
2/00 20060101AFI20250117BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】マイルドな塩味と華やかなフルーティさとが増強された飲料、飲料の製造方法、及び、飲料の香味向上方法を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明に係る飲料は、ナトリウムの含有量が10mg/100mL以上である飲料であって、グルタミン酸の含有量が0.1ppm以上であり、ベンズアルデヒドの含有量が0.01ppm以上である。本発明に係る飲料の製造方法は、ナトリウムの含有量を10mg/100mL以上とし、グルタミン酸の含有量を0.1ppm以上とし、ベンズアルデヒドの含有量を0.01ppm以上とする工程を含む。本発明に係る飲料の香味向上方法は、マイルドな塩味と華やかなフルーティさとを増強する飲料の香味向上方法であって、ナトリウムの含有量を10mg/100mL以上とし、グルタミン酸の含有量を0.1ppm以上とし、ベンズアルデヒドの含有量を0.01ppm以上とする工程を含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ナトリウムの含有量が10mg/100mL以上である飲料であって、
グルタミン酸の含有量が0.1ppm以上であり、
ベンズアルデヒドの含有量が0.01ppm以上である飲料。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記グルタミン酸の含有量が30.0ppm以上である請求項1に記載の飲料。
【請求項3】
前記ベンズアルデヒドの含有量が0.1~10.0ppmである請求項1又は請求項2に記載の飲料。
【請求項4】
アルコール度数が1~10v/v%である請求項1又は請求項2に記載の飲料。
【請求項5】
酸度が0.1~0.9g/100mLである請求項1又は請求項2に記載の飲料。
【請求項6】
エキス分が2.0w/v%以上である請求項1又は請求項2に記載の飲料。
【請求項7】
梅風味飲料である請求項1又は請求項2に記載の飲料。
【請求項8】
ナトリウムの含有量を10mg/100mL以上とし、グルタミン酸の含有量を0.1ppm以上とし、ベンズアルデヒドの含有量を0.01ppm以上とする工程を含む飲料の製造方法。
【請求項9】
マイルドな塩味と華やかなフルーティさとを増強する飲料の香味向上方法であって、
ナトリウムの含有量を10mg/100mL以上とし、グルタミン酸の含有量を0.1ppm以上とし、ベンズアルデヒドの含有量を0.01ppm以上とする工程を含む飲料の香味向上方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料、飲料の製造方法、及び、飲料の香味向上方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
これまでにも、飲料については、消費者の多様な嗜好に適するように、香味に着目した様々な発明が創出されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、その含有量が10~1000ppmである酢酸と、その含有量が1~150ppbであるチモールを含有する、炭酸飲料が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7017663号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に係る発明は、酢酸を含有する飲料に関する発明であって、飲料にチモールを含有させることで、おいしさを維持するとともに酢酸由来の刺激を低減させる発明である。
【0006】
一方、本発明者は、他の飲料との香味上の差別化を図るために、特徴的な香味特性を付与したいと考えた。
具体的には、本発明者は、香味のアクセントとなる「マイルドな塩味」と「華やかなフルーティさ」(日本酒様のフルーティさ)とを増強させた、これまでにないような香味特性の飲料を創出したいと考えた。
【0007】
そこで、本発明は、マイルドな塩味と華やかなフルーティさとが増強された飲料、飲料の製造方法、及び、飲料の香味向上方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題は、以下の手段により解決することができる。
(1)ナトリウムの含有量が10mg/100mL以上である飲料であって、グルタミン酸の含有量が0.1ppm以上であり、ベンズアルデヒドの含有量が0.01ppm以上である飲料。
(2)前記グルタミン酸の含有量が30.0ppm以上である前記1に記載の飲料。
(3)前記ベンズアルデヒドの含有量が0.1~10.0ppmである前記1又は前記2に記載の飲料。
(4)アルコール度数が1~10v/v%である前記1から前記3のいずれか1つに記載の飲料。
(5)酸度が0.1~0.9g/100mLである前記1から前記4のいずれか1つに記載の飲料。
(6)エキス分が2.0w/v%以上である前記1から前記5のいずれか1つに記載の飲料。
(7)梅風味飲料である前記1から前記6のいずれか1つに記載の飲料。
(8)ナトリウムの含有量を10mg/100mL以上とし、グルタミン酸の含有量を0.1ppm以上とし、ベンズアルデヒドの含有量を0.01ppm以上とする工程を含む飲料の製造方法。
(9)マイルドな塩味と華やかなフルーティさとを増強する飲料の香味向上方法であって、ナトリウムの含有量を10mg/100mL以上とし、グルタミン酸の含有量を0.1ppm以上とし、ベンズアルデヒドの含有量を0.01ppm以上とする工程を含む飲料の香味向上方法。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る飲料は、マイルドな塩味と華やかなフルーティさとが増強している。
本発明に係る飲料の製造方法は、マイルドな塩味と華やかなフルーティさとが増強している飲料を製造することができる。
本発明に係る飲料の香味向上方法は、飲料のマイルドな塩味と華やかなフルーティさとを増強することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る飲料、飲料の製造方法、及び、飲料の香味向上方法を実施するための形態(本実施形態)について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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