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公開番号
2024176944
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023095840
出願日
2023-06-09
発明の名称
筐体及びカバー
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
H01M
50/271 20210101AFI20241212BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】カバーの閉動作が容易となり、カバーが外れるのを抑制できる筐体及びカバーを提供する。
【解決手段】ヒューズカバー4が、バッテリ2に取り付けたヒューズユニット3を覆う。ヒューズカバー4は、バッテリ2を覆うカバー本体421及びカバー本体421からバッテリ2に向かって立設し、先端面がバッテリ2と接触する保護壁422、を有する。保護壁422が、可塑性の発砲体から構成される。保護壁422には、中空部422Aが設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体本体と、
前記筐体本体を覆うカバー本体、及び、前記カバー本体から前記筐体本体に向かって立設し、先端面が前記筐体本体と接触する保護壁、を有するカバーと、を備え、
前記保護壁が、弾性部材から構成された
筐体であって、
前記保護壁には、中空部が設けられている、
筐体。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の筐体において、
前記中空部は、前記保護壁の立設方向に貫通して設けられ、前記保護壁の幅方向に沿って複数並べて設けられた、
筐体。
【請求項3】
請求項1に記載の筐体において、
前記筐体本体は、バッテリであり、前記筐体本体から前記バッテリの電極が突設され、
前記電極に取り付けられるヒューズユニットをさらに備え、
前記カバーは、前記ヒューズユニットを覆う、
筐体。
【請求項4】
筐体本体を覆うカバー本体と、
前記カバー本体から前記筐体本体に向かって立設し、先端面が前記筐体本体と接触する保護壁と、を備え、
前記保護壁が、弾性部材から構成された、
カバーであって、
前記保護壁には、中空部が設けられている、
カバー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、筐体及びカバー、に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
筐体に設けられたカバーとしては、筐体本体を覆うカバー本体と、カバー本体から立設する保護壁と、を備え、保護壁の先端面が筐体本体と接触しているものがある。また、この保護壁を発砲体で構成するものも提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-7688号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のカバーは、筐体本体に取り付ける際に発砲体から構成される保護壁が圧縮され、保護壁からの反発力(復元力)が発生する。その反発力によって、カバーの閉作業に力を要し、閉作業を容易に行うことができない。また、カバーを閉じた後では、反発力が恒常的に作用するため、カバーが外れやすくなる、という課題があった。
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、カバーの閉動作が容易となり、カバーが外れるのを抑制できる筐体及びカバーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するために、本発明に係る筐体は、下記を特徴としている。
筐体本体と、
前記筐体本体を覆うカバー本体、及び、前記カバー本体から前記筐体本体に向かって立設し、先端面が前記筐体本体と接触する保護壁、を有するカバーと、を備え、
前記保護壁が、弾性部材から構成された
筐体であって、
前記保護壁には、中空部が設けられている、
筐体であること。
【0007】
また、前述した目的を達成するために、本発明に係るカバーは、下記を特徴としている。
筐体本体を覆うカバー本体と、
前記カバー本体から前記筐体本体に向かって立設し、先端面が前記筐体本体と接触する保護壁と、を備え、
前記保護壁が、弾性部材から構成された、
カバーであって、
前記保護壁には、中空部が設けられている、
カバーであること。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る筐体及びカバーによれば、カバーの取付動作が容易となり、カバー取付後にカバーが外れるのを抑制できるとの効果を奏する。
【0009】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の筐体としてのバッテリユニットの一実施形態を示す斜視図である。
図2は、図1に示すバッテリユニットの分解斜視図である。
図3は、図1に示すバッテリユニットを構成するヒューズカバーの斜視図である。
図4は、図3に示すヒューズカバーを構成する保護壁の斜視図である。
図5は、図3に示す保護壁の上面図である。
図6は、図1の部分前面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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