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公開番号
2025010298
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2024190263,2022093321
出願日
2024-10-30,2016-11-03
発明の名称
体液の排出及び解析のためのシステム、装置、及び方法
出願人
ポトレロ メディカル,インコーポレイテッド
代理人
弁理士法人白坂
主分類
A61M
1/00 20060101AFI20250109BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】 排液アセンブリが負圧の増大を防ぐように構成された、体液の排出及び解析を行うためのシステム、装置、及び方法を提供する。
【解決手段】排液アセンブリは、通常、排液管腔、容器、排液管腔及び陽圧管腔6702と流体連通した通気機構、及びコントローラを備えてもよいカテーテルを備える。通気機構はさらに、閉鎖位置を維持するように構成された弁6702と、弁と流体連通した通気口6704とを備え、通気機構は、排液管腔内の流体で通気口が濡れないように構成される。
【選択図】 図67
特許請求の範囲
【請求項1】
負圧の増大を防ぐように構成された排液アセンブリであって、
体腔内へ挿入するように構成された第1端部を有し、カテーテル管腔が流体連通を通じて規定されるようにして、前記カテーテル管腔と流体連通して前記第1端部の付近又は前記第1端部に少なくとも1つの開口を有する伸張カテーテルと、
前記カテーテルの第2端部と流体連通した排液管腔を有する排液チューブと、
カセットマウントに収まるように構成され、前記排液管腔と流体連通した剛性カセットと、
前記排液管腔が前記カセットに接続する進入点に配置される排液弁と、
前記排液管腔と流体連通した通気機構と、
前記通気機構内に配置され、前記排液管腔内の第1圧力レベルが第2圧力レベルに落ちて第2弁が開放位置に移動するまで、閉鎖位置を維持するように構成された前記第2弁と、
前記カセット及び前記排液弁と連通し、前記カセット内への流体の流入が停止されるように前記カセットを押圧し、前記カセット内に採集された流体の量を判定するようにさらに構成されたコントローラと、
前記コントローラと電気的に通信している発光器であって、前記発光器が前記カセット内に収集された流体容積を通して前記カセット内に発光するべく配置されるように、前記発光器が前記カセットの壁部に近接している、発光器と、
を備えるアセンブリ。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記カセットが光学的透明部を含み、前記光学的透明部を通して前記発光器が前記カセットに発光する、請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項3】
前記カセットは、前記カセットの内側壁部上に配置された、又は前記カセットの前記内側壁部に組み込まれたリフレクタ部を含む、請求項2に記載のアセンブリ。
【請求項4】
前記コントローラが、前記カセットおよび前記流体容積を透過した光を解析し、前記流体容積から感染の兆候としてバクテリアの存在を判定するようにさらに構成されている、請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項5】
前記コントローラが、前記カセットを透過した光から赤血球、血漿、および白血球のうちの少なくともいずれかの存在を判定するように構成されている、請求項4に記載のアセンブリ。
【請求項6】
前記発光器は、紫外線を発光するように構成されている、請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項7】
前記第2弁の前記閉鎖位置から前記開放位置への移動により、前記通気機構から前記排液管腔内へ気体を導入し、任意の妨害物を清浄する、請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項8】
前記通気機構は、前記第2弁と連通した1つ以上のフィルタを備える、請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項9】
前記第2弁と流体連通して配置され、前記通気機構が前記排液管腔内の流体で通気口が濡れないようにする前記通気口をさらに備える、請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項10】
前記通気口は、通気口チューブの遠隔端部に配置される、請求項9に記載のアセンブリ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本出願は、2015年11月17日出願の米国仮出願第62/256,257号と、2015年12月20日出願の米国仮出願第62/270,022号と、2015年12月22日出願の米国仮出願第62/270,623号と、2016年1月6日出願の米国仮出願第62/275,348号と、2016年2月3日出願の米国仮出願第62/290,878号と、2016年3月14日出願の米国仮出願第62/307,988号と、2016年4月4日出願の米国仮出願第62/317,746号と、2016年8月9日出願の米国仮出願第62/372,731号との優先権の利益を主張し、2014年6月27日出願のPCT出願第PCT/US2014/44565号、2015年1月7日出願のPCT出願第PCT/US2015/010530号、及び2015年9月28日出願のPCT出願第PCT/US2015/52716号に関連する、2016年9月27日出願の米国特許出願第15/277,957号の継続出願であり、各々、その全体を参照としてここに援用する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【0002】
本発明は、医療用装置分野に関連し、特に、膀胱からの排尿を支援し、尿量や、酸素圧、尿コンダクタンス、及び尿比重等種々の尿パラメータを測定し、腎機能をモニタリングし、感染の有無を含む尿成分等の尿パラメータを解析し、流体投与を追跡及び/又は制御する装置に関連する。本発明はさらに、尿路、消化管、直腸部、腹膜前、胸膜腔、又はその他の体腔内のいずれかに設けられるよう適合されたカテーテルに組み込まれるセンサに基づき、生理的データを検知可能な医療用装置に関連する。
【0003】
本明細書中に言及するすべての公開物及び特許出願については、各々、個々の出版物又は特許出願を参照として援用することを具体的且つ個別に指摘したのと同一の程度において、参照としてここに援用する。
【背景技術】
【0004】
入院している長期処置患者の総数のうち10%が留置尿道カテーテルを受けていると推定される。ほぼすべての重篤患者がこれを受けており、ICUでは、毎時間尿量をモニタリングすることがルーチン手順である。尿の生成量は、流体状況と腎機能のインジケータである。しかしながら、多数の誤差の原因により、この重要なインジケータの測定に誤差が生じ得る。
【0005】
膀胱からの排尿に使用される最も一般的な装置は、フォーリーカテーテルである。留置バルーンと尿を中央管腔を通じて排出させる小穴とを備えた可撓性チューブの設計は、その導入以来、大きく変化することなく維持されてきた。しかしながら、フォーリーカテーテルの現行の設計では、例えば、仰臥位患者においては50mLを上回る残留量を膀胱に残し得る。Fallis,Wendy M.のIndwelling Foley Catheters Is the Current Design a Source of Erroneous Measurement of Urine Output? Critical Care Nurse 25.2(2005):44~51を参照のこと。ある研究によると、ICUにおける平均残留量が96mLであり、一般病棟では136mLであった。GarciaらのTraditional Foley Drainage Systems-Do They Drain the Bladder?、J Urol.2007 Jan;177(1):203~7;discussion 207を参照のこと。排液袋か、又は排液システム中の他の箇所にフォーリーカテーテルを接続する排液チューブ内にも、大量の残留量の尿が頻繁に見られる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
膀胱及び排液チューブ内の残尿は、チューブ内に形成され、膀胱から排液袋までの尿の流れを妨げる大きな気泡(エアロック)の結果として生じる。結果として、尿量の測定に先立ち、排液チューブを操作して配管を空にするよう支援することが看護師のルーチン手順となっている。ICUにおいては、毎時というように頻繁に測定が行われており、これは非常に反復的且つ不正確なプロセスとなっている。より正確で且つ自動的に尿量を測定するというニーズがある。
【0007】
また、尿採集システム内において、尿パラメータを測定及び解析する機会が存在する。
【0008】
尿量測定及び尿パラメータ解析を改良することに加え、排尿カテーテル自体が、患者の追加的パラメータを検出、収集、及び解析するというこれまで未開発であった機会を提示するものである。
【0009】
また、多くの種別の医療用装置が、患者の処置及び/又は維持を制御するように設計されている。例えば呼吸器では、中でも、患者の呼吸数、量、及び/又は気体混合を制御することができる。IV(静脈送達)では、薬剤等の流体及び/又はその他の物質を患者に送達することができる。他の装置として、薬剤を送達するか、又はその他の作用を及ぼすことのできるものが含まれる。このような種別の医療用装置は、種々の設定等を通じて厳しく制御することができる。看護師又はその他の施術者は、患者の種々のパラメータをチェックし、これに応じて医療処置装置の設定を調整してもよい。患者のパラメータを自動的又は半自動的に使用して医療処置装置の設定を制御するコントローラが必要とされる。
【課題を解決するための手段】
【0010】
フォーリータイプのカテーテルは、広く使用されており、低コストで、ヘルスケアの専門家により容易に定位置に装着されるが、フォーリータイプのカテーテルを修正すること、及び/又は、フォーリータイプのカテーテルに機能を追加することにより、臨界診断情報を導出するための媒体として使用されてもよい。本開示の技術は、腹腔内圧(又はその他の)感知能力を備えたフォーリータイプのカテーテルから導出されてもよい、高度に分解された、過去には入手できなかった診断情報を送達できるようにするものである。
(【0011】以降は省略されています)
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