TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025009848
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2024077538
出願日
2024-05-10
発明の名称
光学フィルム、およびバックライトユニット
出願人
エルエムエス・カンパニー・リミテッド
,
LMS Co.,Ltd.
代理人
弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類
G02B
5/04 20060101AFI20250109BHJP(光学)
要約
【課題】光学フィルムおよびバックライトユニットを提供する。
【解決手段】光学フィルムは、第1のベース部、第1のベース部の第1の面に、底辺の長さが第1のピッチであり、対角線の長さが第1-1のピッチである複数のピラミッドパターンが形成されたピラミッドパターン層、及び第1のベース部の第2の面に、底辺の長さが第2のピッチである複数の第1のプリズムパターンが形成された第1のプリズムパターン層を含む第1のシート、第2のベース部、第2のベース部の第1の面に、複数の第2のプリズムパターンが形成された第2のプリズムパターン層、及び第2のベース部の第2の面に形成された第1の拡散層を含み、及び第3のベース部の第2の面に形成された第2の拡散層を含み、第2の拡散層は、第3のプリズムパターン層に対向し、第2のシートの上に重ね合わせて配置された第3のシートを含むことができる。
【選択図】図4a
特許請求の範囲
【請求項1】
光学フィルムにおいて、
第1のベース部、前記第1のベース部の第1の面に、底辺の長さが第1のピッチであり、対角線の長さが第1-1のピッチである複数のピラミッドパターンが形成されたピラミッドパターン層、及び前記第1のベース部の第2の面に、底辺の長さが第2のピッチである複数の第1のプリズムパターンが形成された第1のプリズムパターン層を含む第1のシート、
第2のベース部、前記第2のベース部の第1の面に、複数の第2のプリズムパターンが形成された第2のプリズムパターン層、及び前記第2のベース部の第2の面に形成された第1の拡散層を含み、前記第1の拡散層が、前記ピラミッドパターン層に対向し、第1のシートの上(over)に重ね合わせて配置された第2のシート、及び
第3のベース部、前記第3のベース部の第1の面に、複数の第3のプリズムパターンが形成された第3のプリズムパターン層、及び前記第3のベース部の第2の面に形成された第2の拡散層を含み、前記第2の拡散層は、前記第3のプリズムパターン層に対向し、前記第2のシートの上に重ね合わせて配置された第3のシートを含み、
前記複数の第1のプリズムパターンは、第1の方向に向かって稜線を形成し、
前記複数のピラミッドパターンは、前記底辺のいずれかの延在方向が、前記第1の方向と0度以上45度以下内の角度を形成するように構成され、
前記複数の第2のプリズムパターンは、前記第1の方向と互いに垂直な方向である第2の方向に向かって稜線を形成し、
前記複数の第3のプリズムパターンの稜線は、前記第2の方向に垂直な第3の方向に向かって稜線を形成する光学フィルム。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記第2のシート及び第3のシートはそれぞれ、ラミネートされた形態で製造されている、請求項1に記載の光学フィルム。
【請求項3】
前記第1のシート、第2のシート及び第3のシートはそれぞれ、ラミネートされた形態で製造されている、請求項1に記載の光学フィルム。
【請求項4】
前記第1のシートは、前記第2のシートの第2の面に向かって、指定された角度を有する光が入射するように、光を屈折又は反射する、請求項1に記載の光学フィルム。
【請求項5】
前記ピラミッドパターン層の屈折率と、前記第1のプリズムパターン層の屈折率とは、差の絶対値が0.2以下で形成された、請求項1に記載の光学フィルム。
【請求項6】
下記数式1又は数式2を満たす、請求項1に記載の光学フィルム。
TIFF
2025009848000004.tif
29
170
TIFF
2025009848000005.tif
39
170
【請求項7】
バックライトユニットにおいて、
エッジタイプの光源、及び
前記光源の上(over)に配置された光学フィルムが、
第1のベース部、前記第1のベース部の第1の面に、底辺の長さが第1のピッチであり、対角線の長さが第1-1のピッチである複数のピラミッドパターンが形成されたピラミッドパターン層、及び前記第1のベース部の第2の面に、底辺の長さが第2のピッチである複数の第1のプリズムパターンが形成された第1のプリズムパターン層を含む第1のシート、
第2のベース部、前記第2のベース部の第1の面に、複数の第2のプリズムパターンが形成された第2のプリズムパターン層、及び前記第2のベース部の第2の面に形成された第1の拡散層を含み、前記第1の拡散層が、前記ピラミッドパターン層に対向し、第1のシートの上(over)に重ね合わせて配置された第2のシート、及び
第3のベース部、前記第3のベース部の第1の面に、複数の第3のプリズムパターンが形成された第3のプリズムパターン層、及び前記第3のベース部の第2の面に形成された第2の拡散層を含み、前記第2の拡散層は、前記第3のプリズムパターン層に対向し、前記第2のシートの上に重ね合わせて配置された第3のシートを含み、
前記複数の第1のプリズムパターンは、第1の方向に向かって稜線を形成し、
前記複数のピラミッドパターンは、前記底辺のいずれかの延在方向が、前記第1の方向と0度以上45度以下内の角度をなし、
前記複数の第2のプリズムパターンは、前記第1の方向と互いに垂直な方向である第2の方向に向かって稜線を形成し、
前記複数の第3のプリズムパターンの稜線は、前記第2の方向に垂直な第3の方向に向かって稜線を形成する、バックライトユニット。
【請求項8】
前記エッジタイプの光源は、前記第1の方向と垂直な第4の方向に配置され、前記第1の方向と平行な方向に向かって、光を照射するように形成された、請求項7に記載のバックライトユニット。
【請求項9】
前記エッジタイプの光源は、第4の方向に配置され、
前記第1の方向は、前記第4の方向と第1の角度差分だけティルティングされ、前記第3の方向は、前記第1の方向と平行に形成され、前記第4の方向と前記第1の角度差と等しい第2の角度差分だけティルティングされている、請求項7に記載のバックライトユニット。
【請求項10】
下記数式1又は数式2を満たす、請求項7に記載のバックライトユニット。
TIFF
2025009848000006.tif
29
170
TIFF
2025009848000007.tif
43
170
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示の様々な実施形態は、液晶ディスプレイ装置に用いられる光学フィルムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)装置は、電子装置の画面全体に光を均一に照射するバックライトユニットを含むことができる。バックライトユニットは、光源、導光板、拡散シート、プリズムを含む光学フィルムを含むことができる。光源から出射された光は、導光板を介して上部に伝達され、上部に伝達された光は、拡散シートを通して拡散された後、上部に備えられた光学フィルムを介して、液晶パネルに伝達することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
韓国公開特許第10-2022-0060922号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
最近、開発されているディスプレイ装置は、徐々に厚さが薄くなっており、これにより、バックライトユニットも、薄型で制作されることが求められる。バックライトユニットでは、比較的厚い厚さを持つ拡散シートを除去するための開発が進められている。例えば、バックライトユニットとして、光源、導光板、拡散シート、プリズムシートを含む実施形態から拡散シートを除去するか、それを置き換えるための研究が開発されている。
【0005】
拡散シートは、一面及び/又は他面に拡散層を形成することができる。前記拡散層は、一般に光拡散剤ビーズ(beads)を含むものであり、光源及び導光板から提供された光がプリズムシートに向かうと、より広い範囲に広がる一方、光源に対する視認性を下げる遮蔽シートとしての役割を果たすことができる。
【0006】
ところで、前記拡散シートは、大体に厚さが厚く、バックライトユニットの輝度の向上を阻害する側面があるので、これを置き換えるための努力がなされている。
【0007】
また、前記拡散シートに代えて、ピラミッドパターンと逆プリズムパターンとを含むシートを用いる場合、ピラミッドパターン及び逆プリズムパターンの配置によって、モアレ(moire)が発生する問題が生じることがある。
【0008】
本発明は、多様な実施形態を通じて、厚い拡散シートを使用せずに、光源の形状が視認されることを防止する性能(以下、「遮蔽性能」とも言える)に優れ、同時に輝度が高い(以下、「輝度性能」とも言える)液晶表示装置用の光学フィルムを提供することを目的とする。
【0009】
さらに、本開示は、拡散シートに代えて、ピラミッドパターン及び逆プリズムパターンを含むシートを用いる場合において、モアレを効果的に回避するための光学フィルムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示の様々な実施形態によれば、光学フィルムにおいて、第1のベース部、前記第1のベース部の第1の面に、底面の長さが第1のピッチであり、対角線の長さが第1-1のピッチである複数のピラミッドパターンが形成されたピラミッドパターン層、及び前記第1のベース部の第2の面に、底面の長さが第2のピッチである複数の第1のプリズムパターンが形成された第1のプリズムパターン層を含む第1のシート、第2のベース部、前記第2のベース部の第1面に、複数の第2のプリズムパターンが形成された第2のプリズムパターン層、及び前記第2のベース部の第2の面に形成された第1の拡散層を含み、前記第1の拡散層が、前記ピラミッドパターン層に対向し、第1のシートの上(over)に重ね合わせて配置された第2のシート、及び第3のベース部、前記第3のベース部の第1の面に、複数の第3のプリズムパターンが形成された第3のプリズムパターン層、及び前記第3のベース部の第2の面に形成された第2の拡散層を含み、前記第2の拡散層が、前記第3のプリズムパターン層に対向し、第2のシートの上に重ね合わせて配置された第3のシートを含み、前記複数の第1のプリズムパターンは、第1の方向に向かって稜線 を形成し、前記複数のピラミッドパターンは、前記底辺のいずれかの延在方向が前記第1の方向と0度以上45度以下内の角度を成し、前記複数の第2のプリズムパターンは、前記第1の方向と互いに垂直な方向である第2の方向に向かって稜線を形成し、前記複数の第3のプリズムパターンの稜線は、前記第2の方向と垂直な第3の方向に向かって稜線が形成された光学フィルムを提供することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
眼鏡こめかみ支持具
9日前
日本精機株式会社
プロジェクタ
16日前
富士通株式会社
光伝送装置
17日前
株式会社クラベ
光伝送体及び照明装置
3日前
日亜化学工業株式会社
発光装置
16日前
株式会社日本創作
望遠鏡
13日前
ハート光学株式会社
眼鏡ケース
9日前
キヤノン株式会社
光学機器
2日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
10日前
ブラザー工業株式会社
走査光学装置
13日前
大日本印刷株式会社
調光部材
16日前
キヤノン株式会社
レンズ鏡筒
16日前
株式会社スマートセンシング
照明装置
16日前
日本精機株式会社
薄板部材の支持構造及び表示装置
17日前
住友ベークライト株式会社
積層体の製造方法
3日前
大日本印刷株式会社
光学フィルム
3日前
ヘラマンタイトン株式会社
コネクタ保持具
9日前
株式会社 GLASSART
水に浮くアイウェア
9日前
株式会社エスパー
マイクロプリズム反射体
2日前
日本化薬株式会社
接着剤組成物及びこれを用いた偏光板
13日前
雅視光学技術(深セン)有限公司
骨伝導補聴メガネ
19日前
大日本印刷株式会社
光学素子
16日前
株式会社日本触媒
撮像素子
18日前
株式会社小糸製作所
画像投影装置
12日前
キヤノン株式会社
光学系および撮像装置
10日前
大日本印刷株式会社
調光部材、合わせ板
16日前
ブラザー工業株式会社
走査光学装置の製造方法
13日前
キヤノン株式会社
走査光学装置及び画像形成装置
24日前
アイカ工業株式会社
反射防止フィルム及びそれを用いた成形品
9日前
株式会社JVCケンウッド
ヘッドマウントディスプレイ
9日前
KDDI株式会社
光フィルタ
13日前
株式会社インターメスティック
眼鏡フレーム
13日前
キヤノン株式会社
レンズ装置および撮像装置
9日前
住友電工オプティフロンティア株式会社
融着接続機
4日前
アルプスアルパイン株式会社
表示装置
16日前
大日本印刷株式会社
調光セル、調光部材及び移動体
24日前
続きを見る
他の特許を見る