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公開番号
2025008897
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023111505
出願日
2023-07-06
発明の名称
画像形成装置、画像形成装置の制御方法、およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20250109BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】ユーザの利便性を損なうことなく、シートに対する画像形成および画像消去を効率的に実行することができる画像形成装置等を提供することを目的とする。
【解決手段】画像形成装置は、シートに対する画像形成が可能な通常電力状態と、画像形成の要求があると通常電力状態に移行するスリープ状態と、画像形成の要求があっても通常電力状態に移行しないサスペンド状態と、を有し、更に、スリープ状態への移行条件が満たされたことに応じて、画像形成装置を通常電力状態からスリープ状態に移行させる一方で、サスペンド状態への移行条件が満たされた場合に、画像形成装置を通常電力状態からサスペンド状態に移行させる電力制御プログラム602と、サスペンド状態への移行条件が満たされたときから、画像形成装置が通常電力状態からサスペンド状態に移行するまでの間において、シートに対する画像消去を行うプリンタ制御プログラム605と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
シートに対する画像形成が可能な第1状態と、画像形成の要求があると前記第1状態に移行する第2状態と、画像形成の要求があっても前記第1状態に移行しない第3状態と、を有する画像形成装置であって、
前記第2状態への移行条件が満たされたことに応じて、前記画像形成装置を前記第1状態から前記第2状態に移行させる第1移行手段と、
前記第3状態への移行条件が満たされた場合に、前記画像形成装置を前記第1状態から前記第3状態に移行させる第2移行手段と、
前記第3状態への移行条件が満たされたときから、前記画像形成装置が前記第1状態から前記第3状態に移行するまでの間において、シートに対する画像消去を行う消去手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記第1状態は、通常電力状態であり、
前記第2状態および前記第3状態は、前記通常電力状態よりも電力の消費が少ない第1省電力状態および第2省電力状態であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第1状態は、通常電力状態であり、
前記第2状態は、前記通常電力状態よりも電力の消費が少ない省電力状態であり、
前記第3状態は、電源投入に必要な電力のみを消費する電源オフ状態であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記消去手段を実行するかどうかをユーザが設定することが可能な設定手段を備え、
前記消去手段は、前記設定手段で前記消去手段を実行すると設定された場合には実行され、前記設定手段で前記消去手段を実行しないと設定された場合には実行されないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記消去手段で使用されるトレイにシートが存在するかどうかを判定する判定手段を備え、
前記消去手段は、前記判定手段で前記トレイにシートが存在すると判定された場合には実行され、前記判定手段で前記トレイにシートが存在しないと判定された場合には実行されないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
シートに対する画像形成が可能な第1状態と、画像形成の要求があると前記第1状態に移行する第2状態と、画像形成の要求があっても前記第1状態に移行しない第3状態と、を有する画像形成装置の制御方法であって、
前記第2状態への移行条件が満たされたことに応じて、前記画像形成装置を前記第1状態から前記第2状態に移行させる第1移行工程と、
前記第3状態への移行条件が満たされた場合に、前記画像形成装置を前記第1状態から前記第3状態に移行させる第2移行工程と、
前記第3状態への移行条件が満たされたときから、前記画像形成装置が前記第1状態から前記第3状態に移行するまでの間において、シートに対する画像消去を行う消去工程と、を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
【請求項7】
請求項1に記載の画像形成装置の各手段をコンピュータに実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置、画像形成装置の制御方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、環境意識の高まりに伴い、画像形成装置で印刷したシートを再利用(リユース)したい要求がある。この要求に応えるものとして、例えば、通常トナーを用いたシート上での通常印刷、消色トナーを用いたシート上での消色トナー印刷に加え、さらに、シート上での消色トナーの消色にも対応した画像形成装置が知られている。このような画像形成装置は、画像形成(シート上での通常印刷または消色トナー印刷)と画像消去(シート上での消色トナーの消色)を同時に実行することができない。そのため、ユーザは、シートに対する画像形成と画像消去を行う時間帯を別にする必要がある。そこで、特許文献1には、不使用期間に画像消去を動作させる画像形成装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-281864号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示の画像形成装置は、画像消去を動作させていても、画像形成の要求があれば、画像形成の動作を開始させる。この点、シートに対する通常印刷・消色トナー印刷・消色の各機能については、ある機能が実現可能な状態から別の機能が実現可能な状態に移行するまでに、大幅な時間を要する場合がある。そのため、特許文献1に開示の画像形成装置が画像消去の動作中において、ユーザから突発的な画像形成の要求があった場合に、画像形成が可能な状態に移行するまでに大幅な時間を要したときは、ユーザの利便性が損なわれるという問題があった。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明は、ユーザの利便性を損なうことなく、シートに対する画像形成および画像消去を効率的に実行することができる画像形成装置、画像形成装置の制御方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、シートに対する画像形成が可能な第1状態と、画像形成の要求があると前記第1状態に移行する第2状態と、画像形成の要求があっても前記第1状態に移行しない第3状態と、を有する画像形成装置であって、前記第2状態への移行条件が満たされたことに応じて、前記画像形成装置を前記第1状態から前記第2状態に移行させる第1移行手段と、前記第3状態への移行条件が満たされた場合に、前記画像形成装置を前記第1状態から前記第3状態に移行させる第2移行手段と、前記第3状態への移行条件が満たされたときから、前記画像形成装置が前記第1状態から前記第3状態に移行するまでの間において、シートに対する画像消去を行う消去手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ユーザの利便性を損なうことなく、シートに対する画像形成および画像消去を効率的に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像形成装置の構成を示すハードウェアブロック図である。
スリープ状態での画像形成装置の構成を示すハードウェアブロック図である。
サスペンド状態での画像形成装置の構成を示すハードウェアブロック図である。
画像形成装置における各電力状態(通常電力状態、スリープ状態、サスペンド状態、電源オフ状態)の移行図である。
画像形成装置におけるサスペンド設定の画面(以下、「サスペンド設定画面」と略記する)を示す図である。
画像形成装置のROMに格納された各種プログラムを示す図である。
画像形成装置が通常電力状態からスリープ状態またはサスペンド状態に移行する際の処理の流れを示すフローチャートである。
画像形成装置における画像消去設定の画面(以下、「画像消去設定画面」と略記する)を示す図である。
画像形成装置がスリープ状態から通常電力状態に移行する際の処理の流れを示すフローチャートである。
画像形成装置がサスペンド状態から通常電力状態に移行する際の処理の流れを示すフローチャートである。
画像形成装置が通常電力状態からスリープ状態または電源オフ状態に移行する際の処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の各実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、以下の各実施形態に記載されている構成はあくまで例示に過ぎず、本発明の範囲は各実施形態に記載されている構成によって限定されることはない。例えば、本発明を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。また、各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせることもできる。
【0010】
<第1実施形態>
以下、図1~図10を参照して、第1実施形態について説明する。図1は、画像形成装置100の構成を示すハードウェアブロック図である。画像形成装置100は、本発明が適用される複合機である。複合機とは、プリント機能やスキャン機能等の複数の機能が一体化されたMFP(Multifunction Peripheral)として実現されるものである。なお、第1実施形態とは異なるが、プリンタやコピー機等に本発明が適用されてもよい。画像形成装置100は、コントローラ101、ストレージ102、操作部ユニット103、プリンタユニット104、スキャナユニット105、FAXユニット(Facsimileユニット)106、および電源スイッチ107等を有する。コントローラ101は、画像形成装置100のストレージ102、操作部ユニット103、プリンタユニット104、スキャナユニット105、およびFAXユニット106を制御する。
(【0011】以降は省略されています)
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