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公開番号
2025009368
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023112334
出願日
2023-07-07
発明の名称
建物の空調ダクトユニット及び空調構造、並びに空調ダクトユニットの設置方法
出願人
フジモリ産業株式会社
代理人
弁理士法人湧泉特許事務所
主分類
F24F
13/02 20060101AFI20250110BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】建物の外壁のガラリチャンバーと梁との間の開口幅が狭隘であっても、ダクトとガラリチャンバーとを確実に接続可能な空調構造を提供する。
【解決手段】建物1の外壁2にガラリチャンバー10を設置する。ガラリチャンバー10と近接して架設された梁3と、ガラリチャンバー10の間に開口幅W
5e
=600mm以下の狭隘空間5が画成されている。空調ダクトユニット20の第1接続管23をガラリチャンバー10の屋内壁部12aに設ける、空調ダクトユニット20のダクト21を梁3の貫通穴3cに通し、ダクト21の先端部の第2接続管24を第1接続管23と接続する。ダクト21における貫通穴3cより屋内側の部分21aに入力された接続のための押し込み力が、第2接続管24に伝達可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
建物の外壁に近接して架設された梁との間に開口幅600mm以下の狭隘空間を画成するように前記外壁に設置されたガラリチャンバーと接続される空調ダクトユニットであって、
前記ガラリチャンバーの屋内壁部に設けられた第1接続管と、
前記梁の貫通穴に通されたダクトと、
前記ダクトの屋外側の先端部に設けられ、前記第1接続管と接続される第2接続管と、
を備え、前記ダクトにおける前記貫通穴より屋内側の部分に入力された前記接続のための押し込み力が、前記第2接続管に伝達可能であることを特徴とする空調ダクトユニット。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記ダクトの長さが、2000mm以下である請求項1に記載の空調ダクトユニット。
【請求項3】
前記ダクトが、不燃性管、硬質管、軟質管から選択される1の管によって構成されている請求項1に記載の空調ダクトユニット。
【請求項4】
請求項1~3の何れか1項に記載の空調ダクトユニットと、
前記梁との間の前記開口幅が500mm以下であるガラリチャンバーと、
を備えたことを特徴とする建物の空調構造。
【請求項5】
請求項1~3の何れか1項に記載の空調ダクトユニットの設置方法であって、前記梁よりも屋内側にて前記ダクトを支持しながら、前記貫通穴から前記狭隘空間に前記ダクト及び前記第2接続管を挿し入れて、かつ前記ダクト及び前記第2接続管における前記挿し入れられた部分を直接支持することなく、前記梁よりも屋内側から前記ダクトを屋外側へ押し込んで、前記第2接続管を前記第1接続管と接続することを特徴とする空調ダクトユニットの設置方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の外壁のガラリチャンバーと接続される空調ダクトユニット及び空調構造、並びに空調ダクトユニットの設置方法に関し、特に、ガラリチャンバーと近接する梁を貫通してガラリチャンバーと接続される空調ダクトユニット等に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、高層オフィスビル等の建物の外壁に設置されたガラリチャンバーと、建物の屋内に配管されたダクトを有する建物用空調構造が記載されている。ガラリチャンバーは、屋外に面するガラリ部と、屋内に面するチャンバー部を含む。チャンバー部は、外壁近くの屋内に架設された鉄骨梁と対面している。ダクトが、鉄骨梁の貫通孔に通されている。チャンバー部から突出された第1接続管に、ダクトの端部の第2接続管が嵌め込まれている。第1接続管には板バネ状の係止突起が設けられており、第2接続管の管壁には係止開口が形成されている。係止突起が係止開口に嵌ることによって、第2接続管が第1接続管に引き抜き不能に接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3232481号公報(図1)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
通常、ガラリチャンバーと鉄骨梁との間には、作業者がダクトとガラリチャンバーとの接続作業を行なうのに十分な開口幅が確保されている。作業者は、ガラリチャンバーと梁との間に体を入れて、ダクトの端部を支えながら、接続作業を行なう。
しかし、近年の高層オフィスビル等の建物においては、ガラリチャンバーと梁との間の開口幅が狭隘で、作業者がガラリチャンバーと梁との間に体を入れにくく、手を挿し入れることさえ出来ないケースも増えている。
本発明は、かかる事情に鑑み、ガラリチャンバーと梁との間の開口幅が狭隘であっても、ダクトとガラリチャンバーとを確実に接続できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を解決するため、本発明は、建物の外壁に近接して架設された梁との間に開口幅600mm以下の狭隘空間を画成するように前記外壁に設置されたガラリチャンバーと接続される空調ダクトユニットであって、
前記ガラリチャンバーの屋内壁部に設けられた第1接続管と、
前記梁の貫通穴に通されたダクトと、
前記ダクトの屋外側の先端部に設けられ、前記第1接続管と接続される第2接続管と、
を備え、前記ダクトにおける前記貫通穴より屋内側の部分に入力された前記接続のための押し込み力が、前記第2接続管に伝達可能であることを特徴とする。
【0006】
好ましくは、前記ダクトの長さが、2000mm以下である。
【0007】
好ましくは、前記ダクトが、不燃性管、硬質管、軟質管から選択される1の管によって構成されている。
【0008】
本発明に係る建物の空調構造は、前記空調ダクトユニットと、
前記梁との間の前記開口幅が500mm以下であるガラリチャンバーと、
を備えたことを特徴とする。
【0009】
本発明方法は、前記空調ダクトユニットの設置方法であって、前記梁よりも屋内側にて前記ダクトを支持しながら、前記貫通穴から前記狭隘空間に前記ダクト及び前記第2接続管を挿し入れて、かつ前記ダクト及び前記第2接続管における前記挿し入れられた部分を直接支持することなく、前記梁よりも屋内側から前記ダクトを屋外側へ押し込んで、前記第2接続管を前記第1接続管と接続することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、建物の空調構造において、ガラリチャンバーと梁との間の開口幅が狭隘であっても、ダクトとガラリチャンバーとを確実に接続することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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