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公開番号2025011925
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023114348
出願日2023-07-12
発明の名称塵埃の掃除機能付き衣服立体乾燥機
出願人株式会社三幸社
代理人個人
主分類D06F 73/00 20060101AFI20250117BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】 フィルターの掃除にかかる手間暇を一掃し、衣服の乾燥仕上げを効率良くできるようにする。
【解決手段】 本発明の衣服立体乾燥機1は、フィルター5で捕集した塵埃4をフィルター5から取り除いて掃除する掃除機構6を備える。この掃除機構6を、フィルター5に毛先を擦接させたブラシ7aを内蔵すると共に、このブラシ7aで取り除いた塵埃4を集塵する集塵用部材7と、この集塵用部材7のブラシ7aとフィルター5とを摺動させる動作装置8と、集塵用部材7に接続して集塵用部材7内を経て塵埃4を吸引する吸引機9とで形成する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
洗濯物としての衣服をハンガーに吊した状態でトンネル状の通路を移送し、この衣服に熱風を吹き付け、この熱風による乾燥仕上げ時に衣服から生じる塵埃を捕集する面状のフィルターが熱風の循環路に設けられている衣服立体乾燥機であって、上記のフィルターで捕集された塵埃をフィルターから取り除いて掃除する掃除機構を備え、この掃除機構が、フィルターに毛先を擦接させたブラシを内蔵すると共に、このブラシで取り除かれた塵埃を集塵する集塵用部材と、この集塵用部材のブラシと上記のフィルターとを摺動させる動作装置と、上記の集塵用部材に接続されて集塵用部材内を経て塵埃を吸引する吸引機とで形成されていることを特徴とする塵埃の掃除機能付き衣服立体乾燥機。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
請求項1記載の衣服立体乾燥機であって、集塵用部材の前側に塵埃の吸い込み口が横長状に形成され、この吸い込み口の長手方向に沿ってブラシが毛先を吸い込み口から外側に突き出させて横長状に形成され、このブラシの上下にあたる集塵用部材内の箇所が塵埃の流入路に形成され、集塵用部材が乾燥機本体に吸い込み口を横向きにして固定され、フィルターが垂直状に設けられると共に、動作装置によって上下動自在に形成されていることを特徴とする塵埃の掃除機能付き衣服立体乾燥機。
【請求項3】
請求項1又は2記載の衣服立体乾燥機であって、掃除機構が、フィルターの目詰まりを検知すると、フィルターに捕集された塵埃の除去信号を動作装置に出力するコントローラを備えて形成されていることを特徴とする塵埃の掃除機能付き衣服立体乾燥機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、洗濯物としての衣服をハンガーに吊した状態でトンネル状の通路を移送して熱風で乾燥仕上げする衣服立体乾燥機に関し、更に詳しくは乾燥工程で衣服から生じる塵埃を掃除できるよう形成した塵埃の掃除機能付き衣服立体乾燥機に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、衣服立体乾燥機としては、例えば特許文献1に記載されているものが知られている。この従来機は、衣服をハンガーに掛け、このハンガーをチェーンコンベアに吊るした状態でトンネル状の通路に通し、ハンガーが通路を移動する間に蒸気を衣服に吹き付け、蒸気で蒸らした後、熱風を吹き付けて衣服を乾燥仕上げするよう形成されている。
【0003】
而して、この種の衣服立体乾燥機で衣服に熱風等を吹き付けると、吊るされた状態の衣服が前後に大きく波打つように揺れ動き、通路の内壁面にあたりながら、移送されるものである。
【0004】
従って、この種の乾燥機を使用すると、衣服から繊維質の塵埃が生じるのを避けられない。そのため、従来は、熱風の循環路に面状のフィルターを設け、このフィルターで塵埃を捕集し、定期的にフィルターを人手によって掃除していた。
【0005】
その結果、従来機を使用すると、フィルターの掃除に手間暇がかかり、その分、乾燥作業の効率が低下し、乾燥仕上げにコストがかかる、という問題点があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
実開平6-75395号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑み、提案されたものである。
従って、本発明の解決しようとする技術的課題は、衣服の立体乾燥仕上げ時にフィルターの掃除にかかる手間暇を一掃し、衣服の乾燥仕上げを効率良くできるよう形成した塵埃の掃除機能付き衣服立体乾燥機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記の課題を解決するため、次のような技術的手段を採る。
即ち、本発明は、図1等に示されるように、洗濯物としての衣服2をハンガー3に吊した状態でトンネル状の通路1aを移送し、この衣服2に熱風を吹き付け、この熱風による乾燥仕上げ時に衣服2から生じる塵埃4を捕集する面状のフィルター5が熱風の循環路に設けられている衣服立体乾燥機1であって、上記のフィルター5で捕集された塵埃4をフィルター5から取り除いて掃除する掃除機構6を備え、この掃除機構6が、フィルター5に毛先を擦接させたブラシ7aを内蔵すると共に、このブラシ7aで取り除かれた塵埃4を集塵する集塵用部材7と、この集塵用部材7のブラシ7aと上記のフィルター5とを摺動させる動作装置8と、上記の集塵用部材7に接続されて集塵用部材7内を経て塵埃4を吸引する吸引機9とで形成されていることを特徴とする。
【0009】
この場合、本発明は、集塵用部材7の前側に塵埃4の吸い込み口7bが横長状に形成され、この吸い込み口7bの長手方向に沿ってブラシ7aが毛先を吸い込み口7bから外側に突き出させて横長状に形成され、このブラシ7aの上下にあたる集塵用部材7内の箇所が塵埃4の流入路7cに形成され、集塵用部材7が乾燥機本体に吸い込み口7bを横向きにして固定され、フィルター5が垂直状に設けられると共に、動作装置8によって上下動自在に形成されているのが好ましい。
【0010】
なぜならこれによると、ブラシ7aや集塵用部材7の構造、ひいては掃除機構6をコンパクト化、省スペース化でき、効率良く集塵できるからである。またこの場合は、フィルター5を上下動する構造のため、集塵用部材7を上下動可能に形成する場合に比べ、集塵用部材7に接続される排気ダクト12等に支障を与えることがなく、その分、故障の発生率等を低減できるからである。
(【0011】以降は省略されています)

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