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公開番号
2025010500
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-21
出願番号
2024103258
出願日
2024-06-26
発明の名称
感光性樹脂組成物、感光性樹脂膜、ディスプレイ装置、および感光性樹脂膜の製造方法
出願人
三星エスディアイ株式会社
,
SAMSUNG SDI Co., LTD.
代理人
弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類
G03F
7/038 20060101AFI20250110BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】低温でも十分に硬化して耐溶剤性およびコーティング外観特性に優れ、さらに色特性も優れていて、高い信頼性およびパターン性を有する感光性樹脂組成物、これを用いた感光性樹脂膜、ディスプレイ装置および感光性樹脂膜製造方法を提供する。
【解決手段】感光性樹脂組成物は、(A)バインダー樹脂と、(B)着色剤と、(C)重合性単量体と、(D)重合開始剤と、(E)溶媒と、を含み、バインダー樹脂は側鎖にエチレン性不飽和二重結合を有する特定構造のアクリル系バインダー樹脂を含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)バインダー樹脂と、
(B)着色剤と、
(C)重合性単量体と、
(D)重合開始剤と、
(E)溶媒と、
を含み、
前記バインダー樹脂は下記化学式1および化学式2で表される構造単位からなる群より選択された少なくとも一つ以上を含み、下記化学式3~化学式5で表される構造単位からなる群より選択された少なくとも二つ以上を含む、感光性樹脂組成物。
[化学式1]
JPEG
2025010500000016.jpg
73
67
[化学式2]
JPEG
2025010500000017.jpg
22
22
[化学式3]
JPEG
2025010500000018.jpg
69
45
[化学式4]
JPEG
2025010500000019.jpg
33
22
[化学式5]
JPEG
2025010500000020.jpg
26
29
(上記化学式1~化学式5中、
R
1
~R
6
およびR
8
はそれぞれ独立して水素原子または置換もしくは非置換の炭素数1~20のアルキル基であり、
R
7
およびR
9
はそれぞれ独立して置換もしくは非置換の炭素数6~20のアリーレン基であり、
L
1
~L
6
はそれぞれ独立して単一結合または置換もしくは非置換の炭素数1~20のアルキレン基である。)
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記バインダー樹脂は、前記化学式1および化学式3~化学式5で表される構造単位を含む、請求項1に記載の感光性樹脂組成物。
【請求項3】
前記化学式1および化学式3~化学式5中、
R
1
、R
4
、およびR
6
はそれぞれ独立して置換もしくは非置換の炭素数1~20のアルキル基であり、
R
2
、R
5
、およびR
8
はそれぞれ独立して水素原子であり、
L
1
~L
6
はそれぞれ独立して置換もしくは非置換の炭素数1~20のアルキレン基である、請求項2に記載の感光性樹脂組成物。
【請求項4】
前記バインダー樹脂は、5000g/mol~8000g/molの重量平均分子量を有する、請求項1に記載の感光性樹脂組成物。
【請求項5】
前記バインダー樹脂は、150g/mol~500g/molの二重結合当量を有する、請求項1に記載の感光性樹脂組成物。
【請求項6】
前記感光性樹脂組成物を構成する固形分は、前記感光性樹脂組成物の総量に対して12重量%~24重量%で含まれる、請求項1に記載の感光性樹脂組成物。
【請求項7】
前記重合性単量体は、3つ以上の官能基を含む化合物を一つ以上含む、請求項1に記載の感光性樹脂組成物。
【請求項8】
前記重合性単量体は2種の化合物の混合物であり、
前記2種の化合物はそれぞれ独立して3つ以上の官能基を含む化合物である、請求項7に記載の感光性樹脂組成物。
【請求項9】
前記2種の化合物は3つ~5つの官能基を含む第1重合性単量体および6つ以上の官能基を含む第2重合性単量体であり、前記第1重合性単量体は前記第2重合性単量体より少ない含量で含まれる、請求項8に記載の感光性樹脂組成物。
【請求項10】
前記感光性樹脂組成物は、前記感光性樹脂組成物の総量に対して、
前記(A)バインダー樹脂5重量%~20重量%と、
前記(B)着色剤70重量%~90重量%と、
前記(C)重合性単量体1重量%~10重量%と、
前記(D)重合開始剤0.1重量%~5重量%と、
残部量の前記(E)溶媒と、
を含む、請求項1に記載の感光性樹脂組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、感光性樹脂組成物、感光性樹脂膜、ディスプレイ装置、および感光性樹脂膜の製造方法に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
最近、VR(Virtual Reality)、AR(Augmented Reality)、およびMR(Mixed Reality)機器に適用されるディスプレイパネルとして、自ら光を出す自発光型(Emissive)マイクロOLEDディスプレイパネルに対する関心が高まっている。
【0003】
一般的なOLEDディスプレイパネルに比べてピクセル大きさが10倍程度小さいマイクロOLEDディスプレイパネルの場合、既存のFMM(Fine Metal Mask)技術では赤(R)/緑(G)/青(B)発光層を精巧に形成しにくい。即ち、VR、ARなどの機器に既存の液晶ディスプレイを適用するにはカラーフィルタのパターンサイズが大きくて解像度を高めるのに無理がある。
【0004】
よって、最近になって、4000ppi以上の高い解像度を実現するためにOLEDoS(OLED on Silicon)技術が導入されている。当該技術は、シリコンウェハー(silicon wafer)の上に蒸着されたOLEDをバックライト(back light)にして、その上にカラーフィルタをパターニングする。既存の液晶ディスプレイに用いるカラーフィルタは、ガラスに100μm程度のパターンが形成される露光工程と230℃以上の高温でのポストベーク(post bake)工程を経て硬化される一方で、OLEDoSの上に形成されるカラーフィルタは、OLEDのために高温工程を経ることができなくて低温硬化が可能でなければならず、解像度を高めるために微細パターニングされることも重要である。VR、AR、MR機器の特性上、大きさも小さいために所望の解像度を実現するためには微細パターニングが必須である。
【0005】
しかしながら、低温(100℃以下)でのみ硬化が行われるための既存の材料から作られたカラーフィルタでは耐溶剤性およびコーティング外観特性の改善が難しく、色特性の確保も容易ではないという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
韓国公開特許第10-2022-0081693号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
一実施形態は、低温でも十分に硬化して耐溶剤性およびコーティング外観特性に優れ、さらに色特性も優れていて、高い信頼性およびパターン性を有する感光性樹脂組成物を提供する。
【0008】
他の一実施形態は、上記感光性樹脂組成物を用いて製造される感光性樹脂膜を提供する。
【0009】
また、他の一実施形態は、上記感光性樹脂膜を含むディスプレイ装置を提供する。
【0010】
また、他の一実施形態は、上記感光性樹脂膜の製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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