TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025013737
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-28
出願番号2023116365
出願日2023-07-16
発明の名称スパウト保持装置と包装容器の充填機
出願人有限会社静岡自動機製作所
代理人個人
主分類B67B 3/20 20060101AFI20250121BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約【課題】本発明は、スパウトを備える包装容器のスパウトが動かないように保持するスパウト保持装置と、スパウトを備える包装容器のスパウトにキャップが所望の状態(正常)に絞められたことを確認できる機構を備えるスパウトを備える包装容器の充填機を提供する。
【解決手段】 本発明の本発明のスパウト保持装置1は、包装容器のスパウトを保持する装置である。スパウトにおけるフランジの下方の少なくとも一部が嵌合する嵌合部111を備える第一保持体11と、第一保持体11の上面に配設される一対の第二保持体13と、を備える。第二保持体13は、平面視円弧状のフランジ押圧部131を備え、フランジ押圧部131の円弧の径に沿った縦断面は、端部1313に向かって細くなるテーパ状である。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
スパウトを備える包装容器のスパウトを保持する装置であって、
前記スパウトのフランジの下方の少なくとも一部が嵌合する嵌合部を備える第一保持体と、
前記第一保持体の上面に配設される一対の第二保持体と、を備え、
前記一対の第二保持体は、平面視円弧状のフランジ押圧部を備え、
前記フランジ押圧部の縦断面は、端部に向かって細くなるテーパ状である、
スパウト保持装置
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
請求項1に記載のスパウト保持装置と、注入装置と、キャップ締装置と、を備える
包装容器の充填装置。
【請求項3】
前記キャップ締装置の水平方向の両側に投光センサーと受光センサーとを備え、
前記キャップ締装置には、前記投光センサーからを発射する光が通過する間隙を備える
請求項2に記載の包装容器の充填装置。
【請求項4】
前記キャップ締装置は、トルクセンサーを備える
請求項2又は請求項3に記載の包装容器の充填装置。
【請求項5】
請求項1のスパウト保持装置にスパウト付きの包装容器のスパウトを保持させるスパウト保持工程と、
前記包装容器に、内容物を注入する注入工程と、
前記包装容器のスパウトにキャップを絞めるキャップ締め工程と、を備えるスパウト付きの包装容器の充填方法。
【請求項6】
請求項1のスパウト保持装置にスパウト付きの包装容器のスパウトを保持させるスパウト保持工程と、
前記包装容器に、内容物を注入する注入工程と、
前記包装容器のスパウトにキャップを絞めるキャップ締め工程と、
前記キャップの締まり状態を確認するキャップ締確認工程と、
を備えるスパウト付きの包装容器の充填方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スパウト保持装置とスパウトを備える包装容器の充填機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、液状体等を入れる包装容器としては、本体部はフィルム状の樹脂等であり、開口部にスパウトを備える容器が用いられる。前記スパウトの下端部は、フィルム状の本体部の開口部に固着等され、前記スパウトの上端部は開口部であり、前記スパウトの開口部にはキャップ等が取り付けられているもの等がある。前記液状体等の容器は、輸送や保管のためにダンボール等の外箱に収納される場合があり、一例としてバッグインボックスがある。
【0003】
スパウトを備える包装容器に液状体を注入した後、前記スパウトの上端部にキャップを取り付ける際、スパウトには、キャップの回転方向や、下方向に力が加わることにより、スパウト自体が回転したり、下方向に押されたりする。その結果、スパウトの下端部付近のフィルム状の本体部にも回転方向や下方向への力が加わる。フィルム状の本体部は、スパウトに比べて強度が低いため、本体部に破れや亀裂等が生じ、充填した液状体が容器から漏れだすことがあるいう問題点がある。例えば、スクリュータイプのキャップを絞める際に、スパウトがキャップの巻締め方向に動くことにより、スパウトの下端部付近の本体部にもスパウトと同方向の強い力が加わり、本体部が捻じれ、スパウトの一部が本体部から剥がれたり、本体部に破れや亀裂が生じたりする可能性がある。
【0004】
また、スパウトの開口部が、キャップで封止されない場合、スパウトの開口部から、液状体がこぼれるという問題点がある。
【0005】
特許文献1には、スパウトを備えるフレキシブルなバッグインボックス用の内袋に液体を充填し、充填の後、スパウトにキャップを嵌合する際に発生するスパウトとキャップの嵌合ズレを防ぐためのスパウト保持装置及び方法が開示されているが、スパウトの位置を固定するだけであり、スパウトが回転したり、下方向に動いたりすることを防止することはできない。そのため、フィルム状体の本体部に破れや亀裂等が生じ、充填した液状体が容器から漏れだす可能性があるという問題点は解決されない。更に、包装容器のキャップの締まり状態を確認する手段等については、言及がない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2009-298444号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、スパウトを備える包装容器のスパウトが動かないように保持するスパウト保持装置と、スパウトを備える包装容器のキャップの締まり状態を確認する手段を備える包装容器の充填機を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決する本発明は次の内容のものである。
【0009】
本発明のスパウト保持装置は、スパウトを備える包装容器のスパウトを保持する装置であって、
前記スパウトのフランジの下方の少なくとも一部が嵌合する嵌合部を備える第一保持体と、
前記第一保持体の上面に配設される一対の第二保持体と、を備え、
前記一対の第二保持体は、平面視円弧状のフランジ押圧部を備え、
前記フランジ押圧部の縦断面は、端部に向かって細くなるテーパ状である。
【0010】
本発明の包装容器の充填装置は、前記スパウト保持装置と、注入装置と、キャップ締装置と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

合同会社律歩
漏斗
7か月前
靜甲株式会社
キャッパ
6か月前
株式会社トキトモ産業
真空ブレーカー
12か月前
株式会社タツノ
給油認証システム
9か月前
澁谷工業株式会社
キャッパ
2か月前
澁谷工業株式会社
充填装置
7か月前
株式会社サイレック
キャッパー装置
5か月前
株式会社サイレック
キャッパー装置
8か月前
個人
ボトルキャップ用開栓具
4か月前
有限会社ユウアイ
キャップ載置装置
6か月前
ホシザキ株式会社
給茶機
11か月前
株式会社青木製作所
タンクローリの配管装置
4か月前
富士電機株式会社
液体供給装置
5か月前
澁谷工業株式会社
キャッパ
10か月前
ネクサン
流体輸送装置
8か月前
澁谷工業株式会社
キャッピング装置
2か月前
ホシザキ株式会社
飲料供給装置
11か月前
日清食品株式会社
カップ状容器の自動蓋部開封装置
7か月前
ホシザキ株式会社
飲料供給装置
10か月前
ホシザキ株式会社
飲料供給装置
2か月前
株式会社野村総合研究所
セルフ給油システム
9か月前
ホシザキ株式会社
飲料供給装置
7か月前
澁谷工業株式会社
キャッピングヘッド
6か月前
ホシザキ株式会社
飲料供給装置
2か月前
ホシザキ株式会社
飲料供給装置
1か月前
株式会社吉野工業所
高温充填方法
2か月前
AW・ウォーター株式会社
液体供給装置
5か月前
日本クロージャー株式会社
ボトルケース
5か月前
株式会社吉野工業所
液体充填方法
9か月前
個人
給水タンク固定装置
6か月前
靜甲株式会社
センタリング機構並びに充填包装機
6か月前
サッポロビール株式会社
カラン
3か月前
アサヒ飲料株式会社
炭酸飲料製造ラインの制御方法
1か月前
富士電機株式会社
飲料供給装置
2か月前
富士電機株式会社
飲料供給装置
2か月前
富士電機株式会社
飲料供給装置
7か月前
続きを見る