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公開番号
2025012132
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114723
出願日
2023-07-12
発明の名称
光学部品、車両用灯具及び光学部品の製造方法
出願人
株式会社小糸製作所
代理人
弁理士法人シリウスIP
,
個人
主分類
F21S
41/37 20180101AFI20250117BHJP(照明)
要約
【課題】軽量化が図られた新たな光学部品を提供する。
【解決手段】リフレクタ16は、樹脂材料で構成されている第1のリフレクタ17と、金属材料で構成されており、第1のリフレクタ17に組み付けられるシェード18と、金属材料で構成されており、第1のリフレクタ17に組み付けられる第2のリフレクタ19と、を備える。第1のリフレクタ17は、光源から出射した光が通過する開口部17aが形成されている板状の本体部17bと、開口部17aの周囲に設けられているとともに、該開口部を通過する光の一部を車両前方へ反射する上部反射部17dと、を有する。本体部17bは、シェード18が第1の方向から組み付けられて固定される第1の固定部17eと、第2のリフレクタ19が、第1の方向と異なる第2の方向から組み付けられて固定される第2の固定部17fと、を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
樹脂材料で構成されている第1のリフレクタと、
金属材料で構成されており、前記第1のリフレクタに組み付けられるシェードと、
金属材料で構成されており、前記第1のリフレクタに組み付けられる第2のリフレクタと、備え、
前記第1のリフレクタは、
光源から出射した光が通過する開口部が形成されている板状の本体部と、
前記開口部の周囲に設けられているとともに、該開口部を通過する光の一部を車両前方へ反射する第1の反射部と、を有し、
前記シェードは、車両前方から見て前記開口部を横切るように設けられているとともに、該開口部を通過する光の一部を遮ることで配光パターンのカットラインを形成し、
前記第2のリフレクタは、前記開口部の一部を塞ぐように、前記シェードを挟んで前記第1の反射部の反対側に設けられているとともに、該開口部を通過する光の一部を車両前方へ反射する第2の反射部を有し、
前記本体部は、
前記シェードが第1の方向から組み付けられて固定される第1の固定部と、
前記第2のリフレクタが、前記第1の方向と異なる第2の方向から組み付けられて固定される第2の固定部と、を有することを特徴とする光学部品。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第1の固定部は、熱カシメされる一対のボスであり、
前記シェードは、前記一対のボスの一方が入り込むことで前記本体部に対して位置決めされる位置決め孔と、前記一方のボスの他方が入り込む長孔と、を有することを特徴とする請求項1に記載の光学部品。
【請求項3】
前記第2の固定部は、前記第1の固定部の車両上下方向の下方、かつ、前記開口部を挟んだ車幅方向の両側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光学部品。
【請求項4】
前記第2の固定部は、熱カシメされる一対のボスであり、
前記第2のリフレクタは、前記一対のボスの一方が入り込むことで前記本体部に対して位置決めされる位置決め孔と、前記一方のボスの他方が入り込む長孔と、を有することを特徴とする請求項3に記載の光学部品。
【請求項5】
前記シェードは、車両前後方向の後端が前記開口部の中まで延びた状態で前記第1の固定部に固定されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光学部品。
【請求項6】
前記第2のリフレクタは、車両前後方向の後端が前記開口部の中まで延びた状態で前記第2の固定部に固定されていることを特徴とする請求項5に記載の光学部品。
【請求項7】
複数の発光素子が配置されている光源と、
請求項1に記載の光学部品と、
前記光源から出射し、前記光学部品の前記開口部を通過した光を車両前方へ投影する投影レンズと、を備え、
前記光学部品は、前記第1のリフレクタと前記シェードの間を通過した光によって第1の用配光パターンを形成し、前記シェードと前記第2のリフレクタの間を通過した光によって第2の配光パターンを形成するように構成されていることを特徴とする車両用灯具。
【請求項8】
樹脂材料で構成されている第1のリフレクタと、金属材料で構成されており、前記第1のリフレクタに組み付けられるシェードと、金属材料で構成されており、前記第1のリフレクタに組み付けられる第2のリフレクタと、を備える光学部品の製造方法であって、
光源から出射した光が通過する開口部が形成されている板状の本体部と、前記開口部の周囲に設けられているとともに、該開口部を通過する光の一部を車両前方へ反射する第1の反射部と、を有する前記第1のリフレクタを準備する工程と、
車両前方から見て前記開口部を横切るように設けられているとともに、該開口部を通過する光の一部を遮ることで配光パターンのカットラインを形成する前記シェードを、前記本体部に設けられている第1の固定部に車両上下方向の下方から組み付ける第1の組み付け工程と、
前記開口部の一部を塞ぐように、前記シェードを挟んで前記第1の反射部の反対側に設けられているとともに、該開口部を通過する光の一部を車両前方へ反射する第2の反射部を有する第2のリフレクタを、前記本体部に設けられている第2の固定部に車両前後方向の前方から組み付ける第2の組み付け工程と、
を含む光学部品の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学部品に関し、例えば、車両用灯具に用いられる光学部品に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、水平線よりも上側で左右方向に分割された複数の個別照射領域をそれぞれ照射可能に構成された、複数個の半導体発光素子からなる発光素子アレイを備える車両用前照灯が知られている。例えば、ハイビーム用配光パターンを構成する個別照射領域をそれぞれ有する、個別点灯可能に構成された複数の発光素子が基板上に一列に搭載されてなる発光素子アレイと、発光素子アレイの前方に配置される投影レンズと、発光素子アレイの下方に配置されるリフレクタと、を備えた車両用前照灯が考案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第16/013447号パンフレット
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前述の車両用前照灯が備えるリフレクタは、全体が金属製の一部品であり、部品重量が増加するとともに材料費も高い傾向にある。一方、外部から太陽光が投影レンズを通じて入射し、灯具内で集光された場合、集光部は高温となるため、集光部となり得る部分には耐熱性が求められる。
【0005】
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その例示的な目的の一つは、配光や耐熱性といった所望の性能を満たしつつ軽量化が図られた新たな光学部品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の光学部品は、樹脂材料で構成されている第1のリフレクタと、金属材料で構成されており、第1のリフレクタに組み付けられるシェードと、金属材料で構成されており、第1のリフレクタに組み付けられる第2のリフレクタと、を備える。第1のリフレクタは、光源から出射した光が通過する開口部が形成されている板状の本体部と、開口部の周囲に設けられているとともに、該開口部を通過する光の一部を車両前方へ反射する第1の反射部と、を有する。シェードは、車両前方から見て開口部を横切るように設けられているとともに、該開口部を通過する光の一部を遮ることで配光パターンのカットラインを形成し、第2のリフレクタは、開口部の一部を塞ぐように、シェードを挟んで第1の反射部の反対側に設けられているとともに、該開口部を通過する光の一部を車両前方へ反射する第2の反射部を有する。本体部は、シェードが第1の方向から組み付けられて固定される第1の固定部と、第2のリフレクタが、第1の方向と異なる第2の方向から組み付けられて固定される第2の固定部と、を有する。
【0007】
この態様によると、第1のリフレクタを樹脂材料で構成することで全体が金属部材の場合と比較して光学部品を軽量化できる。一方で、シェードと第2のリフレクタを金属材料で構成することで耐熱性を向上できる。
【0008】
第1の固定部は、熱カシメされる一対のボスであり、シェードは、一対のボスの一方が入り込むことで本体部に対して位置決めされる位置決め孔と、一方のボスの他方が入り込む長孔と、を有してもよい。これにより、樹脂材料で構成されている第1のリフレクタと、金属材料で構成されているシェードとで熱膨張係数に差があっても、熱によって第1の固定部に組み付けられたシェードが変形しにくくなる。
【0009】
第2の固定部は、第1の固定部の車両上下方向の下方、かつ、開口部を挟んだ車幅方向の両側に設けられていてもよい。
【0010】
第2の固定部は、熱カシメされる一対のボスであり、第2のリフレクタは、一対のボスの一方が入り込むことで本体部に対して位置決めされる位置決め孔と、一方のボスの他方が入り込む長孔と、を有してもよい。これにより、樹脂材料で構成されている第1のリフレクタと、金属材料で構成されている第2のリフレクタとで熱膨張係数に差があっても、熱によって第2の固定部に組み付けられた第2のリフレクタが変形しにくくなる。
(【0011】以降は省略されています)
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