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公開番号
2025010283
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2024189894,2021534081
出願日
2024-10-29,2020-07-22
発明の名称
セルフ給油許可システム、セルフ給油許可システムの制御方法、及び、セルフ給油ステーション
出願人
ENEOS株式会社
,
トキコシステムソリューションズ株式会社
,
株式会社国際電気
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B67D
7/32 20100101AFI20250109BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約
【課題】監視装置が利用者の異常行動を判定し、制御を行うことで、省力化、より正確な給油許可の判断、及び、人員の有効利用を可能にする。
【解決手段】セルフ給油許可システムは、利用者の操作によるディスペンサを用いた車両への給油を、監視し、少なくとも利用者の行動を撮像して得られた画像データを分析した分析結果に基づいて、利用者が異常行動をしているか否かを判定する監視装置と、監視装置が取得した情報及び監視装置の判定結果を、監視装置から取得して出力するとともに、車両への給油を監視する監視員により操作される管理端末と、少なくとも監視装置の判定結果及び監視員による管理端末の操作に応じて、利用者の操作によるディスペンサを用いた車両への給油を制御する制御装置と、備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
利用者の操作によるディスペンサを用いた車両への給油を許可するセルフ給油許可システムにおいて、
前記利用者の操作による前記ディスペンサを用いた前記車両への給油を、監視し、少なくとも前記利用者の行動を撮像して得られた画像データを分析した分析結果に基づいて、前記利用者が異常行動をしているか否かを判定する監視装置と、
前記監視装置が取得した情報及び前記監視装置の判定結果を、前記監視装置から取得して出力するとともに、前記車両への給油を監視する監視員により操作される管理端末と、
少なくとも前記監視装置の判定結果及び前記監視員による前記管理端末の操作に応じて、前記利用者の操作による前記ディスペンサを用いた前記車両への給油を制御する制御装置と、備え、
前記管理端末は、前記監視装置及び前記制御装置とは別に設けられており、
前記監視装置が、前記利用者が異常行動をしていると判定しない場合には、前記監視員による前記管理端末への操作入力に基づいて、前記制御装置は、前記ディスペンサを用いた前記車両への給油を禁止又は許可する
ことを特徴とするセルフ給油許可システム。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記監視装置が、前記利用者が異常行動をしていると判定しない場合とは、前記監視装置が、前記利用者が異常行動をしているとの判定が不可能である場合、又は、前記監視装置が、前記利用者が正常行動をしていると判定する場合の少なくとも何れか一方である
ことを特徴とする請求項1に記載のセルフ給油許可システム。
【請求項3】
前記制御装置は、
前記利用者による給油の許可を指示する前記管理端末への前記監視員の操作入力に応じて、前記ディスペンサを用いた前記車両への給油を実行し、
一方、前記利用者による給油の禁止を指示する前記管理端末への前記監視員の操作入力に応じて、前記ディスペンサを用いた前記車両への給油を禁止する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のセルフ給油許可システム。
【請求項4】
前記監視装置は、
過去に取得された過去の利用者の操作による前記ディスペンサを用いた車両への給油の行動の画像に関する行動画像データを前記過去の利用者の異常行動又は正常行動として判定して分類別された分類別データを、教師データとして機械学習された判定モデルを用いて、今回の利用者が異常行動をしているか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のセルフ給油許可システム。
【請求項5】
前記監視装置は、
今回取得した今回の利用者の操作によるディスペンサを用いた車両への給油の行動画像に関する行動画像データと、前記分類別データのうち異常行動と判定された行動画像データとの近似度を計算し、この計算結果に基づいて、前記利用者が異常行動をしているか否かを判定する
ことを特徴とする請求項4に記載のセルフ給油許可システム。
【請求項6】
前記監視装置が、前記利用者が給油のための正常行動をしていると判定した場合には、前記監視員の代わりに前記制御装置により前記利用者による給油が許可され、
前記監視装置が、前記利用者が異常行動をしていると判定した場合には、前記制御装置により前記利用者による給油が禁止され、その後、前記監視員による前記管理端末への操作入力に基づいて、前記制御装置は前記ディスペンサを用いた前記車両への給油を再度禁止又は許可し、
前記監視装置が、前記利用者の行動を判定できない場合には、前記制御装置により前記利用者による給油が禁止され、その後、前記監視員による前記管理端末への操作入力に基づいて、前記制御装置は前記ディスペンサを用いた前記車両への給油を再度禁止又は許可する
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載のセルフ給油許可システム。
【請求項7】
前記監視装置が、前記利用者が給油のための正常行動をしていると判定した場合には、前記監視員の代わりに前記制御装置により前記利用者による給油が許可され、
前記監視装置が、前記利用者が異常行動をしていると判定した場合には、前記制御装置により前記利用者による給油が禁止され、その後、前記監視員による前記管理端末への操作入力に基づいて、前記制御装置は前記ディスペンサを用いた前記車両への給油を再度禁止又は許可し、
前記監視装置が、前記利用者の行動を判定できない場合には、前記監視員による前記管理端末への操作入力に基づいて、前記制御装置は前記ディスペンサを用いた前記車両への給油を許可する
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載のセルフ給油許可システム。
【請求項8】
少なくとも前記利用者の操作による給油の行動を撮像し、撮像して得られた画像データを前記監視装置に出力する監視カメラをさらに備える
ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載のセルフ給油許可システム。
【請求項9】
前記監視カメラは、
少なくとも前記ディスペンサの周辺を撮像して画像データを取得するディスペンサ用カメラと、
少なくとも前記ディスペンサにより給油される車両が停止する停止エリアを撮像して画像データを取得する停止エリア用カメラと、を含む
ことを特徴とする請求項8に記載のセルフ給油許可システム。
【請求項10】
前記利用者の操作による給油にともなって発生する、音声、温度、臭い、光、又は、油漏洩の少なくとも何れかを検知して、検知結果を前記監視装置に出力するセンサーをさらに備え、
前記監視装置は、前記画像データを分析した分析結果及び前記センサーが検知した検知結果に基づいて、前記利用者が異常行動をしているか否かを判定する
ことを特徴とする請求項9に記載のセルフ給油許可システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、セルフ給油許可システム、セルフ給油許可システムの制御方法、及び、セルフ給油ステーションに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
図8は、従来のセルフ給油ステーションにおける給油システム100Aの構成の一例を示す図である。
【0003】
従来のセルフ給油ステーションでは、例えば、図8に示すように、セルフ給油ステーションの建屋の制御室にて監視員が給油を行う利用者を目視、あるいは監視モニターで利用者の給油行動、安全性、危険行動を監視し、制御装置により給油許可を出していた。
【0004】
また、給油時にディスペンサの異常、利用者に不審者等を監視カメラ画像で発見した場合は、監視員がセルフ給油ステーションまで出向き、再確認を実施する対応を行なっていた。
【0005】
ここで、例えば、特許文献1には、給油機に監視カメラを設けて、監視モニターでその画像情報から給油の許可/禁止する制御技術が開示されている。
【0006】
この特許文献1では、監視カメラにより撮像されて事務所内の監視モニターでセルフ給油ステーションの監視員によって監視されており、この監視により利用者が給油操作を間違えないようにすると共に異常行動の発見も可能となっている。
【0007】
また、例えば、特許文献2には、複数の燃料供給装置を含むその周辺を撮像し撮像内容を出力する監視カメラと、通信手段により、設定器による設定操作が完了した燃料供給装置に燃料供給開始の許可を与える管理装置と、管理装置に接続されたモニターと、を有し、インタホンの通話スイッチがオンになると、設定器のディスプレイに表示された画像データと同じ画像データをモニターに表示する技術が開示されている。
【0008】
なお、この特許文献2では、監視員が監視モニターに表示された各燃料の供給装置の状態を確認し、異常がない場合は、給液許可釦をオンに操作して燃料装置に対して給液許可信号を返信する旨の開示がある。
【0009】
そして、この特許文献2では、計量機はこの計量制御装置による制御下で、利用者の操作が予め定められた所定手順に従っているか否かを確認しながら、車両等の燃料タンクに対する給液を行う旨の開示がある。
【0010】
そして、この特許文献2では、人間と機械が異なる着眼点で監視し、最後に人間が給液許可を判断した技術が開示されている。
(【0011】以降は省略されています)
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