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公開番号
2024154615
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023068538
出願日
2023-04-19
発明の名称
ウォーターサーバー
出願人
株式会社コスモライフ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B67D
3/00 20060101AFI20241024BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約
【課題】高温の飲料水の出水を停止した直後のタイミングで非高温の飲料水の出水操作をしたときに、はじめの一瞬のみ高温の飲料水が出水する問題を防止する。
【解決手段】温水流路28の下流端と冷水流路19の下流端とが合流する合流部32と、合流部32から筐体3の外部に飲料水を出水させる出水流路33とを有するウォーターサーバーにおいて、温水電磁弁29が閉弁するときに、その閉弁と同時に所定の微小時間だけ冷水電磁弁20を開弁させる制御を行なう。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体(3)と、
高温の飲料水を収容する温水タンク(9)と、
前記温水タンク(9)から高温の飲料水を流出させる温水流路(28)と、
前記温水流路(28)を開閉する温水電磁弁(29)と、
非高温の飲料水を収容する非温水タンク(7)と、
前記非温水タンク(7)から非高温の飲料水を流出させる非温水流路(19)と、
前記非温水流路(19)を開閉する非温水電磁弁(20)と、
前記温水流路(28)の下流端と前記非温水流路(19)の下流端とが合流する合流部(32)と、
前記合流部(32)から前記筐体(3)の外部に飲料水を出水させる出水流路(33)と、
ユーザーが操作する出水操作部(4)と、
前記出水操作部(4)の操作信号に基づいて前記温水電磁弁(29)と前記非温水電磁弁(20)を制御する制御部(40)と、を有するウォーターサーバーにおいて、
前記制御部(40)は、前記出水操作部(4)の操作に応じて開弁させた前記温水電磁弁(29)が閉弁するときに、その閉弁と同時に所定の微小時間だけ前記非温水電磁弁(20)を開弁させる制御を行なうことを特徴とするウォーターサーバー。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記温水流路(28)の前記温水電磁弁(29)から前記合流部(32)までの部分は、外部の空気が侵入しないように構成された管路であり、
前記非温水流路(19)の前記非温水電磁弁(20)から前記合流部(32)までの部分は、外部の空気が侵入しないように構成された管路であり、
前記出水流路(33)は、上端が前記合流部(32)に接続し、下端に水出口(34)を有する管路であり、
出水が停止したときに水の表面張力によって前記出水流路(33)に飲料水が保持されるように前記水出口(34)の内径が10mm以下とされている請求項1に記載のウォーターサーバー。
【請求項3】
前記温水流路(28)の前記温水電磁弁(29)から前記合流部(32)までの部分と、前記非温水流路(19)の前記非温水電磁弁(20)から前記合流部(32)までの部分と、前記合流部(32)と、前記出水流路(33)とが、樹脂製の出水ハウジング(35)で形成されている請求項1または2に記載のウォーターサーバー。
【請求項4】
前記微小時間が1秒以下である請求項1または2に記載のウォーターサーバー。
【請求項5】
前記非温水タンク(7)は、10℃以下の低温の飲料水を収容する冷水タンクである請求項1または2に記載のウォーターサーバー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、ウォーターサーバーに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、主にオフィスや病院などでウォーターサーバーが利用されてきたが、近年、水の安全や健康への関心の高まりから、一般家庭にもウォーターサーバーが普及しつつある(例えば、特許文献1)。
【0003】
特許文献1のウォーターサーバーは、低温の飲料水を収容する冷水タンクと、冷水タンクから低温の飲料水を流出させる冷水流路と、冷水流路を開閉する冷水電磁弁と、高温の飲料水を収容する温水タンクと、温水タンクから高温の飲料水を流出させる温水流路と、温水流路を開閉する温水電磁弁と、冷水流路の下流端と温水流路の下流端とが合流する合流部と、合流部から筐体の外部に飲料水を出水させる出水流路と、ユーザーが操作する冷水ボタンおよび温水ボタンと、冷水ボタンと温水ボタンの操作信号に基づいて冷水電磁弁と温水電磁弁を制御する制御部とを有する。
【0004】
このウォーターサーバーは、冷水ボタンを押したときは、冷水電磁弁が開弁し、冷水タンクの低温の飲料水が、冷水流路、合流部、出水流路を通って出水する。また、温水ボタンを押したときは、温水電磁弁が開弁し、温水タンクの高温の飲料水が、温水流路、合流部、出水流路を通って出水する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-187521号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、特許文献1のように、冷水流路の下流端と温水流路の下流端とが合流する合流部と、その合流部から筐体の外部に飲料水を出水させる出水流路とを有するウォーターサーバー(つまり、低温の飲料水と高温の飲料水とが共通の出水流路から出水するタイプのウォーターサーバー)においては、高温の飲料水を出水し、その出水が停止したときに、合流部と出水流路に高温の飲料水が残ることがある。
【0007】
この場合、高温の飲料水の出水が停止した直後のタイミングで冷水ボタンを押すと、ユーザーは低温の飲料水が出水すると思っているのに、実際には、合流部と出水流路に残っている高温の微小量の飲料水が排出されることで、はじめの一瞬のみ高温の飲料水が出水し、それがユーザーの手などに触れることで、火傷には至らずとも熱いと感じ、ユーザーの苦情に発展することがあった。
【0008】
この発明が解決しようとする課題は、冷水流路の下流端と温水流路の下流端とが合流する合流部と、その合流部から筐体の外部に飲料水を出水させる出水流路とを有するウォーターサーバーにおいて、高温の飲料水の出水を停止した直後のタイミングで非高温の飲料水の出水操作をしたときに、はじめの一瞬のみ高温の飲料水が出水する問題を防止することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、この発明では、以下の構成のウォーターサーバーを提供する。
[構成1]
筐体と、
高温の飲料水を収容する温水タンクと、
前記温水タンクから高温の飲料水を流出させる温水流路と、
前記温水流路を開閉する温水電磁弁と、
非高温の飲料水を収容する非温水タンクと、
前記非温水タンクから非高温の飲料水を流出させる非温水流路と、
前記非温水流路を開閉する非温水電磁弁と、
前記温水流路の下流端と前記非温水流路の下流端とが合流する合流部と、
前記合流部から前記筐体の外部に飲料水を出水させる出水流路と、
ユーザーが操作する出水操作部と、
前記出水操作部の操作信号に基づいて前記温水電磁弁と前記非温水電磁弁を制御する制御部と、を有するウォーターサーバーにおいて、
前記制御部は、前記出水操作部の操作に応じて開弁させた前記温水電磁弁が閉弁するときに、その閉弁と同時に所定の微小時間だけ前記非温水電磁弁を開弁させる制御を行なうことを特徴とするウォーターサーバー。
【0010】
この構成を採用すると、温水電磁弁が開弁して高温の飲料水が出水し、その後、温水電磁弁が閉弁するときに、温水電磁弁が閉弁すると同時に所定の微小時間だけ非温水電磁弁が開弁するので、非高温の微小量の飲料水が合流部と出水流路に流入し、合流部と出水流路の飲料水の温度が下がる。そのため、高温の飲料水の出水を停止した直後のタイミングで非高温の飲料水の出水操作をしたときに、はじめの一瞬のみ高温の飲料水が出水する問題を防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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