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公開番号
2025010884
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-23
出願番号
2023113174
出願日
2023-07-10
発明の名称
蛍光光源装置
出願人
ウシオ電機株式会社
代理人
弁理士法人ユニアス国際特許事務所
主分類
F21S
2/00 20160101AFI20250116BHJP(照明)
要約
【課題】固体光源を用いながらも、ライン状の照明光を得ることのできる、小型の光源装置を提供する。
【解決手段】蛍光光源装置は、複数の半導体レーザ素子と、複数の半導体レーザ素子のエミッタから出射された光の発散角度をそれぞれ縮小する複数のコリメート光学系と、複数のコリメート光学系から出射された光の進行方向をそれぞれ変換する複数の反射素子を含む反射光学系と、複数の前記反射素子から出射された光を集光する集光光学系と、集光光学系から出射された光が入射され、入射された光とは異なる波長の蛍光を発する蛍光部材とを備える。蛍光部材の面上には、複数の半導体レーザ素子のミッタの像がそれぞれ投影された照射領域が形成される。複数の反射素子は、照射領域がライン状を呈するようにそれぞれの反射面の傾斜角度が設定されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
面上に配列された複数の半導体レーザ素子と、
複数の前記半導体レーザ素子に対応して配置され、複数の前記半導体レーザ素子のエミッタから出射された光の発散角度をそれぞれ縮小する複数のコリメート光学系と、
複数の前記コリメート光学系に対応して配置され、複数の前記コリメート光学系から出射された光の進行方向をそれぞれ変換する複数の反射素子を含む反射光学系と、
複数の前記反射素子から出射された光を集光する集光光学系と、
前記集光光学系から出射された光が入射され、入射された光とは異なる波長の蛍光を発する蛍光部材とを備え、
前記蛍光部材の面上には、複数の前記半導体レーザ素子の前記エミッタの像がそれぞれ投影された照射領域が形成され、
複数の前記反射素子は、前記照射領域がライン状を呈するように、それぞれの反射面の傾斜角度が設定されていることを特徴とする、蛍光光源装置。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記照射領域は、前記半導体レーザ素子の前記エミッタの像の長手方向に沿って、複数の前記半導体レーザ素子の前記エミッタの像が配列されて形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の蛍光光源装置。
【請求項3】
複数の前記反射素子のそれぞれの前記反射面の傾斜角度を調整可能な、角度調整機構を備えたことを特徴とする、請求項1又は2に記載の蛍光光源装置。
【請求項4】
前記角度調整機構は、前記反射素子の前記反射面を、前記反射面に入射される光のファースト方向を軸として回転可能な構成であることを特徴とする、請求項3に記載の蛍光光源装置。
【請求項5】
複数の前記反射素子が設置される設置部材を備え、
前記設置部材は、複数の前記反射素子のそれぞれの前記反射面が設置される、複数の設置面を有し、
複数の前記設置面は、それぞれ傾斜角度が相互に異なっていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の蛍光光源装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、励起光を受光して蛍光を発する蛍光部材を含む、蛍光光源装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的にランプは、LEDやLDといった固体光源と比較すると、高輝度の光が得られる反面、寿命が短く始動に時間がかかるという課題を有している。このため、長寿命化、及び瞬時点灯を実現する観点から、ランプに代えて固体光源を用いたいという事情がある。ただし、LEDの場合は、アプリケーションによっては光量が不足する場合があるため、十分な光量を得る観点から、レーザ励起の蛍光光源装置の開発が進められている。
【0003】
ところで、眼底カメラ用の光源装置などのように、光源装置のアプリケーションによっては、ライン状の照明光が要求される場合がある。従来、キセノンランプからの光をスリットを介して照射することで、ライン状の照明光が実現されていた。
【0004】
眼底カメラ用の光源装置としては、例えば下記特許文献1及び特許文献2が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平4-303413号公報
特開2000-116602号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1の技術は、眼底カメラに関する技術であって、眼底を観察する場合の照明用光源としてハロゲンランプ等を利用することが知られている。しかし、眼底を照明するためには瞳から眼球内部に光を取り込む必要があり、光源には高い輝度が求められていた。
【0007】
これに対し、特許文献2には、眼底カメラの眼底照明用光源に、固体光源としてのレーザを用いることが記載されている。しかし、眼底用照明光源に適したライン状の光を得るためには、スリット等を用いるためレーザ光の一部しか利用できず、結果として十分な照度が得られないといった問題があった。また、高い照度を得るために光学系を含めた光源部分を複数設けると装置全体が大型化してしまうといった問題があった。
【0008】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、固体光源を用いながらも、ライン状の照明光を得ることのできる、小型の光源装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の蛍光光源装置は、
面上に配列された複数の半導体レーザ素子と、
複数の前記半導体レーザ素子に対応して配置され、複数の前記半導体レーザ素子のエミッタから出射された光の発散角度をそれぞれ縮小する複数のコリメート光学系と、
複数の前記コリメート光学系に対応して配置され、複数の前記コリメート光学系から出射された光の進行方向をそれぞれ変換する複数の反射素子を含む反射光学系と、
複数の前記反射素子から出射された光を集光する集光光学系と、
前記集光光学系から出射された光が入射され、入射された光とは異なる波長の蛍光を発する蛍光部材とを備え、
前記蛍光部材の面上には、複数の前記半導体レーザ素子の前記エミッタの像がそれぞれ投影された照射領域が形成され、
複数の前記反射素子は、前記照射領域がライン状を呈するように、それぞれの反射面の傾斜角度が設定されていることを特徴とする。
【0010】
上記装置によれば、それぞれの半導体レーザ素子に対応してコリメート光学系と反射素子が配置される。このため、一つの光を多数の光に分割するための、大型の光学系が不要となる。コリメート光学系及び反射素子は、それぞれの半導体レーザ素子に対応した、小型なものを利用できる。
(【0011】以降は省略されています)
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