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公開番号2024044645
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022150301
出願日2022-09-21
発明の名称キャッピング装置
出願人澁谷工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B67B 3/20 20060101AFI20240326BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約【課題】簡略な構成でキャッピングヘッドを自動交換可能なキャッピング装置を提供する。
【解決手段】キャッピングヘッドは、軸部34周りに回転規制されるとともに軸方向に摺動自在に嵌装され、外側に突出するロック爪24Aが設けられたカラー24を備える。マルチキャッパの連結部50はロック爪24Aと係合するバヨネット式の連結部であり、内周面に沿ってロック爪24Aを周方向に沿って案内する周方向ガイド溝60Bと、内周面の軸方向に沿ってロック爪24Aを案内して、ロック爪24Aを周方向ガイド溝60Bの一端へと案内する軸方向ガイド溝60Aと、周方向ガイド溝60Bの他端に設けられ、ロック爪24Aの周方向の移動を規制可能な係止部60Cとを備える。制御装置は、連結部50を用いたキャッピングヘッドの着脱において、連結部50をカラー24に対してサーボモータにより回転させ、サーボモータの出力トルクに基づき回転を停止する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
サーボモータによって回転される駆動軸と、前記駆動軸の下端に設けられるバヨネット式の連結部内に着脱自在に連結される従動軸を有するキャッピングヘッドと、前記サーボモータの出力を制御する制御装置とを備えたキャッピング装置であって、
前記キャッピングヘッドは、
前記従動軸周りに回転規制されるとともに軸方向に摺動自在に嵌装され、外周面から外側に突出する複数のロック爪が設けられたカラーを備え、
前記連結部は、
前記連結部の内周面に沿って設けられ、前記ロック爪を周方向に沿って案内する周方向ガイド溝と、
前記連結部の内周面に軸方向に沿って設けられ、前記カラーが前記連結部内へと挿入されるとき前記ロック爪を前記周方向ガイド溝の一端に案内する軸方向ガイド溝と、
前記周方向ガイド溝の他端に設けられ、前記ロック爪の周方向の移動を規制可能な係止部とを備え、
前記制御装置は、
前記連結部を用いたキャッピングヘッドの着脱において、前記連結部を前記カラーに対して前記サーボモータにより回転させ、前記サーボモータの出力トルクに基づいて前記回転を停止する
ことを特徴とするキャッピング装置。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記カラーを保持して前記キャッピングヘッドを昇降するヘッド保持手段を備え、
前記キャッピングヘッドは、前記カラーを前記従動軸の先端とは反対側に付勢する付勢部材を備え、
前記ヘッド保持手段は、前記連結部内に挿入した前記従動軸の先端を前記連結部に押し当て、前記付勢部材の付勢力に抗して前記ロック爪が前記周方向ガイド溝内に達するまで前記カラーを前記従動軸に対して押し上げ可能であり、
前記モータによる前記連結部の回転により、前記ロック爪は前記周方向ガイド溝内を移動可能であり、
前記係止部において前記付勢部材により前記カラーが前記従動軸の先端とは反対側に押し下げられるとき、前記ロック爪が前記周方向ガイド溝の下側に設けられる前記係止部を構成する凹部に係合し、前記連結部に対する前記カラーの周方向の移動が規制されることを特徴とする請求項1に記載のキャッピング装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、キャッピングヘッドが着脱自在なキャッピング装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
複数の種類のキャップに対してキャッピングを行うマルチキャッパでは、スピンドルに装着されるキャッピングヘッドを交換可能とし、取り扱われるキャップに適合したキャッピングヘッドをスピンドルに装着することで、異なるキャップのキャッピングに対応している(特許文献1)。特許文献1のキャッピングヘッド交換装置では、スピンドルとキャッピングヘッドの間に介装される連結プレートにキャッピングヘッドのフランジ部に立設される連結ピンを挿通するための幅広部と連結ピンのヘッド部よりも狭い円弧状の小狭部を有する連結孔を設け、連結ピンが連結孔に挿入されると連結プレートを回転させ、キャッピングヘッドのフランジ部に設けられ、ばねで付勢されるロックピンを連結プレートのロック孔に係合させることでキャッピングヘッドをスピンドルに取り付けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3431183号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の構成では、キャッピングヘッドを保持し、スピンドルとの間で受け渡しを行う受渡し機構に連結プレートを回転させるための動力機構を設ける必要や、ロックピンを解除するための動力機構、また、連結プレートの回転量を規定するための機構が必要となる。
【0005】
本発明は、簡略な構成でキャッピングヘッドを自動交換可能なキャッピング装置を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の発明であるキャッピング装置は、サーボモータによって回転される駆動軸と、前記駆動軸の下端に設けられるバヨネット式の連結部内に着脱自在に連結される従動軸を有するキャッピングヘッドと、前記サーボモータの出力を制御する制御装置とを備えたキャッピング装置であって、前記キャッピングヘッドは、前記従動軸周りに回転規制されるとともに軸方向に摺動自在に嵌装され、外周面から外側に突出する複数のロック爪が設けられたカラーを備え、前記連結部は、前記連結部の内周面に沿って設けられ、前記ロック爪を周方向に沿って案内する周方向ガイド溝と、前記連結部の内周面に軸方向に沿って設けられ、前記カラーが前記連結部内へと挿入されるとき前記ロック爪を前記周方向ガイド溝の一端に案内する軸方向ガイド溝と、前記周方向ガイド溝の他端に設けられ、前記ロック爪の周方向の移動を規制可能な係止部とを備え、前記制御装置は、前記連結部を用いたキャッピングヘッドの着脱において、前記連結部を前記カラーに対して前記サーボモータにより回転させ、前記サーボモータの出力トルクに基づいて前記回転を停止することを特徴としている。
【0007】
本発明の第2の発明であるキャッピング装置は、第1の発明において、前記カラーを保持して前記キャッピングヘッドを昇降するヘッド保持手段を備え、前記キャッピングヘッドは、前記カラーを前記従動軸の先端とは反対側に付勢する付勢部材を備え、前記ヘッド保持手段は、前記連結部内に挿入した前記従動軸の先端を前記連結部に押し当て、前記付勢部材の付勢力に抗して前記ロック爪が前記周方向ガイド溝内に達するまで前記カラーを前記従動軸に対して押し上げ可能であり、前記モータによる前記連結部の回転により、前記ロック爪は前記周方向ガイド溝内を移動可能であり、前記係止部において前記付勢部材により前記カラーが前記従動軸の先端とは反対側に押し下げられるとき、前記ロック爪が前記周方向ガイド溝の下側に設けられる前記係止部を構成する凹部に係合し、前記連結部に対する前記カラーの周方向の移動が規制されることを特徴としている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、簡略な構成でキャッピングヘッドを自動交換可能なキャッピング装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態であるキャッピング装置を容器搬送方向から見た縦断面図である。
本実施形態のクランプの平面図である。
キャッピングヘッドのマルチキャッパへの取り付け作業を時系列に示す側面図である。
キャッピングヘッドのマルチキャッパからの取り外し作業を時系列に示す側面図である。
変形例のクランプの平面図である。
別の変形例のクランプの平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態であるキャッピング装置を容器搬送方向から見た縦断面図である。なお、本実施形態では容器搬送方向をX軸方向、鉛直方向をZ軸方向、XY軸に直交する方向をY軸方向としている。
(【0011】以降は省略されています)

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