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公開番号
2025011305
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-23
出願番号
2024184984,2024546243
出願日
2024-10-21,2023-09-12
発明の名称
着用物品収容体、及び、着用物品
出願人
ユニ・チャーム株式会社
代理人
弁理士法人一色国際特許事務所
主分類
A61F
13/72 20060101AFI20250116BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】脚の通しやすさと吸収パッドのフィット性とを両立することが可能な着用物品を提供する。
【解決手段】伸縮性を有し、吸収パッドと併用される着用物品と着用物品を収容する収容部材とを備えた着用物品収容体であって、着用物品は、一対の脚回り開口(LH)を備え、脚回り開口(LH)の上端(LHt)は着用物品の下端(LHb)よりも上側に位置し、前後方向の前側において、自然状態における脚回り開口(LH)の上端(LHt)と下端(LHb)との間の脚回り開口(LH)の周縁に沿った長さ(R)は、自然状態における着用物品の左右方向の長さをL0としたときに、1.7×L0以下の或る伸長状態まで着用物品を伸長させたときの脚回り開口(LH)の上端(LHt)と下端(LHb)との間の脚回り開口(LH)の周縁に沿った長さ(R’)よりも短い。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに交差する上下方向と左右方向と前後方向とを有し、前記上下方向及び前記左右方向に伸縮性を有し、吸収パッドと併用される着用物品と、
前記着用物品を収容する収容部材と、
を備えた、着用物品収容体であって、
前記着用物品は、再利用可能であり、
前記収容部材は、前記着用物品が前記吸収パッドと併用されることを想起させる表示を備え、
前記着用物品は、一対の脚回り開口を備え、
前記着用物品を、前記収容部材から取り出して自然状態としたときに、
前記上下方向において、前記脚回り開口の上端は、前記着用物品の前記左右方向の中央における下端よりも上側に位置し、
前記着用物品の前記前後方向の前側において、
自然状態における前記脚回り開口の上端と下端との間の前記脚回り開口の周縁に沿った長さは、
自然状態における前記着用物品の前記左右方向の長さをL0としたときに、1.7×L0以下の或る伸長状態まで前記着用物品を伸長させたときの前記脚回り開口の上端と下端との間の前記脚回り開口の周縁に沿った長さよりも短い、ことを特徴とする着用物品収容体。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
互いに交差する上下方向と左右方向と前後方向とを有し、
編み生地若しくは織り生地で構成され、前記上下方向及び前記左右方向に伸縮性を有し、
一対の脚回り開口を備え、吸収パッドと併用される着用物品であって、
前記上下方向において、前記脚回り開口の上端は、前記着用物品の前記左右方向の中央における下端よりも上側に位置し、
前記着用物品の前記前後方向の前側において、
自然状態における前記脚回り開口の上端と下端との間の前記脚回り開口の周縁に沿った長さは、
自然状態における前記着用物品の前記左右方向の長さをL0としたときに、1.7×L0以下の或る伸長状態まで前記着用物品を伸長させたときの前記脚回り開口の上端と下端との間の前記脚回り開口の周縁に沿った長さよりも短い、ことを特徴とする着用物品。
【請求項3】
互いに交差する上下方向と左右方向と前後方向とを有し、
50mm×200mmのサンプル片を、前記上下方向若しくは前記左右方向に5Nで引っ張ったときの伸び率の最大値が、何れも200%以上となる生地で構成されており、
一対の脚回り開口を備え、吸収パッドと併用される着用物品であって、
前記上下方向において、前記脚回り開口の上端は、前記着用物品の前記左右方向の中央における下端よりも上側に位置し、
前記着用物品の前記前後方向の前側において、
自然状態における前記脚回り開口の上端と下端との間の前記脚回り開口の周縁に沿った長さは、
自然状態における前記着用物品の前記左右方向の長さをL0としたときに、1.7×L0以下の或る伸長状態まで前記着用物品を伸長させたときの前記脚回り開口の上端と下端との間の前記脚回り開口の周縁に沿った長さよりも短い、ことを特徴とする着用物品。
【請求項4】
請求項2または3に記載の着用物品であって、
自然状態における前記脚回り開口の上端と下端との間の前記脚回り開口の周縁に沿った長さは、
1.35×L0以下の或る伸長状態まで前記着用物品を伸長させたときの前記脚回り開口の上端と下端との間の前記脚回り開口の周縁に沿った長さよりも短い、ことを特徴とする着用物品。
【請求項5】
請求項4に記載の着用物品であって、
自然状態における前記脚回り開口の上端と下端との間の前記脚回り開口の周縁に沿った長さは、
1.10×L0以下の或る伸長状態まで前記着用物品を伸長させたときの前記脚回り開口の上端と下端との間の前記脚回り開口の周縁に沿った長さよりも短い、ことを特徴とする着用物品。
【請求項6】
請求項2または3に記載の着用物品であって、
自然状態における前記着用物品の前記左右方向の長さは、250mm以上、500mm以下である、ことを特徴とする着用物品。
【請求項7】
請求項2または3に記載の着用物品であって、
前記一対の脚回り開口のそれぞれの周縁に沿ったかがり縫い部を有している、ことを特徴とする着用物品。
【請求項8】
請求項7に記載の着用物品であって、
前記上下方向において前記脚回り開口の上端と前記着用物品の下端との間、且つ、前記左右方向において一対の前記脚回り開口の内側端同士の間に位置するクロッチ領域を有し、
前記クロッチ領域に、前記左右方向に所定の長さを有する縫い目が設けられており、
前記縫い目と前記かがり縫い部とが交差する部分を有している、ことを特徴とする着用物品。
【請求項9】
請求項8に記載の着用物品であって、
自然状態における前記クロッチ領域の前記左右方向における長さは、
自然状態における前記着用物品の前記左右方向の長さの25%以上、50%以下である、ことを特徴とする着用物品。
【請求項10】
請求項9に記載の着用物品であって、
前記吸収パッドと係合する係合領域を有し、
自然状態において、前記クロッチ領域の前記左右方向における長さは、前記係合領域の前記左右方向における長さの1/2よりも長い、ことを特徴とする着用物品。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、着用物品収容体、及び、着用物品に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、伸縮性を有するパンツ型の着用物品であって、尿等の排泄物を吸収する吸収パッドを股下部(クロッチ領域)に取り付けて使用するパッド併用型の着用物品が知られている。例えば、特許文献1にはパッドタイプの吸収性物品と併用して着用する、所謂ボクサーパンツ形状の着用物品(ホルダーパンツ)が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-128587号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような着用物品では、脚回り開口を十分に広くとることが出来ずに、装着時に脚回り開口が着用者の脚に引っかかってしまう場合がある。これに対して、例えば、脚回り開口の周縁を幅方向の内側に抉るようなハイレグ形状とすることで脚回り開口を広くして足を通しやすくすることが考えられる。しかし、この場合、装着時に脚回り開口周縁において着用物品の収縮力が吸収パッドに対して十分に作用し難くなり、吸収パッドが着用者の身体にしっかりとフィットせず、尿漏れ等が生じるおそれがあった。
【0005】
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、脚の通しやすさと吸収パッドのフィット性とを両立することが可能な着用物品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための主たる発明は、互いに交差する上下方向と左右方向と前後方向とを有し、前記上下方向及び前記左右方向に伸縮性を有し、吸収パッドと併用される着用物品と、前記着用物品を収容する収容部材と、を備えた、着用物品収容体であって、前記着用物品は、再利用可能であり、前記収容部材は、前記着用物品が前記吸収パッドと併用されることを想起させる表示を備え、前記着用物品は、一対の脚回り開口を備え、前記着用物品を、前記収容部材から取り出して自然状態としたときに、前記上下方向において、前記脚回り開口の上端は、前記着用物品の前記左右方向の中央における下端よりも上側に位置し、前記着用物品の前記前後方向の前側において、自然状態における前記脚回り開口の上端と下端との間の前記脚回り開口の周縁に沿った長さは、自然状態における前記着用物品の前記左右方向の長さをL0としたときに、1.7×L0以下の或る伸長状態まで前記着用物品を伸長させたときの前記脚回り開口の上端と下端との間の前記脚回り開口の周縁に沿った長さよりも短い、ことを特徴とする着用物品収容体である。
【0007】
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、脚の通しやすさと吸収パッドのフィット性とを両立することが可能な着用物品及び着用物品の収容体を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
着用物品1の概略斜視図である。
図2Aは、自然状態において着用物品1を前後方向の前側から見たときの平面図である。図2Bは、自然状態において着用物品1を前後方向の後側から見たときの平面図である。
図3A~図3Cは、着用物品1の製造方法について説明する図である。
吸収パッド100の平面図、及び、断面図である。
従来型の着用物品200(比較例)の概略平面図である。
図6A~図6Cは、吸収パッド300と併用する場合の着用物品200の着用方法について説明する図である。
図7A~図7Cは、吸収パッド100と併用する場合の着用物品1の着用方法について説明する図である。
着用物品1を自然状態から左右方向に伸長させたときの変化について説明する図である。
従来型のパンツ型着用物品2を自然状態から左右方向に伸長させたときの変化について説明する図である。
脚回り開口LHの周縁に沿った部分の長さを測定する方法の一例を示す図である。
自然状態の着用物品1の脚回り開口LHの形状について説明する平面図である。
着用物品収容体90の一例を表す概略斜視図である。
着用物品1の前側の胴回り領域BRと後側の胴回り領域BRとを左右方向の両側端で切断し、上下方向に展開した状態を示す概略平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
(【0011】以降は省略されています)
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