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公開番号2025012329
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115088
出願日2023-07-13
発明の名称燃料電池スタック
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人平木国際特許事務所
主分類H01M 8/2465 20160101AFI20250117BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ユーザごとに異なる搭載要求に対応できる燃料電池スタックを提供する。
【解決手段】燃料電池スタック1は、複数の燃料電池セルを積層したセル積層体3と、セル積層体3を収容するケース2とを備える。セル積層体3は、正極端子31と、負極端子32と、正極バスバー33と、負極バスバー34とを有する。正極バスバー33及び負極バスバー34は、一端部が正極端子31又は負極端子32に接続され、他端部が互いに隣接するようにアッパーカバー22と第1側壁23とからなる角部の中央位置に引き出される。ケース2は、上記角部の中央位置におけるアッパーカバー22に上面開口部26を有し、上記角部の中央位置における第1側壁23に側面開口部25を有する。正極バスバー33及び負極バスバー34は、上面開口部26及び側面開口部25を介してケース外部とそれぞれ接続可能とされる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の燃料電池セルを積層したセル積層体と、前記セル積層体を収容するケースと、を備える燃料電池スタックであって、
前記セル積層体は、正極端子と、負極端子と、正極バスバーと、負極バスバーと、を有し、
前記正極バスバー及び前記負極バスバーは、一端部が前記正極端子又は前記負極端子に接続されており、他端部が互いに隣接するように前記ケースの天板と側壁とからなる角部の中央位置に引き出されており、
前記ケースは、前記角部の中央位置における前記天板に第1開口部を有し、前記角部の中央位置における前記側壁に第2開口部を有し、
前記正極バスバー及び前記負極バスバーは、前記第1開口部及び前記第2開口部を介して前記ケースの外部とそれぞれ接続可能とされることを特徴とする燃料電池スタック。
続きを表示(約 100 文字)【請求項2】
前記正極バスバー及び前記負極バスバーのそれぞれの他端部に固定され、前記セル積層体の角部に対向して前記セル積層体の変位を規制する規制部を備える請求項1に記載の燃料電池スタック。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、燃料電池スタックに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、このような技術分野として、例えば特許文献1に記載されるものがある。特許文献1に記載の燃料電池スタックは、複数の燃料電池セルを積層したセル積層体と、セル積層体の一端に位置する第1電極ターミナルと、セル積層体の他端に位置する第2電極ターミナルと、第1電極ターミナルと同じ側の端に位置する第1接続端子及び第2接続端子と、第2電極ターミナルと第2接続端子とを導通する導電部材とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-277380号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
燃料電池スタックを販売する場合において、ユーザによって異なる搭載要求が求められている。例えば、ユーザ側の接続先ユニットを燃料電池スタックの上方に搭載する要求もあれば、燃料電池スタックの側方(例えば、左側又は右側)に搭載する要求もある。しかし、上述の燃料電池スタックは、このような搭載要求に対応し切れない問題がある。
【0005】
本発明は、このような技術課題を解決するためになされたものであって、ユーザごとに異なる搭載要求に対応できる燃料電池スタックを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る燃料電池スタックは、複数の燃料電池セルを積層したセル積層体と、前記セル積層体を収容するケースと、を備える燃料電池スタックであって、前記セル積層体は、正極端子と、負極端子と、正極バスバーと、負極バスバーと、を有し、前記正極バスバー及び前記負極バスバーは、一端部が前記正極端子又は前記負極端子に接続されており、他端部が互いに隣接するように前記ケースの天板と側壁とからなる角部の中央位置に引き出されており、前記ケースは、前記角部の中央位置における前記天板に第1開口部を有し、前記角部の中央位置における前記側壁に第2開口部を有し、前記正極バスバー及び前記負極バスバーは、前記第1開口部及び前記第2開口部を介して前記ケースの外部とそれぞれ接続可能とされることを特徴とする。
【0007】
本発明に係る燃料電池スタックでは、角部の中央位置における天板に第1開口部、角部の中央位置における側壁に第2開口部がそれぞれ設けられるので、これらの開口部を介してケースの外部から正極バスバー及び負極バスバーにそれぞれ接続することが可能になる。従って、燃料電池スタックの上方又は/及び側方からユーザ側の接続先ユニットを搭載することができるので、ユーザごとに異なる搭載要求に対応することができる。
【0008】
本発明に係る燃料電池スタックにおいて、前記正極バスバー及び前記負極バスバーのそれぞれの他端部に固定され、前記セル積層体の角部に対向して前記セル積層体の変位を規制する規制部を備えることが好ましい。このようにすれば、正極バスバー及び負極バスバーの剛性を利用しセル積層体の変位を規制することができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ユーザごとに異なる搭載要求に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る燃料電池スタックの構造を示す斜視図である。
アッパーカバーを外した状態の燃料電池スタックを示す平面図である。
(a)は上面開口部から見た正極バスバー、負極バスバー及び端子台を示す平面図であり、(b)は側面開口部から見た正極バスバー、負極バスバー及び端子台を示す平面図である。
(a)は接続先ユニットの搭載パターン1を示す模式断面図あり、(b)は接続先ユニットの搭載パターン2を示す模式断面図である。
(a)は接続先ユニットの搭載パターン3を示す模式断面図あり、(b)は接続先ユニットの搭載パターン4を示す模式断面図である。
端子台とセル積層体の角部との位置関係を示す拡大模式断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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