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公開番号
2025010573
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-22
出願番号
2024178754,2024009409
出願日
2024-10-11,2019-10-16
発明の名称
ポリマー製品を鋳造するための方法および装置
出願人
マジック リープ, インコーポレイテッド
,
Magic Leap,Inc.
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B29C
39/44 20060101AFI20250115BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】光学ポリマーフィルムおよび同フィルムを生産するための方法を提供すること。
【解決手段】所定の形状を有する、導波管部を形成する例示的方法では、光硬化性材料が、第1の金型部分と第1の金型部分の反対の第2の金型部分との間の空間の中に分注される。第1の金型部分の表面に対向する第2の金型部分の表面に対する第1の金型部分の表面の間の相対分離が、第1の金型部分と第2の金型部分との間の空間を充填するように調節される。空間内の光硬化性材料は、硬化された導波管フィルムの異なる部分が異なる剛直性を有するように、硬化された導波管フィルムを形成するように、光硬化性材料を光硬化させるために適切な放射で照射される。硬化された導波管フィルムは、第1および第2の金型部分から分離される。導波管部は、硬化された導波管フィルムから個片化される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
方法であって、
光硬化性材料を第1の金型部分と前記第1の金型部分の反対の第2の金型部分との間に分注することと、
前記光硬化性材料をマスクすることにより、前記光硬化性材料の異なる部分を画定することと、
前記光硬化性材料を光硬化させるために適切な放射で前記第1の金型部分と前記第2の金型部分との間の前記マスクされた光硬化性材料を照射し、前記光硬化性材料の前記異なる部分に対応する硬化された導波管フィルムの異なる部分が異なる剛直性を有するように、前記硬化された導波管フィルムを形成することと
を含む、方法。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記光硬化性材料の前記異なる部分は、異なる量の放射で照射される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
より大量の放射で照射される前記光硬化性材料の部分は、より小量の放射で照射される前記光硬化性材料の部分に対応する前記硬化された導波管フィルムの部分よりも高い剛直性を有する前記硬化された導波管フィルムの部分に対応する、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記マスクすることは、前記第1の金型部分と前記第2の金型部分との間の前記光硬化性材料を照射するときに、異なる量の放射を、前記光硬化性材料の前記異なる部分へと供給させる、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記マスクは、導波管部の形状に対応する開口を含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記導波管部は、1,000μm以下の厚さと、1cm
2
以上の面積とを有する、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記硬化された導波管フィルムの他の部分のうちの1つ以上は、前記導波管部に対応する前記硬化された導波管フィルムの部分を封入する、請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記第1の金型部分および前記第2の金型部分から前記硬化された導波管フィルムを分離することと、
前記硬化された導波管フィルムから導波管部を個片化することと
をさらに含み、
前記導波管部は、前記硬化された導波管フィルムの他の部分よりも高い剛直性を有する前記硬化された導波管フィルムの1つ以上の部分に対応する、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記硬化された導波管フィルムから1つ以上のさらなる導波管部を個片化することをさらに含み、
前記さらなる導波管部は、導波管部に対応しない前記硬化された導波管フィルムの部分よりも高い剛直性を有する前記硬化された導波管フィルムの部分に対応する、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記マスクすることは、前記光硬化性材料と前記放射の源との間に少なくとも1つの開口を備えるマスクを配置することを含み、前記少なくとも1つの開口のそれぞれは、前記光硬化性材料の前記部分のうちの対応する1つを画定する、請求項1に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本願は、その開示が、その全体として参照することによって本明細書に組み込まれる、2018年10月16日に出願された米国仮出願第62/746,414号の利益を主張する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【0002】
本開示は、光学ポリマーフィルムおよび同フィルムを生産するための方法に関する。
【背景技術】
【0003】
ウェアラブル撮像ヘッドセット等の光学撮像システムは、投影された画像をユーザに提示する、1つ以上のアイピースを含むことができる。アイピースは、1つ以上の高屈折性材料の薄い層を使用して、構築されることができる。実施例として、アイピースは、高屈折性ガラス、シリコン、金属、またはポリマー基板の1つ以上の層から構築されることができる。
【0004】
ある場合には、アイピースは、特定の焦点深度に従って画像を投影するように、(例えば、1つ以上の光回折ナノ構造を伴って)パターン化されることができる。例えば、パターン化されたアイピースを視認するユーザにとって、投影された画像は、ユーザから離れた特定の距離にあるように見えることができる。
【0005】
さらに、複数のアイピースが、シミュレートされた3次元画像を投影するように、併せて使用されることができる。例えば、異なるパターンをそれぞれ有する、複数のアイピースが、相互の上に層化されることができ、各アイピースが、体積画像の異なる深度層を投影することができる。したがって、アイピースは、集合的に、3次元を横断して体積画像をユーザに提示することができる。これは、例えば、「仮想現実」環境をユーザに提示する際に有用であり得る。
【0006】
投影された画像の品質を改良するために、アイピースは、アイピースの意図的ではない変動が排除または別様に低減されるように、構築されることができる。例えば、アイピースは、アイピースの性能に悪影響を及ぼし得る、いずれの皺、不均等な厚さ、または他の物理的歪曲も呈さないように、構築されることができる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0007】
ポリマーフィルムを生産するためのシステムおよび技法が、本明細書に説明される。説明される実装のうちの1つ以上のものは、高度に精密で制御された再現可能な様式で、ポリマーフィルムを生産するために使用されることができる。結果として生じるポリマーフィルムは、フィルム寸法への極めて厳密な公差が所望される、種々の変動に敏感な用途で使用されることができる。例えば、ポリマーフィルムは、材料均質性および寸法制約が、およそ光学波長またはそれよりも小さい、光学用途で(例えば、光学撮像システム内のアイピースの一部として)使用されることができる。
【0008】
一般に、ポリマーフィルムは、2つの金型の間に光硬化性材料(例えば、光に暴露されたときに硬質化するフォトポリマーまたは光活性化樹脂)を封入し、(例えば、材料を光および/または熱に暴露することによって)材料を硬化させることによって、生産される。さらに、「個片化(singulation)」プロセスが、(例えば、1回またはそれを上回ってポリマーフィルムを切断し、特定のサイズおよび形状を有する別個の製品を取得することによって)ポリマーフィルムを複数の異なる製品に分離するように、および/またはポリマー製品の縁から過剰なポリマー材料を除去するように、実施されることができる。
【0009】
ある場合には、個片化プロセスを実施することは、ポリマーフィルム内に望ましくない変動を導入し、結果として生じる製品を変動に敏感な環境内で使用するためにあまり適切ではなくし得る。例えば、個片化は、時として、ポリマーフィルムを異なる部分に分離するように、型抜き、フライス加工、水ジェット切断、超音波切断、またはレーザ切断等の技法を使用して、実施される。しかしながら、ポリマーフィルムが、過剰に脆性である場合、切断されるときに亀裂し、または欠け、不良な縁品質をもたらし得る。これらの不完全性は、(例えば、生産の間に正確かつ精密な切断を行うことがより困難であるため)生産プロセスに悪影響を及ぼし、高精度の縁を要求する用途における収率を低減させ得る。さらに、これらの不完全性は、結果として生じるポリマー製品を、それらの意図された使用のためにあまり適切ではなくし得る。例えば、欠けまたは亀裂は、ポリマー製品の意図された光学特性に干渉し、ポリマー製品の性能に悪影響を及ぼし得る。別の実施例として、これは、ポリマー製品を損傷し得る、および/または(例えば、マルチ光学デバイスにおいて)高度な精度でポリマー製品をともにスタックすることを困難にし得る、デブリを発生させ得る。さらに、これらの不完全性は、製品と製品との間のポリマー製品の変動性を増加させ得る。故に、ポリマー製品は、変動に敏感な用途で使用するためにあまり適切ではなくなり得る。
【0010】
ポリマーフィルムを個片化するための例示的技法が、本明細書に説明される。説明される技法のうちの1つ以上のものが、意図的ではない欠けまたは亀裂の発生を排除または別様に低減させながら、ポリマーフィルムを複数の異なる製品に分離するように実施されることができる。故に、ポリマー製品が、より効率的に、一貫して、かつ正確に生産されることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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