TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025008178
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023110123
出願日
2023-07-04
発明の名称
情報処理装置、情報処理システム、ロジック決定方法、およびロジック決定プログラム
出願人
カナデビア株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
G05B
23/02 20060101AFI20250109BHJP(制御;調整)
要約
【課題】対象設備に応じた制御内容を自動的に決定すると共に、制御内容の決定ロジックの管理性を向上させる。
【解決手段】情報処理装置(1)は、対象設備を特定する対象特定部(102)と、複数の設備(61)のそれぞれに対し、共通ロジック(41)と個別ロジック(42)とを割り当てたロジック割当情報(112)に基づき、対象設備で使用する共通ロジック(41)と個別ロジック(42)とを決定するロジック決定部(106)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の複数の設備のうち制御対象とする設備を対象設備として特定する対象特定部と、
複数の前記設備のそれぞれに対し、複数の当該設備に共通して適用可能な制御内容の決定ロジックである共通ロジックと、各設備における個別の制御内容を決定するための個別ロジックとを割り当てたロジック割当情報に基づき、前記対象設備で使用する前記共通ロジックと前記個別ロジックとを決定するロジック決定部と、を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記ロジック割当情報では、複数の前記設備のそれぞれに対し、各設備において前記共通ロジックと前記個別ロジックを用いて制御内容を決定する処理を行うときに適用すべき設定を示す設定情報が割り当てられており、
前記ロジック決定部は、前記ロジック割当情報に基づき、前記対象設備で使用する前記共通ロジックと前記個別ロジックに加え、当該対象設備で使用する前記設定情報を決定する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記共通ロジックに関する権限を与える対象者と、前記個別ロジックに関する権限を与える対象者と、前記設定情報に関する権限を与える対象者と、をそれぞれ個別に設定する管理部を備える、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
所定の複数の設備のそれぞれに対し、複数の当該設備に共通して適用可能な制御内容の決定ロジックである共通ロジックと、各設備における個別の制御内容を決定するための個別ロジックとを割り当てたロジック割当情報に基づき、複数の前記設備のうち制御対象とする対象設備で使用する前記共通ロジックと前記個別ロジックとを決定する情報処理装置と、
前記情報処理装置が決定する前記共通ロジックと前記個別ロジックとを用いて前記対象設備に対する制御内容を決定する制御内容決定装置と、を含む情報処理システム。
【請求項5】
複数の前記設備に共通して適用可能な前記共通ロジックと、複数の前記設備のそれぞれで適用される前記個別ロジックとを記憶する記憶装置を含み、
前記制御内容決定装置は、前記情報処理装置が決定した前記共通ロジックおよび前記個別ロジックを前記記憶装置から取得する、請求項4に記載の情報処理システム。
【請求項6】
1または複数の情報処理装置によって実行されるロジック決定方法であって、
所定の複数の設備のうち制御対象とする設備を対象設備として特定する対象特定ステップと、
複数の前記設備のそれぞれに対し、複数の当該設備に共通して適用可能な制御内容の決定ロジックである共通ロジックと、各設備における個別の制御内容を決定するための個別ロジックとを割り当てたロジック割当情報に基づき、前記対象設備で使用する前記共通ロジックと前記個別ロジックとを決定するロジック決定ステップと、を含むロジック決定方法。
【請求項7】
請求項1に記載の情報処理装置としてコンピュータを機能させるためのロジック決定プログラムであって、前記対象特定部および前記ロジック決定部としてコンピュータを機能させるためのロジック決定プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は予測モデルによる予測結果に応じた制御を行う情報処理システム等に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
予測モデルによる予測結果を利用することにより、各種設備に対する適切な制御内容を決定する技術が従来技術として知られている。例えば、下記の特許文献1には、廃棄物処理プラント設備において、所定時間後の発生蒸気量を予測する学習モデルを用いて発生蒸気量の予測値を算出することが記載されている。そして、発生蒸気量の予測値と目標発生蒸気量の差をゼロにするような操作値を適用して一次燃焼空気ダンパの制御を行うことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-242524号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のような従来技術は、制御対象が1つであることを前提としているが、実際には制御対象が複数存在することもあり得る。例えば、廃棄物処理プラント設備には複数基の焼却炉が設けられていることがある。そして、複数基の焼却炉があった場合、焼却炉ごとにその特性が相違していることがあるため、同じ決定ロジックにより各焼却炉についての制御内容を決定することは適当でない場合がある。しかし、各焼却炉について個別の決定ロジックを用いて制御内容を決定するようにした場合、複数の決定ロジックのそれぞれを個別に管理することが必要となり、管理性が低下してしまう。
【0005】
以上のことから、複数の設備が存在する場合、制御対象とする対象設備に応じた適切な制御内容を自動的に決定することを可能にしつつ、制御内容の決定ロジックの管理性を向上させる技術が望まれるが、そのような技術は従来存在しなかった。本発明の一態様は、対象設備に応じた制御内容を決定することを可能にしつつ、制御内容の決定ロジックの管理性を向上させることも可能にする情報処理装置等を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理装置は、所定の複数の設備のうち制御対象とする設備を対象設備として特定する対象特定部と、複数の前記設備のそれぞれに対し、複数の当該設備に共通して適用可能な制御内容の決定ロジックである共通ロジックと、各設備における個別の制御内容を決定するための個別ロジックとを割り当てたロジック割当情報に基づき、前記対象設備で使用する前記共通ロジックと前記個別ロジックとを決定するロジック決定部と、を備える。
【0007】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理システムは、所定の複数の設備のそれぞれに対し、複数の当該設備に共通して適用可能な制御内容の決定ロジックである共通ロジックと、各設備における個別の制御内容を決定するための個別ロジックとを割り当てたロジック割当情報に基づき、複数の前記設備のうち制御対象とする対象設備で使用する前記共通ロジックと前記個別ロジックとを決定する情報処理装置と、前記情報処理装置が決定する前記共通ロジックと前記個別ロジックとを用いて前記対象設備に対する制御内容を決定する制御内容決定装置と、を含む。
【0008】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るロジック決定方法は、1または複数の情報処理装置によって実行されるロジック決定方法であって、所定の複数の設備のうち制御対象とする設備を対象設備として特定する対象特定ステップと、複数の前記設備のそれぞれに対し、複数の当該設備に共通して適用可能な制御内容の決定ロジックである共通ロジックと、各設備における個別の制御内容を決定するための個別ロジックとを割り当てたロジック割当情報に基づき、前記対象設備で使用する前記共通ロジックと前記個別ロジックとを決定するロジック決定ステップと、を含む。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様によれば、対象設備に応じた制御内容を決定することが可能になると共に、制御内容の決定ロジックの管理性を向上させることも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る情報処理装置の要部構成の一例を示すブロック図である。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。
モデル割当情報およびロジック割当情報の例を示す図である。
教師データの元になる時系列データの例を示す図である。
擬似的時系列データおよび教師データの例を示す図である。
本発明の一実施形態に係るモデル決定方法/ロジック決定方法の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
村田機械株式会社
産業機械
6日前
トヨタ自動車株式会社
自律移動体
6日前
トヨタ自動車株式会社
配送システム
1か月前
株式会社クボタ
作業車
6日前
アズビル株式会社
パラメータ調整装置
15日前
株式会社明電舎
車両
6日前
トヨタ自動車株式会社
ロボットシステム
14日前
トヨタ自動車株式会社
ロボットシステム
6日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
14日前
ローム株式会社
電源回路
1か月前
ローム株式会社
電源回路
1か月前
東フロコーポレーション株式会社
流量制御装置
1か月前
旭精機工業株式会社
監視データ処理装置
今日
株式会社ダイフク
情報表示システム
1か月前
ブラザー工業株式会社
数値制御装置及び工作機械
6日前
株式会社日立製作所
移動体制御システム
1か月前
株式会社ディスコ
搬送車
14日前
ローム株式会社
定電圧生成回路
6日前
株式会社日立製作所
診断装置および診断方法
1か月前
ローム株式会社
定電圧生成回路
8日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
1か月前
日本製鉄株式会社
処理装置、処理方法、およびプログラム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
1か月前
富士電機株式会社
制御システム
6日前
株式会社リコー
移動体、プログラム、位置推定方法
15日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
1か月前
株式会社日立製作所
異常検知装置
1か月前
日本電信電話株式会社
遠隔制御システム
1か月前
日本電信電話株式会社
遠隔制御システム
1か月前
富士電機株式会社
分析装置、分析方法及びプログラム
3日前
株式会社CAOS
エレベータ内ロボット乗降システム
29日前
井関農機株式会社
作業管理システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
遠隔制御装置
1か月前
株式会社ジェイテクト
異常表示装置
14日前
株式会社FUTU-RE
異常検知システム、および異常検知方法
3日前
トヨタ自動車株式会社
最適化演算方法
1か月前
続きを見る
他の特許を見る