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公開番号
2025010468
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-21
出願番号
2024036324
出願日
2024-03-08
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
出願人
株式会社ブリヂストン
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60C
23/20 20060101AFI20250110BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両の稼働率を向上させる。
【解決手段】情報処理装置10は、タイヤ2のトレッド温度が、そのまま走行し続けると熱によってタイヤ2が損傷する可能性がある警告温度以上になる前に、タイヤ2を装着した車両のトレッド温度が警告温度未満のままで車両が走行できるような走行情報を生成し、生成した走行情報を通知する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
タイヤのトレッドとカーカスの間に張られたベルトの温度が、そのまま走行し続けると熱によって前記タイヤが損傷する可能性がある温度として予め定められた警告温度以上になる前に、
前記タイヤを装着した車両の前記ベルトの温度が前記警告温度未満のままで前記車両が走行できるような前記車両の走行に関する情報である走行情報を生成する生成部と、
前記生成部で生成された前記走行情報を通知する通知部と、
を備えた情報処理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記タイヤの内部温度から前記ベルトの温度を推定する推定部を備えた
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記推定部は、前記ベルトの温度を推定する場合、前記タイヤの内部温度に、前記タイヤにおけるトレッドの溝の残量、前記車両が走行する季節、及び時間帯の少なくとも1つを組み合わせて前記ベルトの温度を推定する
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記生成部は、前記車両の目的地までの経路、前記車両の速度範囲、前記車両に積載できる積載物の積載荷重度合い、及び前記車両が走行する時期の少なくとも1つを組み合わせた条件毎に前記走行情報を生成する
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記通知部は、前記生成部によって生成された前記走行情報が複数存在する場合、各々の前記走行情報を通知する
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記タイヤは、鉱山の採掘場で用いられる重機用のタイヤである
請求項1~請求項5の何れか1項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
タイヤのトレッドとカーカスの間に張られたベルトの温度が、そのまま走行し続けると熱によって前記タイヤが損傷する可能性がある温度として予め定められた警告温度以上になる前に、
前記タイヤを装着した車両の前記ベルトの温度が前記警告温度未満のままで前記車両が走行できるような前記車両の走行に関する情報である走行情報を生成し、
生成した前記走行情報を通知する処理をコンピュータが実行する
情報処理方法。
【請求項8】
タイヤのトレッドとカーカスの間に張られたベルトの温度が、そのまま走行し続けると熱によって前記タイヤが損傷する可能性がある温度として予め定められた警告温度以上になる前に、
前記タイヤを装着した車両の前記ベルトの温度が前記警告温度未満のままで前記車両が走行できるような前記車両の走行に関する情報である走行情報を生成し、
生成した前記走行情報を通知する処理をコンピュータに実行させるための
情報処理プログラム。
【請求項9】
タイヤのトレッドとカーカスの間に張られたベルトの温度が、そのまま走行し続けると熱によって前記タイヤが損傷する可能性がある温度として予め定められた警告温度以上になる前に、
前記タイヤを装着した車両の前記ベルトの温度が前記警告温度未満のままで前記車両が走行できるような前記車両の走行に関する情報である走行情報を生成する生成部と、
前記生成部で生成された前記走行情報に従って前記車両が自律的に走行するように、前記車両の走行を制御する自動制御装置に前記走行情報を通知する通知部と、
を備えた情報処理装置。
【請求項10】
タイヤのトレッドとカーカスの間に張られたベルトの温度が、そのまま走行し続けると熱によって前記タイヤが損傷する可能性がある温度として予め定められた警告温度以上になる前に、
前記タイヤを装着した車両の前記ベルトの温度が前記警告温度未満のままで前記車両が走行できるような前記車両の走行に関する情報である走行情報を生成し、
生成した前記走行情報に従って前記車両が自律的に走行するように、前記車両の走行を制御する自動制御装置に前記走行情報を通知する処理をコンピュータが実行する
情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
タイヤの複数の状態量を検出する検出手段と、タイヤに異常が発生した、又は発生するおそれがあると判定されるために満たすべき複数の状態量の範囲を含むタイヤ状態判定情報を格納する記憶手段と、格納されたタイヤ状態判定情報を参照し、検出された複数の状態量の各々がタイヤ状態判定情報に含まれる複数の状態量の範囲にある場合に、タイヤに異常が発生した、又は発生するおそれがあると判定するタイヤ状態判定手段と、を備えたタイヤ状態判定装置が開示されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-38730号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば鉱山の採掘場で用いられる重機は、岩石をタイヤで踏み付けながら未舗装の道路を走行すると共に、採掘した何十トンといった重さの岩石を運搬することがあるため、主に舗装された道路を走行する車両よりもタイヤに負荷がかかりやすく、タイヤの温度が上昇しやすい。
【0005】
こうした重機がタイヤの温度が上昇した状態のまま走行を継続すると、例えばタイヤに亀裂が生じてしまい、予定していない作業の中断が発生することがある。
【0006】
予定していない作業の中断は重機の稼働率を低下させるため、採掘計画にも影響を与える。したがって、重機のドライバーは、TPMS(Tire Pressure Monitoring System)によって計測されたタイヤの温度を参照しながら、タイヤの温度を上昇させないような走行を行っている。しかしながら、タイヤの温度を上昇させないようにするにはどういった走行を行えばよいかの判断はドライバーの経験と勘に依存するため、実際にはタイヤの温度が警告温度に達することがあり、作業の中断が発生することがあった。
【0007】
また、自動運行システム(AHS:Autonomous Haulage System)を用いて車両を制御する場合においても、タイヤの温度に基づいて、タイヤの故障発生リスクを低減可能な走行パターンを車両に指示することが可能であるが、そのためにはタイヤ温度情報の効果的な活用が必要となる。
【0008】
本開示は、車両の稼働率を向上させることができる情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
第1態様に係る情報処理装置は、タイヤのトレッドとカーカスの間に張られたベルトの温度が、そのまま走行し続けると熱によって前記タイヤが損傷する可能性がある温度として予め定められた警告温度以上になる前に、前記タイヤを装着した車両の前記ベルトの温度が前記警告温度未満のままで前記車両が走行できるような前記車両の走行に関する情報である走行情報を生成する生成部と、前記生成部で生成された前記走行情報を通知する通知部と、を備える。
【0010】
第2態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置において、前記タイヤの内部温度から前記ベルトの温度を推定する推定部を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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