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公開番号2025010162
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2024177424,2023133101
出願日2024-10-09,2020-04-15
発明の名称行列ベースのイントラ予測と二次変換コア選択を調和させるエンコーダ、デコーダ、および対応する方法
出願人華為技術有限公司,HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
代理人弁理士法人ITOH
主分類H04N 19/12 20140101AFI20250109BHJP(電気通信技術)
要約【課題】行列ベースのイントラ予測と二次変換コア選択を調和させるエンコーダ、デコーダ、および対応する方法を提供する。
【解決手段】デコード装置またはエンコード装置によって実装されるコーディング方法であって:現在ブロックのイントラ予測モードを決定するステップ(1602)と;現在ブロックについて決定されたイントラ予測モードに基づいて、現在ブロックの二次変換の選択を決定するステップ(1603)とを含む、方法。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項1】
デコード装置またはエンコード装置によって実装されるコーディング方法であって:
現在ブロックのイントラ予測モードを決定する段階(1601)と;
現在ブロックについて決定された前記イントラ予測モードに基づいて、現在ブロックの非分離型の二次変換NSSTの選択を決定する段階(1603)とを含み、
前記イントラ予測モードが0未満であるときは、非分離型の二次変換コア・セットが1に設定され、
前記イントラ予測モードが0または1であるときは、非分離型の二次変換コア・セットが0に設定され、
前記イントラ予測モードが2以上12以下であるときは、非分離型の二次変換コア・セットが1に設定され、
前記イントラ予測モードが13以上23以下であるときは、非分離型の二次変換コア・セットが2に設定され、
前記イントラ予測モードが24以上44以下であるときは、非分離型の二次変換コア・セットが3に設定され、
前記イントラ予測モードが45以上55以下であるときは、非分離型の二次変換コア・セットが2に設定され、
前記イントラ予測モードが56以上であるときは、非分離型の二次変換コア・セットが1に設定され、
前記非分離型の二次変換コア・セットが0であるとき、非分離型の二次変換コアは
TIFF
2025010162000046.tif
124
170
を満たし;
前記非分離型の二次変換コア・セットが1であるとき、非分離型の二次変換コアは
TIFF
2025010162000047.tif
121
170
を満たし;
前記非分離型の二次変換コア・セットが2であるとき、非分離型の二次変換コアは
TIFF
2025010162000048.tif
123
170
を満たし;
前記非分離型の二次変換コア・セットが3であるとき、非分離型の二次変換コアは
TIFF
2025010162000049.tif
122
170
を満たす、
方法。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
現在ブロックがMIP(行列ベースのイントラ予測)モードを使って予測されない場合、現在ブロックの前記非分離型の二次変換のための前記非分離型の二次変換コアを選択し、MIPは平均、行列ベクトル乗算および線形補間の段階を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
当該方法がさらに:
現在ブロックがMIPモードを使って予測される場合、現在ブロックの非分離型の二次変換を無効にすることを含む、
請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
現在ブロックの非分離型の二次変換を無効にすることが:
現在ブロックについての非分離型の二次変換指示情報の値をデフォルト値に設定することを含む、
請求項3に記載の方法。
【請求項5】
現在ブロックがMIPモードを使って予測されるか否かがMIP指示情報の値によって指示される、請求項2に記載の方法。
【請求項6】
現在ブロックの行列ベースのイントラ予測(MIP)モード・インデックスおよび現在ブロックのサイズに従って、現在ブロックのイントラ予測モード・インデックスを取得する段階と;
現在ブロックの前記イントラ予測モード・インデックスに基づいて現在ブロックの非分離型の二次変換についての非分離型の二次変換コアを選択する段階とを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項7】
現在ブロックの前記イントラ予測モード・インデックスが、前記MIPモード・インデックス、現在ブロックのサイズの間のマッピング関係に従って得られ、前記マッピング関係はあらかじめ定義されたテーブルに従って示される、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
請求項1または2に記載の方法を実行するためのプログラム・コードを含むコンピュータ・プログラム・プロダクト。
【請求項9】
デコーダ(30)であって、
現在ブロックのイントラ予測モードを決定するように構成された決定ユニットと;
現在ブロックについて決定された前記イントラ予測モードに基づいて、現在ブロックの非分離型の二次変換NSSTの選択を決定するように構成された選択ユニットとを含み、
前記イントラ予測モードが0未満であるときは、非分離型の二次変換コア・セットが1に設定され、
前記イントラ予測モードが0または1であるときは、非分離型の二次変換コア・セットが0に設定され、
前記イントラ予測モードが2以上12以下であるときは、非分離型の二次変換コア・セットが1に設定され、
前記イントラ予測モードが13以上23以下であるときは、非分離型の二次変換コア・セットが2に設定され、
前記イントラ予測モードが24以上44以下であるときは、非分離型の二次変換コア・セットが3に設定され、
前記イントラ予測モードが45以上55以下であるときは、非分離型の二次変換コア・セットが2に設定され、
前記イントラ予測モードが56以上であるときは、非分離型の二次変換コア・セットが1に設定され、
前記非分離型の二次変換コア・セットが0であるとき、非分離型の二次変換コアは
TIFF
2025010162000050.tif
124
170
を満たし;
前記非分離型の二次変換コア・セットが1であるとき、非分離型の二次変換コアは
TIFF
2025010162000051.tif
120
170
を満たし;
前記非分離型の二次変換コア・セットが2であるとき、非分離型の二次変換コアは
TIFF
2025010162000052.tif
124
170
を満たし;
前記非分離型の二次変換コア・セットが3であるとき、非分離型の二次変換コアは
TIFF
2025010162000053.tif
122
170
を満たす、
デコーダ(30)。
【請求項10】
現在ブロックがMIP(行列ベースのイントラ予測)モードを使って予測されない場合、現在ブロックの前記非分離型の二次変換のための前記非分離型の二次変換コアを選択し、MIPは平均、行列・ベクトル乗算および線形補間の段階を含む、請求項9に記載のデコーダ(30)。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
技術分野
続きを表示(約 1,400 文字)【0002】
本出願(開示)の実施形態は、概して、ピクチャー処理の分野に関し、より具体的には、イントラ予測に関する。
【背景技術】
【0003】
ビデオコーディング(ビデオ・エンコードおよびデコード)は、広範囲のデジタルビデオアプリケーション、たとえば、放送デジタルTV、インターネットおよびモバイルネットワークを通じたビデオ伝送、ビデオチャット、ビデオ会議のようなリアルタイムの会話アプリケーション、DVDおよびブルーレイディスク、ビデオコンテンツの収集および編集システム、ならびにセキュリティアプリケーションのビデオカメラに使用される。
【0004】
比較的短いビデオを描写するために必要とされるビデオ・データの量でさえ、かなりになることがあり、そのことは、データがストリーミングされるか、または限られた帯域幅容量をもつ通信ネットワークを通じて他の仕方で通信される場合に、困難を生じる可能性がある。よって、ビデオ・データは、一般に、現代の遠隔通信ネットワークを通じて通信される前に圧縮される。メモリ資源が制限される可能性があるため、ビデオが記憶装置に記憶される場合には、ビデオのサイズも問題となる可能性がある。ビデオ圧縮装置は、しばしば、伝送または記憶の前にビデオ・データをコーディングするために源においてソフトウェアおよび/またはハードウェアを使用し、それによりデジタルビデオ画像を表わすのに必要とされるデータの量を減少させる。次いで、圧縮されたデータは、ビデオ・データをデコードするビデオ圧縮解除装置によって宛先で受領される。限られたネットワーク資源およびますます増大する、より高いビデオ品質の要求のため、ピクチャー品質の犠牲がほとんどまたは全くない、圧縮比を改善する改良された圧縮および圧縮解除技術が望ましい。
【発明の概要】
【0005】
本開示は、上述の問題を緩和または解決しようと試みる。
【0006】
本願の実施形態は、独立請求項に従ってエンコードおよびデコードするための装置および方法を提供する。
【0007】
本開示は、現在ブロックのイントラ予測モードを決定するステップと;現在ブロックについて決定されたイントラ予測モードに基づいて、現在ブロックの二次変換の選択を決定するステップとを含む、デコード装置またはエンコード装置によって実装されるコーディング方法を開示する。
【0008】
このように、本開示の方法は、現在ブロックのイントラ予測モードを決定し、決定されたイントラ予測モードに基づいて、現在ブロックの二次変換を実行するかどうか、およびどのように実行するかを決定する。
【0009】
上述の方法では、現在ブロックの二次変換のための二次変換コアの選択を決定することは、現在ブロックのイントラ予測モード・インデックスに基づいてもよい。
【0010】
上述の方法では、現在ブロックがMIP、行列ベースのイントラ予測(Matrix-based Intra Prediction)、モードを使用して予測されない場合、現在ブロックの二次変換のために二次変換コアが選択されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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