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公開番号
2025014557
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117219
出願日
2023-07-19
発明の名称
電動弁および電動弁ユニット
出願人
株式会社不二工機
代理人
弁理士法人第一国際特許事務所
主分類
F16K
31/04 20060101AFI20250123BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】汎用性を確保するとともに、制御の拡張性を高めることができる電動弁および電動弁ユニットを提供する。
【解決手段】電動弁に進入する又は電動弁から排出される流体の圧力および温度の少なくとも一方を検出するセンサから検出信号を入力可能な電動弁において、前記センサは、検出信号を出力可能なフレキシブルな配線、前記配線に接続された第2端子、および電動弁の第1コネクタに連結可能な第2コネクタ、を有し、前記第1コネクタと前記第2コネクタとを連結したときに、前記電動弁の第1端子と前記第2端子とが信号伝達可能に係合し、前記電動弁の制御部は、前記第1端子と前記第2端子とを介して前記センサから出力された検出信号を入力し、前記検出信号に基づいて前記電動弁のモータを駆動する駆動信号を出力する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
電動弁に流入する又は電動弁から流出される流体の圧力および温度の少なくとも一方を検出するセンサから検出信号を入力可能な電動弁であって、
弁口および前記弁口を囲む弁座を備えた弁本体と、
弁本体に取り付けられた円筒形状のキャンと、
前記キャンの内側に配置されたロータと、
前記キャンの外側に配置されたステータと、
前記ステータを覆い、第1コネクタを備えたカバーと、
前記弁座に対して接離する軸線方向に移動可能な弁体と、
前記ロータの回転移動を前記弁体の軸線方向移動に変換する送りねじ機構と、
前記カバー内に配置され、第1端子に接続された制御部を備えた基板と、を有し、
前記センサは、検出信号を出力可能なフレキシブルな配線、前記配線に接続された第2端子、および前記第1コネクタに連結可能な第2コネクタ、を有し、
前記第1コネクタと前記第2コネクタとを連結したときに、前記第1端子と前記第2端子とが信号伝達可能に係合し、
前記制御部は、前記第1端子と前記第2端子とを介して前記センサから出力された検出信号を入力し、前記検出信号に基づいて前記モータを駆動する駆動信号を出力する、
ことを特徴とする電動弁。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記電動弁は、前記流体を冷媒とする冷凍サイクルの一部を構成し、
前記制御部は、前記センサから入力した前記検出信号を、前記冷凍サイクルのシステムECUに出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電動弁。
【請求項3】
前記第1端子は、複数のセンサのうち1つ以上のセンサの前記第2端子に接続可能である、
ことを特徴とする請求項1に記載の電動弁。
【請求項4】
前記第2コネクタは、前記第1コネクタ内に進入した状態で連結される、
ことを特徴とする請求項1に記載の電動弁。
【請求項5】
前記第1コネクタは、前記第2コネクタ内に進入した状態で連結される、
ことを特徴とする請求項1に記載の電動弁。
【請求項6】
前記電動弁を、前記流体が流れる流路を備えた流路ブロックに取り付けたとき、前記第1コネクタの連結部は前記流路ブロック側に向くように配置される、
ことを特徴とする請求項4に記載の電動弁。
【請求項7】
前記第1コネクタと前記第2コネクタとが連結されたのちに、前記第1コネクタと前記第2コネクタの離間を防止する防止装置が設けられている、
ことを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の電動弁。
【請求項8】
電動弁に流入する又は電動弁から流出される流体の圧力および温度の少なくとも一方を検出するセンサと、前記センサから検出信号を入力可能な電動弁と、を有する電動弁ユニットにおいて、
前記センサは、
検出信号を出力可能なフレキシブルな配線と、
前記配線に接続された第2端子と、
第2コネクタと、を有し、
前記電動弁は、
弁口および前記弁口を囲む弁座を備えた弁本体と、
弁本体に取り付けられた円筒形状のキャンと、
前記キャンの内側に配置されたロータと、
前記キャンの外側に配置されたステータと、
前記ステータを覆い、前記第2コネクタに連結可能な第1コネクタを備えたカバーと、
前記弁座に対して接離する軸線方向に移動可能な弁体と、
前記ロータの回転移動を前記弁体の軸線方向移動に変換する送りねじ機構と、
前記カバー内に配置され、制御部および前記制御部に接続された第1端子を備えた基板と、を有し、
前記第1コネクタと前記第2コネクタとを連結したときに、前記第1端子と前記第2端子とが信号伝達可能に係合し、
前記制御部は、前記第1端子と前記第2端子とを介して前記センサから出力された検出信号を入力し、前記検出信号に基づいて前記モータを駆動する駆動信号を出力する、
ことを特徴とする電動弁ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動弁および電動弁ユニットに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、電動モータを用いて弁の開閉を行ういわゆる電動弁として、ロータの回転をねじ機構に伝達して弁の開閉を行うようにしたものが知られている。
【0003】
特許文献1には、ステーターユニットが、上下方向と平行になるように配置されたメイン基板と、メイン基板に対して直角に配置されたサブ基板と、サブ基板に設けられた磁気センサと、を有する電動弁が開示されている。
【0004】
かかる従来技術の電動弁において弁開度の制御を行うときは、磁気センサが現在弁開度(現在弁開度に応じた信号を含む)を検出し、サブ基板およびメイン基板を介して、上位のシステムECUに出力する。これと並行して、電動弁により制御される流体が通過する流路内に配置された圧力/温度センサが、流体の圧力/温度を検出し、それに応じた圧力/温度信号をシステムECUに出力する。該現在弁開度及び該圧力/温度信号を入力したシステムECUは、それらに基づき必要な弁開度を計算して制御信号を生成し、電動弁のメイン基板を介してステータに該制御信号を出力し、それにより所望の角度だけロータを回転させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2022/168651号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このように、圧力/温度センサは、電動弁の弁開度を制御するために必要な圧力/温度信号を出力することから、圧力/温度センサと電動弁とを一体化することが検討されている。しかしながら、例えば圧力/温度センサと電動弁とを同一ハウジングに組み込むなどすると、圧力/温度センサと電動弁を取り付ける部品それぞれに対してハウジングの専用設計が必要になり、汎用性が失われるという問題がある。また、電動弁の制御の拡張性も求められている。
【0007】
本発明は、汎用性を確保するとともに、制御の拡張性を高めることができる電動弁および電動弁ユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明による電動弁は、
電動弁に流入する又は電動弁から流出される流体の圧力および温度の少なくとも一方を検出するセンサから検出信号を入力可能な電動弁であって、
弁口および前記弁口を囲む弁座を備えた弁本体と、
弁本体に取り付けられた円筒形状のキャンと、
前記キャンの内側に配置されたロータと、
前記キャンの外側に配置されたステータと、
前記ステータを覆い、第1コネクタを備えたカバーと、
前記弁座に対して接離する軸線方向に移動可能な弁体と、
前記ロータの回転移動を前記弁体の軸線方向移動に変換する送りねじ機構と、
前記カバー内に配置され、第1端子に接続された制御部を備えた基板と、を有し、
前記センサは、検出信号を出力可能なフレキシブルな配線、前記配線に接続された第2端子、および前記第1コネクタに連結可能な第2コネクタ、を有し、
前記第1コネクタと前記第2コネクタとを連結したときに、前記第1端子と前記第2端子とが信号伝達可能に係合し、
前記制御部は、前記第1端子と前記第2端子とを介して前記センサから出力された検出信号を入力し、前記検出信号に基づいて前記モータを駆動する駆動信号を出力する、
ことを特徴とする。
【0009】
上記目的を達成するために、本発明による電動弁ユニットは、
電動弁に流入する又は電動弁から流出される流体の圧力および温度の少なくとも一方を検出するセンサと、前記センサから検出信号を入力可能な電動弁と、を有する電動弁ユニットにおいて、
前記センサは、
検出信号を出力可能なフレキシブルな配線と、
前記配線に接続された第2端子と、
第2コネクタと、を有し、
前記電動弁は、
弁口および前記弁口を囲む弁座を備えた弁本体と、
弁本体に取り付けられた円筒形状のキャンと、
前記キャンの内側に配置されたロータ)と、
前記キャンの外側に配置されたステータと、
前記ステータを覆い、前記第2コネクタに連結可能な第1コネクタを備えたカバーと、
前記弁座に対して接離する軸線方向に移動可能な弁体と、
前記ロータの回転移動を前記弁体の軸線方向移動に変換する送りねじ機構と、
前記カバー内に配置され、制御部および前記制御部に接続された第1端子を備えた基板と、を有し、
前記第1コネクタと前記第2コネクタとを連結したときに、前記第1端子と前記第2端子とが信号伝達可能に係合し、
前記制御部は、前記第1端子と前記第2端子とを介して前記センサから出力された検出信号を入力し、前記検出信号に基づいて前記モータを駆動する駆動信号を出力する、
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、汎用性を確保するとともに、制御の拡張性を高めることができる電動弁および電動弁ユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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