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公開番号
2025011559
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023113745
出願日
2023-07-11
発明の名称
自動列車運転装置
出願人
日本信号株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60L
15/40 20060101AFI20250117BHJP(車両一般)
要約
【課題】不用意・不必要な速度超過によってブレーキが作動することや列車の加速時間が長くなることを抑制することのできる自動列車運転装置を提供する。
【解決手段】自動列車運転装置1は、運転パターンを生成するパターン生成部15と前記運転パターンに従って列車Tを制御する走行制御部16とを有する。自動列車運転装置1の走行制御部16は、前記運転パターン上の対応速度と列車Tの現在速度との差に基づいて駆動装置7に加速指令を出力し、出力された加速指令に対応する加速度判定値と加減速度検出部12によって検出された列車Tの加速度との比較結果に応じて駆動装置7に対する前記加速指令の出力を停止するか、又は前記加速指令と異なる内容の加速指令を駆動装置7に出力する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
運転パターンに従って列車を制御する自動列車運転装置であって、
前記運転パターン上の対応速度と前記列車の現在速度との差に基づき加速指令を出力し、出力された加速指令に対応する加速度判定値と前記列車の加速度との比較結果に応じて前記加速指令の出力を停止し又は前記加速指令と異なる内容の加速指令を出力する、自動列車運転装置。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記運転パターン上の対応速度と前記列車の現在速度との差が所定値より大きい場合、前記列車の加速度を最大加速度とする最大加速指令を出力し、前記列車の加速度が前記最大加速指令に対応する加速度判定値より大きい場合、前記最大加速指令の出力を停止する、請求項1に記載の自動列車運転装置。
【請求項3】
前記運転パターン上の対応速度と前記列車の現在速度との差に応じた加速指令を出力し、前記列車の加速度が前記加速指令に対応する加速度判定値より大きい場合、前記加速指令よりも前記列車の加速度を小さくする加速指令を出力する、請求項1に記載の自動列車運転装置。
【請求項4】
前記運転パターン上の対応速度と前記列車の現在速度との差に応じた加速指令を出力し、前記列車の加速度が前記加速指令に対応する加速度判定値より小さい場合、前記加速指令よりも前記列車の加速度を大きくする加速指令を出力する、請求項1に記載の自動列車運転装置。
【請求項5】
前記列車の加速度が前記加速指令に対応する加速度判定値より大きい場合、前記列車が下り勾配を走行していると判定して前記加速指令の出力を停止する、請求項1に記載の自動列車運転装置。
【請求項6】
前記列車の加速度と前記加速指令に対応する加速度判定値との差が大きいほど早いタイミングで前記加速指令の出力を停止する、請求項5に記載の自動列車運転装置。
【請求項7】
前記列車の加速度と前記加速指令に対応する加速度判定値との差が大きいほど前記運転パターン上の対応速度と前記列車の現在速度との差が大きい状態で前記加速指令の出力を停止する、請求項5に記載の自動列車運転装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、運転パターンに従って列車を制御する自動列車運転装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
自動列車運転装置の一例として、特許文献1に記載された列車運転制御装置が知られている。特許文献1に記載された列車運転制御装置は、列車の走行する線路の所定の線区情報を記憶する、地上装置に設けられた線区情報記憶手段と、前記地上装置に記憶されている所定の線区情報を車上に向けて送信する送信手段と、送信されてきた所定の線区情報に基づいて所定の運転パターンを作成する、前記線路を走行する列車に搭載された車上装置に設けられた運転パターン作成手段と、作成された所定の運転パターンに基づいて列車を加減速制御する制御手段と、を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-66988号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
列車の自動運転においては、列車の速度が運転パターン上の対応速度よりも低い場合、列車は前記対応速度に向かって加速する。ここで、省エネ運転を実現するためには、不用意・不必要な速度超過によってブレーキが作動することや加速時間が長くなることなどを抑制することが望ましい。しかし、この点について上記従来の技術は十分に対応しているとはいえず、改良の余地があった。
【0005】
そこで、本発明は、不用意・不必要な速度超過によってブレーキが作動することや列車の加速時間が長くなることを抑制することのできる自動列車運転装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面によると、運転パターンに従って列車を制御する自動列車運転装置が提供される。提供される自動列車運転装置は、前記運転パターン上の対応速度と前記列車の現在速度との差に基づき加速指令を出力し、出力された加速指令に対応する加速度判定値と前記列車の加速度との比較結果に応じて前記加速指令の出力を停止し又は前記加速指令と異なる内容の加速指令を出力するように構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、不用意な速度超過によってブレーキが作動することや列車の加速時間が長くなることを抑制することのできる自動列車運転装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る自動列車運転装置が搭載された列車の概略構成を示す図である。
実施形態に係る自動列車運転装置の機能構成例を示すブロック図である。
実施形態に係る自動列車運転装置の走行制御部で実行される列車の加速制御の一例を示すフローチャートである。
実施形態に係る自動列車運転装置の走行制御部で実行される列車の加速制御の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係る自動列車運転装置1が搭載された列車Tの概略構成を示す図である。図1において、列車Tは、予め定められた走行路Rを走行する各種の車両である。本実施形態における列車Tは、例えば、レール上を鉄輪で走行する車両(鉄道車両)である。ただし、列車Tは、鉄道車両に限定されるものではなく、例えば、専用軌道上をゴムタイヤ等で走行する車両であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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