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公開番号
2024152194
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-25
出願番号
2023066238
出願日
2023-04-14
発明の名称
宅配ロッカー
出願人
河村電器産業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E05B
65/00 20060101AFI20241018BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】幅広く非常時に対応できる宅配ロッカーを提供することを目的とする。
【解決手段】宅配ロッカー100は、非常時において、ロッカー本体部1の外部から機械的手段を手動で操作することによって施錠部10を解錠可能な第1の解錠機構20を備える。従って、停電時などの非常時の際には、使用者が第1の解錠機構20の機械的手段(操作部22)を外部から手動で操作することで、施錠部10を解錠することができる。また、子供が宅配ロッカーに閉じ込められた時などの非常時の際には、子供が第2の解錠機構30を内部から手動で操作することで、施錠部10を解錠することができる。以上より、宅配ロッカー100は、幅広く非常時に対応することができる。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
ロッカー本体部と、
ロッカー本体部の開口部を開閉する扉部と、
前記扉部を施錠する施錠部と、
非常時において、前記ロッカー本体部の外部から機械的手段を手動で操作することによって前記施錠部を解錠可能な第1の解錠機構と、
非常時において、前記ロッカー本体部の内部から手動で操作することによって前記施錠部を解錠可能な第2の解錠機構と、を備える宅配ロッカー。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記施錠部は電子錠を有し、
前記第2の解錠機構は、前記ロッカー本体部の内部にて、前記電子錠における解錠操作を手動で直接行うことができる操作片を有する、請求項1に記載の宅配ロッカー。
【請求項3】
前記操作片に対して長尺部材が取り付けられる、請求項2に記載の宅配ロッカー。
【請求項4】
前記ロッカー本体部は、複数の前記施錠部を備え、
前記第1の解錠機構は、複数の前記施錠部に跨がって設けられた金具を有し、
前記金具を移動させることで、複数の前記施錠部を一度に解錠可能である、請求項1に記載の宅配ロッカー。
【請求項5】
前記第2の解錠機構は、前記金具に取り付けられた操作片を有し、
前記操作片を操作して前記金具を移動させることで、複数の前記施錠部を一度に解錠可能である、請求項4に記載の宅配ロッカー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、宅配ロッカーに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、宅配ロッカーとして特許文献1に示すものが知られている。特許文献1に示す宅配ロッカーは、停電時において電子錠が停止してしまった場合などの非常時に、外部からの操作によって解錠を行うことができる機構が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-33288号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、宅配ロッカーは、停電などの場合のみならず、内部に子供が閉じ込められるなどの状況もある。この場合、宅配ロッカー内部からの非常脱出を可能とすることが求められる。このように、幅広く非常時に対応できる宅配ロッカーが求められていた。
【0005】
本開示は、幅広く非常時に対応できる宅配ロッカーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一側面に係る宅配ロッカーは、ロッカー本体部と、ロッカー本体部の開口部を開閉する扉部と、扉部を施錠する施錠部と、非常時において、ロッカー本体部の外部から機械的手段を手動で操作することによって施錠部を解錠可能な第1の解錠機構と、非常時において、ロッカー本体部の内部から手動で操作することによって施錠部を解錠可能な第2の解錠機構と、を備える。
【0007】
この宅配ロッカーは、非常時において、ロッカー本体部の外部から機械的手段を手動で操作することによって施錠部を解錠可能な第1の解錠機構を備える。従って、停電時などの非常時の際には、使用者が第1の解錠機構の機械的手段を外部から手動で操作することで、施錠部を解錠することができる。また、子供が宅配ロッカーに閉じ込められた時などの非常時の際には、子供が第2の解錠機構を内部から手動で操作することで、施錠部を解錠することができる。以上より、宅配ロッカーは、幅広く非常時に対応することができる。
【0008】
施錠部は電子錠を有し、第2の解錠機構は、ロッカー本体部の内部にて、電子錠における解錠操作を手動で直接行うことができる操作片を有してよい。この場合、閉じ込められた子供は、操作片を操作するだけで容易に手動で解錠操作を行うことができる。
【0009】
操作片に対して長尺部材が取り付けられてよい。この場合、閉じ込められた子供は、長尺部材を介して操作片を操作することで、容易に解錠操作を行うことができる。
【0010】
ロッカー本体部は、複数の施錠部を備え、第1の解錠機構は、複数の施錠部に跨がって設けられた金具を有し、金具を移動させることで、複数の施錠部を一度に解錠可能であってよい。この場合、複数の施錠部を一度の操作で解錠することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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