TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025010518
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-21
出願番号2024108662
出願日2024-07-05
発明の名称スピンドル駆動アセンブリ
出願人ミネベアミツミ株式会社
代理人弁理士法人ITOH
主分類E05F 15/622 20150101AFI20250110BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】スピンドル駆動アセンブリの機能を改善すること。
【解決手段】モータ駆動による自動車のフラップ等の開閉用のスピンドル駆動アセンブリ(10)は、スピンドルハウジング(12)内にモータギヤユニット(18)及びモータギヤユニット(18)によって駆動される回転スピンドル(26)を含むスピンドル駆動部の固定部分と、ねじ付きスピンドルナット(32)を含む可動部分とから構成されスピンドルユニット(20)が配置され、収縮位置と伸長位置との間で軸方向に移動可能である。第1の圧縮バネ(44)は、スピンドル駆動部の固定部分と可動部分とを張力下に置いて、スピンドル駆動部の可動部分が収縮位置から伸長位置へ移動する際に、可動部分を補助する。第2の圧縮バネ(48)が、スピンドル駆動部の可動部分と固定部分との間に配置され、スピンドル駆動部の可動部分の収縮位置から始まる開く動作中に第1の圧縮バネ(44)を補助する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
モータ駆動による自動車のフラップ又は同様のフラップの開閉用のスピンドル駆動アセンブリ(10)は、スピンドルハウジング(12)を含み、該スピンドルハウジング内にはモータギヤユニット(18)及びスピンドルユニット(20)が配置され、該スピンドルユニット(20)は、前記モータギヤユニット(18)によって駆動される回転スピンドル(26)を含むスピンドル駆動部の固定部分と、前記スピンドル(26)を掴むねじ付きスピンドルナット(32)を含む前記スピンドル駆動部の前記固定部分に対して軸方向に移動するスピンドル駆動部の可動部分とから構成され、前記スピンドル駆動部の前記可動部分は、前記スピンドル(26)に配置された可動式の前記スピンドルナット(32)により、収縮位置と伸長位置との間で軸方向に移動可能であり、第1の圧縮バネ(44)が想定され、該第1の圧縮バネ(44)は、前記スピンドル駆動部の前記固定部分と前記スピンドル駆動部の前記可動部分とを互いに対して張力下に置いて、前記スピンドル駆動部の前記可動部分が前記収縮位置から前記伸長位置へ移動する際に、前記可動部分を補助し、
第2の圧縮バネ(48)が前記スピンドル駆動部の前記可動部分と前記スピンドル駆動部の前記固定部分との間に配置され、前記スピンドル駆動部の前記可動部分の前記収縮位置から始まる開く動作中に前記第1の圧縮バネ(44)を補助する、
スピンドル駆動アセンブリ。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記第2の圧縮バネ(48)は、前記スピンドル駆動部の前記可動部分を、少なくともその収縮位置から始まる初期距離に沿って補助する、請求項1に記載のスピンドル駆動アセンブリ。
【請求項3】
前記第2の圧縮バネ(48)は、前記スピンドルナット(32)と、固定式の前記スピンドルの部品に取り付けられたスピンドル軸受け(28)との間に軸方向に配置され、押し棒30内に配置される、請求項1又は2に記載のスピンドル駆動アセンブリ。
【請求項4】
前記第2の圧縮バネ(48)は、密閉され、汚れに強く、防水性のある中空空間内に配置される、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のスピンドル駆動アセンブリ。
【請求項5】
前記第2の圧縮バネ(48)のバネ定数が、前記第1の圧縮バネ(44)のバネ定数と異なる、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のスピンドル駆動アセンブリ。
【請求項6】
前記第2の圧縮バネ(48)のバネ定数が、前記第1の圧縮バネ(44)のバネ定数よりも高い、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のスピンドル駆動アセンブリ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、特許請求の範囲の請求項1に記載の一般的な概念に従ったスピンドル駆動アセンブリに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
自動車のドア、フラップ、又はボンネットを自動的且つ制御した方法で閉じることができるようにするために、空気バネ等の受動部品と組み合わせた電気駆動システムを使用することが好ましい。
【0003】
電気駆動システムは、多くの場合、スピンドル駆動アセンブリで構成され、通常、動く自動車のフラップに作用してフラップを開閉する電気駆動システムを含む。
【0004】
スピンドル駆動アセンブリの長さを変更できるようにするために、スピンドルナットで掴まれたスピンドルが回転し、スピンドルがモータギヤユニットによって駆動される。スピンドルナット自体は、スピンドル駆動部の可動部分に回転可能及び並進可能に取り付けられる。スピンドル駆動部の可動部分は直線的に移動でき、スピンドル駆動部の静止部分に向けることができる。スピンドルが回転すると、スピンドルナットは、スピンドルナットに取り付けられたスピンドル駆動部の可動部分とともに、スピンドルナットのねじ山の把持により、スピンドル駆動部の静止部分に対して後退位置と伸長位置との間で軸方向に移動する。
【0005】
スピンドル駆動アセンブリは、固定端で自動車に取り付けられ、可動端で可動式の自動車フラップに取り付けられているため、スピンドル駆動アセンブリの直線運動が、関連する自動車フラップ又は自動車ドアの開閉運動に変換される。
【0006】
上記タイプのスピンドル駆動部は、独国特許出願公開第10 2017 128 391号公報に開示される従来技術から知られている。
【0007】
既知のスピンドル駆動アセンブリには、自動車フラップの閉じた位置では、設置方法により自動車フラップとスピンドル駆動アセンブリとの間に小さな角度しかなく、こうして、利用できるレバーが小さくなってしまうという問題がある。これは、自動車フラップの初期の開き角度が小さい場合に、開く動作を開始するために高いレベルのモータ出力が必要であることを意味する。開く動作中に、開き角度は大きくなり、従ってレバーも大きくなり、開く動作を継続するためには初期のモータ出力の一部が必要となる。その結果、それに応じてより強力な駆動モータが必要となり、設置により多くのスペースが必要となり、コストを増加させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
独国特許出願公開第10 2017 128 391号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の目的は、特にフラップの小さな開き角度を制御する場合に、スピンドル駆動アセンブリの機能を改善することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明によれば、この課題は、特許請求の範囲の請求項1に記載した特徴を有するスピンドル駆動アセンブリによって解決される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
内窓と窓開閉システム
3か月前
個人
ワイヤー式ドアクローザー
3か月前
株式会社京成電子
鍵管理装置
2か月前
株式会社ユニオン
錠機構
2か月前
中西産業株式会社
クレセント錠
2か月前
株式会社SKB
自閉扉の制動装置
29日前
生興株式會社
シリンダーキー
1か月前
スズキ株式会社
車両用ドア構造
13日前
サンユウテック株式会社
窓ロック装置
2か月前
株式会社ツーデン
自動ドア用安全装置
2か月前
株式会社WEST inx
錠操作部材
2か月前
スズキ株式会社
車両用ドア構造
13日前
個人
両開き回転扉の機能を備えた円形引き戸
5日前
ミネベアミツミ株式会社
電気錠
2か月前
豊田鉄工株式会社
車両用ドアの制御装置
1か月前
IHI運搬機械株式会社
開閉装置
2か月前
昭和フロント株式会社
建具
1か月前
昭和フロント株式会社
建具
2か月前
マクス株式会社
引き戸用施解錠システム
1か月前
株式会社WEST inx
施解錠システム
1か月前
株式会社WEST inx
施解錠システム
6日前
株式会社ユニオン
ドアの変形防止具
14日前
株式会社本田電子技研
自動ドア用検知装置
5日前
有限会社ツカサオート
ハンドル固定具
2か月前
株式会社シブタニ
ヒンジ
1か月前
デルタ工業株式会社
車両用ドアチェッカ
2か月前
株式会社SUBARU
車両用サイドガラス装置
2日前
新明工業株式会社
車両
1か月前
河村電器産業株式会社
宅配ロッカー
2か月前
株式会社アイシン
車両用スライドドア装置
1か月前
株式会社日本リフレッシュ
防犯装置
13日前
株式会社デンソー
モータ制御装置
1か月前
TOPPANホールディングス株式会社
身支度用個室ブース
3か月前
大和電機工業株式会社
扉開閉補助装置、及び扉構造体
1か月前
株式会社デンソー
開閉部材制御装置
1か月前
株式会社シブタニ
扉ハンドル装置
2か月前
続きを見る