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公開番号
2025011291
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-23
出願番号
2024183935,2021576320
出願日
2024-10-18,2020-06-22
発明の名称
生物学的流体処理システム
出願人
シーラス コーポレイション
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61L
2/10 20060101AFI20250116BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】好適な生物学的流体処理システムを提供する。
【解決手段】生物学的流体を処理するためのシステム、方法、装置を開示する。いくつかの実施形態では、生物学的流体処理システムは、処理とプラットフォームと光源アレイとディスプレイとを含む。いくつかの実施形態では、生物学的流体処理システムはスキャナーを含む。生物学的流体処理システムは、生物学的流体を受容するよう構成された処理チャンバー、処理チャンバー内に配置された生物学的流体を保持するよう構成されたプラットフォーム、処理チャンバー内の生物学的流体を照射するよう配置された光源アレイ、グラフィカルユーザーインターフェースを表示するために構成されたディスプレイ、を含む。生物学的流体処理システムは、第1の生物学的流体、第2の生物学的流体、又は第1の生物学的流体と第2の生物学的流体の両方に関連付けられている識別情報を取得するよう構成されたスキャナーを含む。
【選択図】図3A
特許請求の範囲
【請求項1】
本明細書に記載の発明。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2019年6月22日に出願された米国仮特許出願第62/865,207号、2019年7月1日に出願された米国仮特許出願第62/869,544号、及び2020年3月6日に出願された米国仮特許出願第62/986,593号の優先権を主張し、その開示は、参照によりその全体として本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 3,600 文字)
【0002】
本開示は、概して、生物学的流体と光化学物質との混合物を含む生物学的流体を、光で処理するためのシステム、方法、及び装置に関する。
【背景技術】
【0003】
生物学的流体を光で処理するためのシステム及び方法は周知である。たとえば、米国特許第7,459,695号、同第6,986,867号、及び同第5,593,823号は、生物学的流体を光で処理して、生物学的流体中の病原体を不活性化するためのシステムについて記載している。光は、生物学的流体中の病原体を、特に病原体の光化学的不活性化によって不活性化するのに有効な選択された波長範囲内で放出される。生物学的流体を光で処理するための他のシステム及び方法としては、たとえば、米国特許第6,843,961号、同第7,829,867号、同第9,320,817号、及び同第8,778,263号、ならびにSchlenke, 2014, Transfus.Med. Hemother. 41:309-325に記載されているシステム及び方法を含むことができる。
【0004】
たとえば、血小板及び血漿成分ならびにそれらの誘導体を含む血液製剤の場合、血液製剤を受容する個体が感染する危険性を最小限にするために、血液製剤が確実に病原体を含まないようにすることが重要である。血液中の病原体の存在に関する試験は、試験が利用可能な病原体及びアッセイの感度によって制限される。病原体の試験の代替法または補助として、様々な化合物(たとえば、化学物質、光化学物質)に基づく不活性化方法を使用して、病原体を不活性化して輸血感染の危険性を低減するための方法(たとえば、Schlenke et al., Transfus Med Hemother, 2014, 41, 309-325及びProwse, Vox Sanguinis, 2013, 104, 183-199に開示されるようなもの)が、当該技術分野において公知である。血液製剤を処理するためのソラレン及び紫外線光に基づく光化学的病原体不活性化システムとしては、市販入手可能なINTERCEPT(登録商標)Blood System(Cerus Corporation)が含まれ、これは、使い捨てのプロセシングセット及び紫外線照射デバイス(INT-100)を利用している。血漿または血小板などの血液製剤は、プロセシングセット内でソラレン、アモトサレンと混合され、次いで紫外線A光で照射された後、プロセシングセットの化合物吸着デバイス(CAD)部分で残留アモトサレン及びその光産物が除去される。処理される血液製剤の種類、及びそれらの血液製剤の特定の特性、たとえば、例として、体積及び血小板数に応じて、複数の異なる使い捨てプロセシングセットを使用することができる。異なる照射要件は、同じ照射デバイス内の複数のプロセシングセットを処理する能力を制限し、それによって血液採取センターの効率に影響を与える可能性がある。また以前の照射器システムは、水平方向に幅広く、1つの水平層のみの処理チャンバーに制限される場合もある。
【0005】
本明細書に記載される血液製剤などの生物学的流体を処理するための以前のシステム及び方法は、一般に、申し分なく行われていたが、生物学的流体のより高いスループット処理、オペレーターによる使用の容易さ、及び/または処理されているシステム及び/または生物学的流体に影響を与える可能性のあるユーザーのオペレーターエラーの事例の低減のための様々な有利な利点を提供し得る、複数の処理チャンバー及び設計上の特徴を含む、本明細書に開示されているシステム及び方法を含む、改良されたシステム及び方法を開発することが望ましい。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書に開示されるのは、生物学的流体を処理するためのシステム、方法、及び装置である。いくつかの実施形態では、生物学的流体処理システムは、生物学的流体を受容するように構成された処理チャンバーと、処理チャンバー内に配置された生物学的流体を保持するように構成されたプラットフォームと、処理チャンバー内の生物学的流体を照射するように配置された光源アレイと、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を表示するために構成されたディスプレイと、を含む。いくつかの実施形態では、生物学的流体処理システムは、第1の生物学的流体、第2の生物学的流体、または第1の生物学的流体と第2の生物学的流体との両方に関連付けられている識別情報を取得するように構成されたスキャナーを含む。
【0007】
いくつかの実施形態では、生物学的流体処理システムは、第1の生物学的流体を受容するように構成された第1の処理チャンバーと、第2の生物学的流体を受容するように構成された第2の処理チャンバーと、第1の生物学的流体を保持し、かつ第1の処理チャンバー内に配置されるように構成された第1のプラットフォームと、第2の生物学的流体を保持し、かつ第2の処理チャンバー内に配置されるように構成された第2のプラットフォームと、第1の処理チャンバー内の第1の生物学的流体を照射するように配置された第1の光源アレイ、及び第2の処理チャンバー内の第2の生物学的流体を照射するように配置された第2の光源アレイと、ディスプレイと、1つ以上のプロセッサーと、1つ以上のプロセッサーによって実行されるとき、1つ以上のプロセッサーに、第1の光源アレイからの照射による第1の生物学的流体の処理に関連付けられている、または第2の光源アレイからの照射による第2の生物学的流体の処理に関連付けられている複数のGUIオブジェクトを含むGUIを、ディスプレイ上での表示のために提供することを含む方法を実施させる命令を含むメモリーと、を備える。
【0008】
いくつかの実施形態では、第1の光源アレイ及び第2の光源アレイは、第1の生物学的流体及び第2の生物学的流体を、それぞれ紫外線光で照射するように構成されている。いくつかの実施形態では、光源アレイの各々は、約315nm~約350nmのアレイの第1のピーク波長を有する紫外線光を放出するように構成されたそれぞれの第1の光源チャネルを備える。いくつかの実施形態では、光源アレイの各々は、約330nm~約350nmのアレイの第1のピーク波長を有する紫外線光を放出するように構成されたそれぞれの第1の光源チャネルを備える。いくつかの実施形態では、光源アレイのそれぞれは、約340nm~約350nmのアレイの第1のピーク波長を有する紫外線を放出するように構成されたそれぞれの第1の光源チャネルを含む。いくつかの実施形態では、光源アレイの各々は、345+5nmの範囲内のアレイの第1のピーク波長を有する紫外線光を放出するように構成されたそれぞれの第1の光源チャネルを備える。いくつかの実施形態では、光源アレイの各々は、約315nm~約335nmのアレイの第1のピーク波長を有する紫外線光を放出するように構成されたそれぞれの第1の光源チャネルを備える。いくつかの実施形態では、光源アレイの各々は、アレイの第2のピーク波長を有する紫外線を放出するように構成されたそれぞれの第2の光源チャネルを含み、第2のピーク波長は、第1のピーク波長とは少なくとも5ナノメートル異なる。
【0009】
いくつかの実施形態では、光源アレイの各々に対して、それぞれの第1の光源チャネルは、各々が20ナノメートル未満の全幅半値(FWHM)スペクトルバンド幅を有する光を放出する、1つ以上の光源を備える。いくつかの実施形態では、光源アレイの各々に対して、それぞれの第2の光源チャネルは、各々が20ナノメートル未満の全幅半値(FWHM)スペクトルバンド幅を有する光を放出する、1つ以上の光源を備える。
【0010】
いくつかの実施形態では、システムは、第1の光源アレイとは反対の方向に面し、かつ第1の処理チャンバー内の第1の生物学的流体を照射するように配置された第3の光源アレイと、第2の光源アレイとは反対の方向に面し、かつ第2の処理チャンバー内の第2の生物学的流体を照射するように配置された第4の光源アレイと、をさらに備え、方法は、第3の光源アレイからの照射による第1の生物学的流体の処理に関連付けられている、または第4の光源アレイからの照射による第2の生物学的流体の処理に関連付けられている複数のグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)オブジェクトを含むGUIを、ディスプレイ上での表示のために提供することをさらに含む。
(【0011】以降は省略されています)
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