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公開番号
2025010288
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2024190004,2022036648
出願日
2024-10-29,2022-03-09
発明の名称
電磁弁
出願人
株式会社不二工機
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
F16K
37/00 20060101AFI20250109BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】プランジャの位置を検知して電磁弁の故障検知を実現できる電磁弁を得る。
【解決手段】電磁弁100は、流体の流入口31及び流出口32が形成され、その間に主弁座35(弁座)及び主弁室33(弁室)が形成された弁本体30と、弁本体内30に設けられ、内部が主弁室33側と連通されるとともに外気と遮断されたパイプ51と、パイプ51内を上下に摺動するように配置され主弁座35と接離可能とされる主弁体40と、弁本体30内に配置され、主弁体40を主弁座35と接離する方向に移動させるプランジャ50と、プランジャ50を駆動するためのコイル70aが巻回されたソレノイド70と、プランジャ50に取り付けられた磁石102と、弁本体30内におけるパイプ51の外側、かつパイプ51の側部に位置し、磁石102の磁束密度を検出する磁気センサ108と備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
流体の流入口及び流出口が形成され、その間に弁座及び弁室が形成された弁本体と、
前記弁本体内に設けられ、内部が前記弁室側と連通されるとともに外気と遮断されたパイプと、
前記弁室内に配置され前記弁座と接離可能とされる弁体と、
前記パイプ内を上下に摺動するように配置され、前記弁体を前記弁座と接離する方向に移動させるプランジャと、
前記プランジャを駆動するためのコイルが巻回されたソレノイドと、
前記プランジャに取り付けられた磁石と、
前記弁本体内における前記パイプの外側、かつ前記パイプの側部に位置し、前記磁石の磁束密度を検出する磁気センサと、
を備えた電磁弁。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
前記磁石は、上下方向の一方側がS極、他方側がN極となるように着磁されている請求項1に記載の電磁弁。
【請求項3】
前記プランジャは円筒形状であり、
前記磁石は、前記プランジャの孔の上端部分に挿入されて固定されている、
請求項1に記載の電磁弁。
【請求項4】
前記パイプと前記弁本体を連結する磁性ステンレス製の吸引子を有し、
前記吸引子と前記プランジャとの間に圧縮コイルばねが配置されている、
請求項1に記載の電磁弁。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電磁弁に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
電磁弁の異常や故障を検知可能な電磁弁が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-291887号公報
特公昭52-36287号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の電磁弁では、プランジャ駆動用のコイルの電流波形を見ることで異常を検知しているが、プランジャ自体の位置は検知していない。
【0005】
特許文献2の電磁弁では、別途設けたコイルで異常を検知しているが、プランジャ自体の位置は検知していない。
【0006】
本開示は上記事実を考慮し、プランジャの位置を検知して故障検知を実現できる電磁弁の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の態様に係る電磁弁は、流体の流入口及び流出口が形成され、その間に弁座及び弁室が形成された弁本体と、前記弁室内に配置され前記弁座と接離可能とされる弁体と、前記弁本体内に配置され、前記弁体を前記弁座と接離する方向に移動させるプランジャと、前記プランジャを駆動するためのコイルが巻回されたソレノイドと、前記プランジャに取り付けられた磁石と、前記弁本体に設けられ、前記磁石の磁束密度を検出する磁気センサと、を備えている。
【0008】
この電磁弁では、ソレノイドのコイルに通電を行うことで、一例として、弁体を弁座から離間する方向に弁体を移動させることができ、これにより、流体を流入口から流出口へ流すことが可能となる。
【0009】
プランジャには磁石が取り付けられているので、プランジャが移動すると、磁石と弁本体に設けられた磁気センサとの距離が変化し、磁気センサで検出される磁石の磁束密度が変化する。
【0010】
例えば、弁体を移動させるプランジャが、弁座から弁体が離間する方向に移動することで磁石が磁気センサに接近するように構成した場合、磁気センサで検出した磁束密度が大きい場合にはプランジャが弁座から弁体が離間する方向に移動した状態であることが検知できる。また、磁気センサで検出した磁束密度が小さい場合には、プランジャが弁座へ弁体を移動した状態であることが検知できる。
したがって、この電磁弁では、コイルへの通電とプランジャの位置との関係から、電磁弁の故障の検知を実現できる。
この電磁弁では、コイルへの通電に関係なくプランジャの位置の検知を行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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