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公開番号2024048596
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2022154601
出願日2022-09-28
発明の名称汁用ディスペンサー
出願人KLASS株式会社
代理人
主分類B67D 1/08 20060101AFI20240402BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約【課題】
汁用ディスペンサーのパラメータなどの設定は、各店舗のスタッフでは設定ミスをする場合があるので、運用教育を受けたサービスマンが、本社から各店舗に出張して設定しているが、サービスマンが出張しなくても運用管理ができるディスペンサーが要望されている。
【解決手段】
予め定められた処理を実行して汁ディスペンサーを制御する演算部と、インターネットに接続されたコンピュータとデータを送受信するための通信部を有し、演算部は、コンピュータから受信した、濃縮原料と湯の混合割合データに基づき、ポンプを起動させる時間と、弁を開く時間を制御し、混合部に投入する濃縮原料の量と湯の量を定め、濃縮原料と湯を所定の割合で希釈混合した汁を作る。

【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
みそ汁やだし汁の濃縮原料を湯で希釈混合して汁ものを作る汁用ディスペンサーであって、
湯を貯留する湯タンクと、
湯を沸かして保温するためのヒーターと、
濃縮原料と湯を混合して器に注出するための混合部と、
濃縮原料を前記混合部へ投入するためのポンプと、
湯を前記混合部へ供給するための弁と、
予め定められた処理を実行して汁ディスペンサーを制御する演算部と、
インターネットに接続されたコンピュータとデータを送受信するための通信部を有し、
前記演算部は、前記コンピュータから受信した、濃縮原料と湯の混合割合データに基づき、前記ポンプを起動させる時間と、前記弁を開く時間を制御し、前記混合部に投入する濃縮原料の量と湯の量を定め、濃縮原料と湯を所定の割合で希釈混合した汁を作ることを特徴とする汁用ディスペンサー。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
前記演算部は、インターネットに接続されたコンピュータから受信した、湯の温度データに基づいて前記ヒーターを制御し、濃縮原料を所定の温度の湯で希釈混合した汁を作ることを特徴とする、前記請求項1記載の汁用ディスペンサー。
【請求項3】
前記演算部は、注出を実行する毎に、実行した日時をインターネットに接続されたコンピュータへ送信することを特徴とする、前記請求項1記載の汁用ディスペンサー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、食堂や外食チェーン店において、みそ汁やだし汁を美味しく作ってお客様に提供するための汁用のディスペンサーに関するもので、詳しくは、濃縮されたみそ汁やだし汁の原料を湯と希釈混合してみそ汁やだし汁を作るための汁もののディスペンサーにおける、濃縮原料と湯の混合割合の定め方に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
食堂や外食チェーン店において、みそ汁やだし汁を提供しようとする場合、予め作りおきしておくと時間とともに煮詰まり風味がなくなる。
そこで、みそ汁やだし汁の濃縮原料が容器に納められて本社から外食チェーンの各店舗
に支給され、各店舗において、みそ汁やだし汁が注文された都度に、店舗のスタッフが、みそ汁やだし汁の濃縮原料を湯で希釈混合してお客様に提供するようになっており、みそ汁ディスペンサーやだし汁ディスペンサーが本社から支給されて設置されている。
みそ汁やだし汁の濃縮原料は袋状の容器に収められているものや紙パックに収められているものある。
また、どのくらいの割合で希釈混合すれば美味しい汁となるか、湯の温度はどれくらいがよいかは、濃縮原料の種類毎に、ベテランの調理師が定めて店舗のスタッフに指示している。
みそ汁を作るディスペンサーには特許第6804747号公報のディスペンサーがあり、だし汁を作るディスペンサーには特開2020-48504号公報のディスペンサーがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6804747号公報
【0004】
特開2020-48504号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
美味しい汁を作るための混合割合と温度は、各店舗に設置されている汁用ディスペンサーのパラメータ設定などの処理メニューを用いて設定しておけばよいのであるが、
各店舗のスタッフにはアルバイトなどの初心者が多いので設定ミスをする場合があるので、汁用ディスペンサーの運用教育を受けたサービスマンが、本社から各店舗に出張し、営業時間が過ぎてから設定している。
このような背景から、本社のサービスマンが各店舗に出張しなくても汁ディスペンサーの運用管理ができる、みそ汁ディスペンサーやだし汁の定量供給装置などの、汁用ディスペンサーが要望されている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
みそ汁やだし汁の濃縮原料を湯で希釈混合して汁ものを作る汁用ディスペンサーであって、
湯を貯留する湯タンクと、
湯を沸かして保温するためのヒーターと、
濃縮原料と湯を混合して器に注出するための混合部と、
濃縮原料を前記混合部へ投入するためのポンプと、
湯を前記混合部へ供給するための弁と、
予め定められた処理を実行して汁ディスペンサーを制御する演算部と、
インターネットに接続されたコンピュータとデータを送受信するための通信部を有し、
演算部は、コンピュータから受信した、濃縮原料と湯の混合割合データに基づき、ポンプを起動させる時間と、弁を開く時間を制御し、混合部に投入する濃縮原料の量と湯の量を定め、濃縮原料と湯を所定の割合で希釈混合した汁を作ることを特徴とする。
【0007】
演算部は、インターネットに接続されたコンピュータから受信した、湯の温度データに基づいてヒーターを制御し、濃縮原料を所定の温度の湯で希釈混合した汁を作ることを特徴とする。
【0008】
演算部は、注出を実行する毎に、実行した日時をインターネットに接続されたコンピュータへ送信することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
みそ汁やだし汁の濃縮原料を湯で希釈混合して汁ものを作る汁用ディスペンサーであって、
湯を貯留する湯タンクと、
湯を沸かして保温するためのヒーターと、
濃縮原料と湯を混合して器に注出するための混合部と、
濃縮原料を前記混合部へ投入するためのポンプと、
湯を前記混合部へ供給するための弁と、
予め定められた処理を実行して汁ディスペンサーを制御する演算部と、
インターネットに接続されたコンピュータとデータを送受信するための通信部を有し、
演算部は、コンピュータから受信した、濃縮原料と湯の混合割合データに基づき、ポンプを起動させる時間と、弁を開く時間を制御し、混合部に投入する濃縮原料の量と湯の量を定め、濃縮原料と湯を所定の割合で希釈混合した汁を作ることを特徴とするので、
各店舗にベテランのスタッフがいなくても混合の割合を間違うことがなく、美味しい風味のしるものを提供できる。
また、本社のサービスマンが、各店舗の営業時間を過ぎてから訪問して設定する必要がなくなるので、深夜勤務が少なくなり業務改善ができる。
【0010】
演算部は、インターネットに接続されたコンピュータから受信した、湯の温度データに基づいてヒーターを制御し、濃縮原料を所定の温度の湯で希釈混合した汁を作ることを特徴とするので、
美味しい風味が味わえる汁ものを提供できる。
(【0011】以降は省略されています)

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