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公開番号
2025009400
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023112389
出願日
2023-07-07
発明の名称
入浴介助用具
出願人
タカノ株式会社
代理人
弁理士法人綿貫国際特許・商標事務所
主分類
A61H
33/00 20060101AFI20250110BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】使用者の身体を支える部材としてクッションを用いると共に、クッションをフレームから分離させることにより、それぞれを確実に乾燥させることで、カビの発生を防止し、衛生的な使用が可能な入浴介助用具を提供する。
【解決手段】使用者の身体を支えるクッション(ヘッドサポートクッション22,背クッション24,座クッション32,レッグサポートクッション34)と、クッション(ヘッドサポートクッション22,背クッション24,座クッション32,レッグサポートクッション34)が取り付けられるフレーム10と、を具備し、クッション(ヘッドサポートクッション22,背クッション24,座クッション32,レッグサポートクッション34)は、フレーム10に脱着可能であることを特徴とする入浴介助用具100である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
使用者の身体を支えるクッションと、前記クッションが取り付けられるフレームと、を具備し、
前記クッションは、前記フレームに脱着可能であることを特徴とする入浴介助用具。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記クッションには、前記フレームの一部と凹凸嵌合する嵌合凸部または嵌合凹部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の入浴介助用具。
【請求項3】
前記クッションは、フォーム状態の樹脂により形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の入浴介助用具。
【請求項4】
前記クッションは、アスカーゴム硬度計による計測値がC20~C60であることを特徴とする請求項1または2記載の入浴介助用具。
【請求項5】
前記クッションは、前記アスカーゴム硬度計による前記計測値がC22~C35であることを特徴とする請求項4記載の入浴介助用具。
【請求項6】
前記クッションは、防水性コーティングされていることを特徴とする請求項1または2記載の入浴介助用具。
【請求項7】
前記防水性コーティングには抗菌剤が配合されていることを特徴とする請求項6記載の入浴介助用具。
【請求項8】
前記クッションは、2つ以上に分割されていることを特徴とする請求項1または2記載の入浴介助用具。
【請求項9】
前記クッションには、前記使用者の背中に対応する背部の側方から前記使用者の脇腹部分に沿って前方に張り出す背部張出部が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の入浴介助用具。
【請求項10】
前記クッションには、前記背部の前面において前記フレームの幅方向中心軸に沿って背凹部が設けられていることを特徴とする請求項9記載の入浴介助用具。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、浴室等で用いられる入浴介助用具に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
子ども、障がい者、けが人および要介護者が入浴時に使用する入浴介助用具は公知である。このような入浴介助用具としては、非特許文献1(株式会社きさく工房 製品カタログ Aqua pit2(電子版))に開示されているような構成が知られている。具体的には、入浴介助用具の使用時における排水性を高めるためにメッシュシートにより使用者の身体を支える形態が採用されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
株式会社きさく工房、“入浴介助用具 Aqua pitII”、[online]、[令和5年6月8日検索]、インターネット(URL:https://kisakukobo.jp/ebook/aqua_pit2/HTML5/pc.html#/page/1)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
非特許文献1に開示されている入浴介助用具は、フレーム部分とメッシュシートが着脱可能ではないため、フレーム部分とメッシュシートとの間やメッシュシートの目等に水が溜まり、入浴介助用具にカビが生え易くなり、不衛生になるおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、使用者の身体を支える部材としてクッションを用いると共に、クッションをフレームから分離させることにより、それぞれを確実に洗浄して乾燥させることで、有機物や水分の残存をなくしてカビの発生を防止し、衛生的な使用が可能な入浴介助用具の提供を目的とする。
【0006】
本発明は、以下に記載するような解決手段により、前記課題を解決する。
【0007】
すなわち、本発明は、使用者の身体を支えるクッションと、前記クッションが取り付けられるフレームと、を具備し、前記クッションは、前記フレームに脱着可能であることを特徴とする入浴介助用具である。
【0008】
これによれば、使用後の入浴介助用具をクッションとフレームを分離させた状態にすることで、それぞれを確実に洗浄および乾燥させることができ、有機物や水分の残存をなくしてカビの発生を防止し衛生的に使用することができる。
【0009】
また、前記クッションには、前記フレームの一部と凹凸嵌合する嵌合凸部または嵌合凹部が設けられていることが好ましい。
【0010】
これにより、クッションとフレームの着脱を容易に行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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