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公開番号
2025011281
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-23
出願番号
2024182320,2021557313
出願日
2024-10-18,2020-03-18
発明の名称
高エッチング選択性かつ低応力のアッシャブルカーボンハードマスク
出願人
ラム リサーチ コーポレーション
,
LAM RESEARCH CORPORATION
代理人
弁理士法人明成国際特許事務所
主分類
H01L
21/205 20060101AFI20250116BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】高アスペクト比(HAR)エッチングを可能にするためには、高選択性かつ低応力のアッシャブルハードマスク(AHM)が必要である。
【解決手段】基板上にカーボンアッシャブルハードマスク層を堆積するための方法は、処理チャンバ内に基板を配置する工程610と、チャンバ圧を所定圧力範囲内に設定し、基板温度を-20℃から200℃の所定温度範囲内に設定する工程614と、炭化水素前駆体および1つ以上の他のガスを含むガス混合物を供給する工程618と、第1所定期間にRFプラズマ電力を供給することによりプラズマを発生させて、基板上にカーボンアッシャブルハードマスク層を堆積する工程622~632と、を含む。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
基板上にカーボンアッシャブルハードマスク層を堆積するための方法であって、
(a)処理チャンバ内に基板を配置する工程と、
(b)チャンバ圧を所定圧力範囲内に設定する工程と、
(c)基板温度を-20℃から200℃の所定温度範囲内に設定する工程と、
(d)炭化水素前駆体および1つ以上の他のガスを含むガス混合物を供給する工程と、
(e)第1所定期間にRFプラズマ電力を供給することによりプラズマを発生させて、前記基板上にカーボンアッシャブルハードマスク層を堆積する工程と、
を含む、方法。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の方法であって、
前記処理チャンバは、誘導結合プラズマチャンバである、方法。
【請求項3】
請求項2に記載の方法であって、
(e)における前記RFプラズマ電力は、30Wから3000Wの範囲の第1電力レベルで供給され、
さらに、前記第1所定期間中に、0Wよりも大きく1000Wまでの範囲の第2電力レベルでRFバイアス電力を供給する工程を含む、方法。
【請求項4】
請求項1に記載の方法であって、さらに、
(f)前記第1所定期間の後に、前記炭化水素前駆体の流れを停止する工程と、
(g)応力を低減するために前記基板上で基板処理を行う工程と、
を含む、方法。
【請求項5】
請求項4に記載の方法であって、さらに、
前記カーボンアッシャブルハードマスクの前記堆積および前記基板処理を、さらに1回以上行う工程を含む、方法。
【請求項6】
請求項4に記載の方法であって、
前記カーボンアッシャブルハードマスクの前記堆積は、堆積/処理期間の30%から95%を構成し、前記基板処理は、前記堆積/処理期間の70%から5%を構成する、方法。
【請求項7】
請求項4に記載の方法であって、
前記カーボンアッシャブルハードマスクの前記堆積および前記基板処理は、0.05Hzから1000Hzの範囲の周波数で繰り返される、方法。
【請求項8】
請求項4に記載の方法であって、
(g)は、
(g1)不活性ガス混合物を供給する工程と、
(g2)前記第1電力レベルよりも低い第3電力レベルで前記RFプラズマ電力を供給する工程と、
(g3)前記第2電力レベルよりも低い第4電力レベルで前記RFバイアス電力を供給する工程と、
を含む、方法。
【請求項9】
請求項8に記載の方法であって、
(g)は、さらに、
(g4)前記第4電力レベルにおける第2所定期間の後、第3所定期間に前記第4電力レベルよりも高い第5電力レベルで前記RFバイアス電力を供給する工程と、
(g5)前記第3所定期間の後、第4所定期間に前記第4電力レベルよりも低い第6電力レベルで前記RFバイアス電力を供給する工程と、
を含む、方法。
【請求項10】
請求項9に記載の方法であって、さらに、
(c)から(g5)を1回以上繰り返す工程を含む、方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本開示は、2019年3月25日出願の米国特許出願第62/823,211号のPCT国際出願である。上記出願の全ての開示は、参照により本明細書に援用される。
続きを表示(約 1,400 文字)
【0002】
本開示は、一般に基板処理システムに関し、特に、アッシャブルカーボンハードマスクを堆積するためのシステムおよび方法に関する。
【背景技術】
【0003】
本明細書に記載の背景技術は、本開示の内容を一般的に提示するためである。現在名前が挙げられている発明者の発明は、本背景技術欄、および出願時の先行技術に該当しない説明の態様において記載される範囲で、本開示に対する先行技術として明示的にも黙示的にも認められない。
【0004】
基板処理システムは、半導体ウエハなどの基板に処理を施す。基板処理の例は、堆積、アッシング、エッチング、洗浄、および/または、他の処理を含む。エッチングは通常、化学的ウェットエッチングまたはドライエッチングのいずれかを含む。ドライエッチングは、誘導結合プラズマ(ICP)または容量結合プラズマ(CCP)によって生成されたプラズマを用いて行われてよい。
【0005】
ICPシステムは、誘電体窓に隣接する処理チャンバの外側に配置されたコイルにRFプラズマ電力を供給することによりプラズマを生成する。処理チャンバの内部に流れる処理ガス混合物は、プラズマを生成するために磁場によって点火される。
【0006】
CCPシステムは、処理チャンバ内に配置された電極を用いてプラズマを生成する。例えば、1つの電極が基板下方の基板支持体に配置され、シャワーヘッドなどの別の電極が基板上方に配置される。電極間に位置するガスを点火するために、電極全体にRFプラズマ電力が供給される。
【発明の概要】
【0007】
基板上にカーボンアッシャブルハードマスク層を堆積するための方法は、(a)処理チャンバ内に基板を配置する工程と、(b)チャンバ圧を所定圧力範囲内に設定する工程と、(c)基板温度を-20℃から200℃の所定温度範囲内に設定する工程と、(d)炭化水素前駆体および1つ以上の他のガスを含むガス混合物を供給する工程と、(e)第1所定期間にRFプラズマ電力を供給することによりプラズマを発生させて、基板上にカーボンアッシャブルハードマスク層を堆積する工程と、を含む。
【0008】
他の特徴では、処理チャンバは誘導結合プラズマチャンバである。(e)におけるRFプラズマ電力は、30Wから3000Wの範囲の第1電力レベルで供給される。この方法は、0Wよりも大きく1000Wまでの範囲の第2電力レベルで第1所定期間にRFバイアス電力を供給する工程を含む。
【0009】
他の特徴では、この方法は、(f)第1所定期間の後に、炭化水素前駆体の流れを停止する工程と、(g)応力を低減するために基板上で基板処理を行う工程と、を含む。この方法は、カーボンアッシャブルハードマスクの堆積および基板処理をさらに1回以上行う工程を含む。
【0010】
他の特徴では、カーボンアッシャブルハードマスクの堆積は、堆積/処理期間の30%から95%を構成し、基板処理は堆積/処理期間の70%から5%を構成する。カーボンアッシャブルハードマスクの堆積および基板処理は、0.05Hzから1000Hzの範囲の周波数で繰り返される。
(【0011】以降は省略されています)
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