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公開番号
2024035267
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-03-14
出願番号
2022139619
出願日
2022-09-02
発明の名称
給油ノズル
出願人
株式会社タツノ
代理人
個人
主分類
B67D
7/48 20100101AFI20240307BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約
【課題】給油の停止状況を一目で確認し易い給油ノズルを提供する。
【解決手段】車両の燃料タンク内に挿入される吐出パイプ2と、吐出パイプが接続され、吐出パイプへの燃料油が流れる流路を有するノズル本体3と、ノズル本体の握り部3aに設けられたノズルレバー4により開弁される主弁5と、ノズルレバーを保護するレバーガード7と、吐出パイプ内に先端が開口する空気流路管6を有して空気流路管の先端開口6aが閉塞した際に主弁を閉弁させる自動閉弁機構とを備える給油ノズル1において、ノズルレバーは、給油ノズルを構成する他の部品とは異なる色で配設される給油ノズル。ノズルレバーを握り部及びレバーガードと異なる色で配設してもよく、ノズルレバーの横断面の面積を1000mm
2
以上とすることができる。ノズルレバーの端部が当接した際に音を発する発音部7aをレバーガードに設けてもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の燃料タンク内に挿入される吐出パイプと、該吐出パイプが接続され、該吐出パイプへの燃料油が流れる流路を有するノズル本体と、該ノズル本体の握り部に設けられたノズルレバーにより開弁される主弁と、前記ノズルレバーを保護するレバーガードと、前記吐出パイプ内に先端が開口する空気流路管を有して該空気流路管の先端開口が閉塞した際に前記主弁を閉弁させる自動閉弁機構とを備える給油ノズルにおいて、
前記ノズルレバーは、該給油ノズルを構成する他の部品とは異なる色で配設されることを特徴とする給油ノズル。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
前記ノズルレバーは、前記握り部及び前記レバーガードと異なる色で配設されることを特徴とする請求項1に記載の給油ノズル。
【請求項3】
前記ノズルレバーの横断面の面積は、1000mm
2
以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の給油ノズル。
【請求項4】
前記ノズルレバーの端部が当接した際に音を発する発音部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の給油ノズル。
【請求項5】
前記発音部は、前記レバーガードに設けられることを特徴とする請求項4に記載の給油ノズル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の燃料タンク内の液位が上限近くに達すると自動的に弁を閉じて給油を停止する給油ノズルに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
給油所には、給油ノズルの筒先部を車両の給油口に挿入し、燃料油を車両の燃料タンクに給油するための給油装置が設置されている。給油中に車両の燃料タンク内の液位が上限近くに達すると、自動的に弁を閉じて給油を停止するようにした給油ノズルについては、既に特許文献1で提案されている。
【0003】
この種の給油ノズルは、図5に示すように、握り部33aを備えたノズル本体33の吐出パイプ32の先端32aに開口した空気流路管36がタンク内の液により閉鎖されると、給油ノズル31の陰圧発生部38に生じる負圧が自動閉弁機構のダイアフラム39を上方に変形させ、作動杆40の係止を解除して下方に変位させると共に、この下端に軸支されレバーガード37内に配設されたノズルレバー34を変位させ、開弁状態に保持していた主弁35を閉じるように構成される。
【0004】
ここで、長距離を走行する大型トラックや観光バス等の大型車両では、比較的容量の大きい燃料タンクに給油を行うために給油作業に時間が掛かり、作業員は他の顧客の対応をしながら給油の停止状況(自動閉弁機構の作動)を遠目で確認している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開昭51-33331号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、図6に示すように、一般的な給油所41では、キャノピー44の下に給油装置42、43等が配置され、他の車両の作業をしながら遠目に給油ノズル31のノズルレバー34(図6参照)の作動状況を確認しても、キャノピー44や給油装置42、43の陰となり暗く、さらにノズルレバー34が握り部33a(図5参照)とレバーガード37と同色のため、給油の停止状況が把握し難く、結果的に給油時間が長く掛かり大型車両の顧客に迷惑を掛ける恐れがあった。
【0007】
そこで、本発明は、給油の停止状況を一目で確認し易い給油ノズルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明は、車両の燃料タンク内に挿入される吐出パイプと、該吐出パイプが接続され、該吐出パイプへの燃料油が流れる流路を有するノズル本体と、該ノズル本体の握り部に設けられたノズルレバーにより開弁される主弁と、前記ノズルレバーを保護するレバーガードと、前記吐出パイプ内に先端が開口する空気流路管を有して該空気流路管の先端開口が閉塞した際に前記主弁を閉弁させる自動閉弁機構とを備える給油ノズルにおいて、前記ノズルレバーを、該給油ノズルを構成する他の部品とは異なる色で配設したことを特徴とする。
【0009】
本発明によれば、ノズルレバーを他の部品とは異なる色で配設したため、燃料油の給油時(ノズルレバーの開時)及び燃料油の給油停止時(ノズルレバーの閉時)の状態が判り易く、給油停止後の対応が早くなる。尚、ノズルレバーは蛍光色とすることが好ましい。
【0010】
上記給油ノズルにおいて、前記ノズルレバーを前記握り部及び前記レバーガードと異なる色で配設することができる。握り部とレバーガードは汚れを防止するために黒色とすることが多いが、ノズルレバーを黒色とは異なる色にすることでノズルレバーの位置を把握し易くなる。
(【0011】以降は省略されています)
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