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公開番号
2025007080
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023108248
出願日
2023-06-30
発明の名称
耐火木質部材、及び耐火木質部材の製造方法
出願人
大和ハウス工業株式会社
,
株式会社フジタ
代理人
個人
,
個人
主分類
E04B
1/94 20060101AFI20250109BHJP(建築物)
要約
【課題】木質部材を被覆する燃え止まり層の厚さを薄くすることが可能な耐火木質部材を提供する。
【解決手段】耐火木質部材100は、長尺の木質部材10と、木質部材10の側面11~14を覆う燃え止まり層20と、燃え止まり層20の外側に形成された空気層30と、燃え止まり層20との間に空気層30を形成するように配置された金属板40と、金属板40の外面を覆う燃え代木材50と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
長尺の木質部材と、
前記木質部材の側面を覆う燃え止まり層と、
前記燃え止まり層の外側に形成された空気層と、
前記燃え止まり層との間に前記空気層を形成するように配置された金属板と、
前記金属板の外面を覆う燃え代木材と、を備える耐火木質部材。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記金属板は、鋼板又はアルミ板である請求項1に記載の耐火木質部材。
【請求項3】
前記金属板は、リブ付き鋼板である請求項1に記載の耐火木質部材。
【請求項4】
前記燃え止まり層と前記金属板との間に配置された不燃材料であるスペーサを備える請求項1又は2に記載の耐火木質部材。
【請求項5】
遠赤外線領域において、前記金属板の表面における放射率は0.3以下である請求項1又は2に記載の耐火木質部材。
【請求項6】
前記空気層は、前記木質部材の長手方向と交差する断面において、前記木質部材の全周にわたって連続するように形成されている請求項1又は2に記載の耐火木質部材。
【請求項7】
耐火木質部材の製造方法であって、
金属板と燃え代木材とを板厚方向に重ねて、前記金属板側から棒状の固定具を挿入して前記金属板と前記燃え代木材とを一体化する工程と、
長尺の木質部材の側面を覆うように、前記木質部材に燃え止まり層を固定する工程と、
前記板厚方向に前記燃え止まり層と前記金属板との間の空気層を形成するように、一体化された前記金属板及び前記燃え代木材とを配置して、前記金属板及び前記燃え代木材を前記木質部材に固定する工程と、を含む耐火木質部材の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、耐火木質部材、及び耐火木質部材の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば柱及び梁として利用される耐火木質部材として、荷重を受ける長尺かつ矩形断面の構造部と、構造部の四方を被覆する被覆部と、構造部と被覆部との間に層状に配置された石膏ボードと、を備える木製建築部材が知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
また、耐火木質部材として、中央に配設された木質荷重支持部と、木質荷重支持部の周囲に配置された耐火材層と、耐火材層の外側に形成された空気層と、空気層の外側に配置された燃え代木材層と、を備える木質耐火部材が知られている(例えば特許文献2参照)。
【0004】
また、耐火木質部材として、木質の荷重支持部と、荷重支持部の外側に固定された第1耐火板材と、隣接する第1耐火板材の端部に跨って固定された金物と、を備える木質構造部材が知られている(例えば特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第4359275号公報
特開2018-145654号公報
特開2022-114965号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載の従来技術では、石膏ボードの板厚が厚くなってしまい、当該石膏ボードを支持する構造部の負担が大きくなっていた。
【0007】
特許文献2に記載の従来技術では、耐火材層の外側に空気層が形成されているが、空気層の外側の燃え代木材層が火災発生時に焼失した場合に、耐火材層が炎に晒されることになる。そのため、耐火材層の外側に形成された空気層による断熱性が十分ではなかった。
【0008】
特許文献3に記載の従来技術では、隣り合う第1耐火板材の端部に跨って金物が固定されているが、第1耐火板材の板厚を薄くすることはできていない。
【0009】
本発明は、木質部材を被覆する燃え止まり層の厚さを薄くすることが可能な耐火木質部材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明による耐火木質部材の一態様は、
長尺の木質部材と、
前記木質部材の側面を覆う燃え止まり層と、
前記燃え止まり層の外側に形成された空気層と、
前記燃え止まり層との間に前記空気層を形成するように配置された金属板と、
前記金属板の外面を覆う燃え代木材と、を備えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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