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公開番号2024158430
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023073621
出願日2023-04-27
発明の名称ウォーターサーバおよびそのプログラム
出願人パーパス株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B67D 3/00 20060101AFI20241031BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約【課題】ウォーターサーバから容器に給水中または給水後の水の温度を検出し、その検出温度を表示してウォーターサーバの利便性を高める。
【解決手段】少なくとも温水または冷水を給水するウォーターサーバ(2)であって、温水を生成して貯留する温水タンク(8)と、冷水を生成して貯留する冷水タンク(10)と、温水タンクまたは冷水タンクから容器(6)に給水する給水部(16)と、給水中または給水後、容器の水(W)の温度を検出する温度検出部(温度センサ18)と、温度検出部の検出温度を表示する温度表示部(42)とを含んでいる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも温水または冷水を給水するウォーターサーバであって、
前記温水を生成して貯留する温水タンクと、
前記冷水を生成して貯留する冷水タンクと、
前記温水タンクまたは前記冷水タンクから容器に給水する給水部と、
給水中または給水後、前記容器の水の温度を検出する温度検出部と、
前記水の検出温度を表示する温度表示部と、
を含む、ウォーターサーバ。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記温度検出部は、少なくとも前記容器の前記水の表面温度を非接触で検出する非接触温度センサを含む、請求項1に記載のウォーターサーバ。
【請求項3】
前記温度検出部は、前記給水部から前記容器に入る前記水の温度を検出する、請求項1または請求項2に記載のウォーターサーバ。
【請求項4】
さらに、給水開始から前記水の温度検出および温度表示を開始し、給水解除から一定時間、前記温度検出および前記温度表示を継続させる制御部を含む、請求項1に記載のウォーターサーバ。
【請求項5】
さらに、操作パネル部に温度検出ボタンと、
前記温度検出ボタンの操作を受け、温度検出および温度表示を制御する制御部と、
を含む、請求項1に記載のウォーターサーバ。
【請求項6】
前記温度表示部は、複数の異なる推奨温度を表す表示ランプを含み、前記検出温度が該当する前記推奨温度に到達したとき、該推奨温度を表す表示ランプを発光させる、請求項1に記載のウォーターサーバ。
【請求項7】
前記温度検出部が前記水の温度を検出する温度センサと、温度補正用温度センサを含み、温度特性補正部が前記温度センサの温度特性を前記温度補正用温度センサの検出温度で補正する、請求項1に記載のウォーターサーバ。
【請求項8】
少なくとも温水または冷水を給水するウォーターサーバであって、
前記温水を生成して貯留する温水タンクと、
前記冷水を生成して貯留する冷水タンクと、
設定温度を選択する設定温度選択ボタンと、
前記温水と前記冷水を混合して給水する混合給水部と、
前記混合給水部と前記温水タンクとの間に設置された温水電磁弁と、
前記混合給水部と前記冷水タンクとの間に設置された冷水電磁弁と、
給水中または給水後、前記容器の水の温度を検出する温度検出部と、
前記水の検出温度を表示する温度表示部と、
を備え、前記設定温度選択ボタンで選択された前記設定温度に応じて前記温水電磁弁と前記冷水電磁弁のデューティ比が変更される、ウォーターサーバ。
【請求項9】
コンピュータによって実行するプログラムであって、
給水部から容器に給水中または給水後、前記容器の水の温度を検出する温度検出部から温度情報を取得する機能と、
前記水の検出温度を温度表示部に表示させる機能と、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項10】
前記給水部から前記容器に給水中、前記容器に入る水の温度を検出する前記温度検出部から温度情報を取得する機能を前記コンピュータに実行させるための請求項9に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、少なくとも温水や冷水を給水するウォーターサーバの給水技術に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
温水や冷水を提供するウォーターサーバは、原水を加熱して温水を生成し、原水を冷却して冷水を生成している。通常、水道水から白湯を得るには水道水を沸騰させ、残留塩素などの物質を取り除き、50~60〔℃〕程度に冷ます必要がある。原水に純水・天然水・ミネラルウォーターを用いれば、水道水のように沸騰させなくても、白湯と同様の温水が得られるといわれている。したがって、斯かる原水を用いるウォーターサーバによれば、原水から白湯が得られる。
【0003】
従来、飲料供給に関し、カップの温度を測定する非接触温度センサを備え、測定温度が設定温度以上であれば、飲料選択ボタンの押下によりホット飲料を供給し、設定温度未満であれば飲料選択ボタンの押下によりコールド飲料を提供することが知られている(たとえば、特許文献1)。
【0004】
また、液体の品質管理に関し、飲用容器の温度を非接触にて連続して検出する温度センサを備え、この温度センサと電気的に接続されて飲用温度の容器を温める温度判断部を備えることが知られている(たとえば、特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-176484号公報
特開2019-104541号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、ウォーターサーバは、給水する冷水または温水がウォーターサーバ内で予め所定の温度に制御されている。ウォーターサーバには温水、高温水、冷水、弱冷水などの数種の高温度や低温度が設定されているものもある。このような温度設定がされていても、規定の温水温度と冷水温度の中間温度での給水はできない。この中間温度の温水を得るには、ユーザは容器に適量の温水を取り、これに冷水を加えて微調整することが必要である。しかも、混合後の水温も正確に知ることができないので、その温度調整は感覚や勘に頼るのが一般的であった。容器内の温度計測は可能であっても、日常的に温度計を用いることは不便であるし、温度指定のある食品や飲料を適温に調整することに手間取るなどの課題がある。
【0007】
本開示の発明者は、斯かる課題に鑑み、ウォーターサーバから給水されたカップ内の水温が判れば、ウォーターサーバの利便性をより高めることができるとの知見を得たのである。
【0008】
そこで、本開示の目的は、上記課題および上記知見に基づき、ウォーターサーバから容器に給水中または給水後の水の温度を検出し、その検出温度を表示してウォーターサーバの利便性を高めることにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、本開示のウォーターサーバの一側面によれば、少なくとも温水または冷水を給水するウォーターサーバであって、前記温水を生成して貯留する温水タンクと、前記冷水を生成して貯留する冷水タンクと、前記温水タンクまたは前記冷水タンクから容器に給水する給水部と、給水中または給水後、前記容器の水の温度を検出する温度検出部と、前記水の検出温度を表示する温度表示部とを含む。
【0010】
このウォーターサーバにおいて、前記温度検出部は、少なくとも前記容器の前記水の表面温度を非接触で検出する非接触温度センサを含んでもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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