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公開番号2025012237
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023114946
出願日2023-07-13
発明の名称電子部品ユニット
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H02G 3/16 20060101AFI20250117BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】熱干渉による電子部品の温度上昇を抑制することができる電子部品ユニットを提供することを目的とする。
【解決手段】電子部品ユニット1は、複数の電子部品10と、当該電子部品10を収容する筐体20とを備え、複数の電子部品10は、第1方向に沿って配置され、稼動時に通電期間が相対的に長い電子部品10である第1電子部品11と、稼動時に通電期間が相対的に短い電子部品10である第2電子部品12とが交互に配置されることを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
複数の電子部品と、
前記電子部品を収容する筐体とを備え、
前記複数の電子部品は、第１方向に沿って配置され、稼動時に通電期間が相対的に長い前記電子部品と、稼動時に通電期間が相対的に短い前記電子部品とが交互に配置されることを特徴とする、
電子部品ユニット。
続きを表示（約 130 文字）【請求項２】
前記複数の電子部品は、前記第１方向と交差する第２方向に沿って配置され、稼動時に通電期間が相対的に長い前記電子部品と、稼動時に通電期間が相対的に短い前記電子部品とが互い違いに配置される、
請求項１に記載の電子部品ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、電子部品ユニットに関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
例えば、特許文献１には、ジョイントボックスとリレーボックスが一体化された電気接続箱が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開平９－９３７５７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、上述の特許文献１に記載の電気接続箱に搭載されるリレーやヒューズ等の電子部品は、大電流が流れると発熱量が多くなる。また、発熱量が多い電子部品同士が近接して配置されていると、相互の熱干渉によって、電子部品の温度上昇値が高まる虞があり、その点で更なる改善の余地がある。
【０００５】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、熱干渉による電子部品の温度上昇を抑制することができる電子部品ユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記目的を達成するために、本発明に係る電子部品ユニットは、複数の電子部品と、前記電子部品を収容する筐体とを備え、前記複数の電子部品は、第１方向に沿って配置され、稼動時に通電期間が相対的に長い前記電子部品と、稼動時に通電期間が相対的に短い前記電子部品とが交互に配置されることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００７】
本発明に係る電子部品ユニットは、熱干渉による電子部品の温度上昇を抑制することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係る電子部品ユニットの概略構成を表す分解斜視図である。
図２は、実施例に係る電子部品ユニットの評価結果を示す図である。
図３は、比較例１に係る電子部品ユニットの評価結果を示す図である。
図４は、比較例２に係る電子部品ユニットの評価結果を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【００１０】
［実施形態］
図１に示す電子部品ユニット１は、自動車等の車両に配索されるワイヤハーネスに組み込まれるものである。また、ワイヤハーネスは、例えば、車両に搭載される各装置間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる複数の配索材を束にして集合部品とし、コネクタ等で当該複数の配索材を各装置に接続するようにしたものである。
（【００１１】以降は省略されています）

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