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公開番号
2025009625
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023129137
出願日
2023-08-08
発明の名称
モジュール式錠剤製造システム
出願人
水星生醫股分有限公司
代理人
弁理士法人湘洋特許事務所
主分類
A61J
3/06 20060101AFI20250109BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】3Dプリンティング装置用のモジュール式錠剤製造システムを提供する。
【解決手段】モジュール式錠剤製造システム1であって、機械本体2と、機械本体に少なくとも1つの粉末落下ゲート本体3が組み立てられ、粉末落下収容空間を有する。少なくとも1つの粉末貯蔵ゲート本体を備え、粉末落下ゲート本体と組み立てられる。粉末貯蔵ゲート本体4は、複数の粉末貯蔵空間を有し、各粉末貯蔵空間の底部には、それぞれ粉末貯蔵排出部品が装備され、粉末貯蔵ゲート本体には複数の粉末貯蔵制御ユニットを備え、それぞれ粉末排出連結部品を駆動して粉末貯蔵排出部品を開閉する。粉末貯蔵空間内の薬剤粉末は、粉末排出ゲート本体の粉末落下収容空間に落下させ、薬剤粉末を補うことができる。これにより、モジュール式錠剤製造システムは薬剤粉末を迅速に補充することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
モジュール式錠剤製造システムであって、
少なくとも1つの組立プレートを備えた機械本体と、複数の粉末落下ゲート本体を含み、
前記粉末落下ゲート本体と前記組立プレートが相互に組み立てられ、
前記粉末落下ゲート本体に粉末収容空間が形成され、底部は粉末落下口を形成する、
モジュール式錠剤製造システム。
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【請求項2】
請求項1に記載のモジュール式錠剤製造システムであって、少なくとも1つの粉末貯蔵ゲート本体をさらに備え、粉末貯蔵ゲート本体は、粉末落下ゲート本体を組み立て、粉末貯蔵ゲート本体には複数のスペーサを有し、複数の粉末貯蔵空間が、スペーサによって区切り、各粉末貯蔵空間の底部には粉末貯蔵排出部品が設置され、粉末貯蔵ゲート本体には複数の粉末貯蔵制御ユニットが設置され、それぞれ粉末貯蔵排出部品を制御し、
機械本体が粉末落下ゲート本体を駆動して粉末貯蔵ゲート本体の下に移動することができ、粉末貯蔵空間内の粉末が粉末落下ゲート本体の粉末落下収容空間に落下して、粉末落下収容空間内の粉末を補うことができる、モジュール式錠剤製造システム。
【請求項3】
請求項2に記載のモジュール式錠剤製造システムであって、粉末貯蔵ゲート本体内に少なくとも1つの粉末排出連結部品がさらに配置され、粉末貯蔵制御ユニットがそれぞれ粉末排出連結部品を駆動して、粉末貯蔵排出部品を開閉する、モジュール式錠剤製造システム。
【請求項4】
請求項2に記載のモジュール式錠剤製造システムであって、少なくとも1つの位置決め部品が設けられ、粉末貯蔵ゲート本体には少なくとも1つのアライメント部品が設けられ、機械本体は、粉末落下ゲート本体を駆動して粉末貯蔵ゲート本体の下に移動すると、位置決め部品をアライメント部品によって位置決めすることができ、これにより、粉末貯蔵空間内の粉末を粉末落下ゲート本体の所定の粉末落下収容空間に落下させることができる、モジュール式錠剤製造システム。
【請求項5】
請求項1に記載のモジュール式錠剤製造システムであって、組立プレート側に少なくとも1つの第1接続部を設け、粉末落下ゲート本体側に少なくとも1つの第1ジョイント部を設け、第一接続部とを相互に組み立てる、モジュール式錠剤製造システム。
【請求項6】
請求項5に記載のモジュール式錠剤製造システムであって、第1接続部側に第1ガイド溝が形成され、第1ジョイント部側に第1ガイドエッジが形成され、第1ガイドエッジは第1ガイド溝に取り付けられる、モジュール式錠剤製造システム。
【請求項7】
請求項1に記載のモジュール式錠剤製造システムであって、組立プレート側に少なくとも1つの第2接続部が設けられ、粉末落下ゲート本体側に少なくとも1つの第2ジョイント部を設け、第2接続部とを相互に組み立てる、モジュール式錠剤製造システム。
【請求項8】
請求項7に記載のモジュール式錠剤製造システムであって、第2接続部側に第2ガイド溝が形成され、第2ジョイント部側に第2ガイドエッジが形成され、第2ガイドエッジは第2ガイド溝に取り付けられ、第2ジョイント部には少なくとも1つのジョイント穴が形成され、プルロッドは、制御部品によって前後に移動するように制御され、ジョイント穴を組み立てまたは分離する、モジュール式錠剤製造システム。
【請求項9】
請求項1に記載のモジュール式錠剤製造システムであって、組立プレートは、粉末落下ゲート本体の他方側に少なくとも1つの撹拌駆動部品を備え、粉末落下ゲート本体は、粉末落下収容空間内に少なくとも1つの撹拌ローラーを備え、撹拌ローラーは撹拌駆動部品と組み立てられる、モジュール式錠剤製造システム。
【請求項10】
請求項1に記載のモジュール式錠剤製造システムであって、組立プレートには、粉末落下ゲート本体の他方側に少なくとも1つの撹拌駆動部品が設けられ、粉末落下ゲート本体は、粉末落下収容空間内に少なくとも1つの粉末落下ローラーが配置され、粉末落下ローラーは粉末落下駆動部品と組み立てられ、粉末落下ローラは粉末落下口の前に配置される、モジュール式錠剤製造システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、薬剤粉末を迅速に補充でき、ニーズに応じて薬剤粉末ゲートを配置して、設備コストの低減や、薬剤製造の効率化が達成できるモジュール式錠剤製造システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
科学技術の急速な発展に伴い、医薬品錠剤の製造方法は、従来の金型を使って作る方法から、現在の3Dプリンティング技術で必要な錠剤をプリンティングする方法に変更された。コンピューター支援の3Dプリンティング技術により、一般的な錠剤は3Dプリンティングで医薬品粉末を層ごとに積み重ねて製造される。
【0003】
医薬品錠剤を作るための既存の3Dプリンティング装置は、集粉ボックスに配置する必要があり、集粉ボックスは主にノズルを含むプリンティング装置と組み合わされるため、粉末落下とプリンティングの過程で、集粉ボックスとプリンティング装置は同期動作し、特にプリンティングプロセス中、ニーズを満たすために、プリンティング装置が高速で移動する。
現在、市場に出回っているプリンティング装置には大量の粉末が蓄積されるため、プリンティング装置の集粉ボックスには、大量の粉末を保管するのに十分な粉末保管スペースが必要であり、集粉箱の容積が大きくなり、重量が重くなり、プリンティング装置の動きが遅くなり、したがって、錠剤の歩留まり効率が悪くなる。
【0004】
さらに、現在の錠剤の多くは複合成分であり、異なる成分の粉末を収容するためにより多くの集粉ボックが必要となり、現在市販のプリンティング装置では、錠剤の最も多くの種類を設定する必要があり、プリンティング装置の製造コストが相対的に増加し、粉末の種類によって集粉ボックの交換や分解ができないため、プリンティング装置の移動速度が遅くなり、空の集粉ボック設定が発生する。
【0005】
したがって、上記の従来の問題点および欠陥がどのように解決するかが、本発明者とこの業界に従事する関連メーカーは、早急に検討と改善の方向である。
【発明の概要】
【0006】
上記課題を効率的に解決するために、本発明の主な目的は、薬剤粉末を迅速に補充でき、需要に応じて薬剤粉末ゲートが配置でき、設備コストを削減し、錠剤の製造効率が良くするモジュール式錠剤製造システムを提供することにある。
【0007】
本発明の別の目的は、薬剤粉末の混雑で錠剤の効果に影響を与えることを回避するために、薬剤粉末の種類を効率的に分離してプリンティングできるモジュール式錠剤製造システムを提供することである。
【0008】
上記の目的を達成するために、本発明は、モジュール式薬剤インゴット製造システムを提供し、次のとおりであって、機械本体と、少なくとも1つの組立プレートが機械本体と組み立てられ、複数の粉末落下ゲート本体を有する。粉末落下ゲート本体が組立プレートと組み立てられ、粉末落下ゲート本体には粉末落下収容空間を有し、底部には粉末落下口が形成される。
【0009】
本発明のモジュール式錠剤製造システムの一実施形態によれば、少なくとも1つの粉末貯蔵ゲート本体を含み、粉末貯蔵ゲート本体は粉末落下ゲート本体と組み立てられ、粉末貯蔵ゲート本体は、複数のセパレータを有し、複数の粉末貯蔵空間はセパレータによって区切られ、各粉末貯蔵空間の底部にはそれぞれ粉末貯蔵排出部品が備えられ、複数の粉末貯蔵制御ユニットが粉末貯蔵ゲート本体に設置され、粉末貯蔵排出部品を制御する。機械本体は、粉末落下ゲート本体を駆動して粉末貯蔵ゲート本体の下に移動することができ、粉末貯蔵スペース内の粉末は、粉末落下ゲート本体の粉末落下収容空間に落下して、粉末を補うことができる。
【0010】
本発明のモジュール式錠剤製造システムの一実施形態によれば、粉末貯蔵ゲート本体には、少なくとも1つの粉末排出連結部品を備え、粉末貯蔵制御ユニットがそれぞれ粉末排出連結部品を駆動して、粉末貯蔵排出部品を開閉させる。
(【0011】以降は省略されています)
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