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公開番号2025006616
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023107517
出願日2023-06-29
発明の名称工作機械及び工作機械システム
出願人村田機械株式会社
代理人個人
主分類B23Q 7/14 20060101AFI20250109BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】物品の搬送は、工場内における工作機械を設置するためのスペースに制約を生じさせることなく、作業者に対する負担を抑えて実施できることが望まれる。
【解決手段】本発明の第1態様は、ワークを加工する工作機械である。工作機械は、物品を搬送するための通路を備える。通路は、ワークを加工するときにワークを搬送するための空間とは異なる位置に設けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ワークを加工する工作機械であって、
物品を搬送するための通路を備え、
前記通路は、ワークを加工するときにワークを搬送するための空間とは異なる位置に設けられる、工作機械。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
ワークを所要の位置に搬送するローダー装置を備え、
前記ローダー装置は、水平方向における特定方向にワークを搬送可能であり、
前記通路は、前記特定方向に沿って設けられ、
前記ローダー装置は、前記特定方向に動くことにより、前記通路にて物品を搬送させる、請求項1に記載の工作機械。
【請求項3】
作業の工程を数値情報で指令する数値制御装置を備え、
前記数値制御装置は、物品の搬送指令を実行可能であり、
前記ローダー装置は、物品の搬送指令があると、ワークを加工する作業のサイクル内であっても、前記通路にて物品を搬送させるべく動作する、請求項2に記載の工作機械。
【請求項4】
前記通路にて搬送する物品は、段取りに要する物品を含み、
前記数値制御装置は、ワークを加工する作業のサイクル内であっても、前記段取りが行われる特定タイミングよりも前に物品を搬送させるべく搬送指令を実行可能であり、
前記ローダー装置は、前記特定タイミングよりも前の期間においてワークを搬送していないときに、前記通路にて物品を搬送させるべく動作する、請求項3に記載の工作機械。
【請求項5】
前記通路にて搬送する物品は、工作機械により加工するワークを含み、
前記数値制御装置は、ワークを加工した後に物品を搬送させるべく搬送指令を実行可能であり、
前記ローダー装置は、ワークを加工した後に搬送させる搬送指令があると、工作機械によりワークを加工させるべく動作し、ワークが加工された後に、前記通路にて物品を搬送させるべく動作する、請求項3に記載の工作機械。
【請求項6】
ワークを加工する複数の工作機械を備える工作機械システムであって、
第1工作機械と、
前記第1工作機械とは別の第2工作機械と、を備え、
前記第1工作機械及び前記第2工作機械は、
物品を搬送するための通路を備え、
前記第1工作機械の前記通路、及び前記第2工作機械の前記通路は、ワークを加工するときにワークを搬送するための空間とは異なる位置に設けられ、
前記第2工作機械の前記通路は、前記第1工作機械の前記通路に連結して設けられる、工作機械システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、工作機械及び工作機械システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
工作機械により加工されるワークや、ワークの加工における段取りに用いられる部品は、様々な手段を用いて搬送される。例えば、ワークは、所定の型にセットされてバケットに収容され、コンベアによって搬送される。段取りに用いられる部品は、バケットに収容され、作業者によって運ばれる。
【0003】
特許文献1に記載の技術は、数値制御旋盤において、ワーク、及び工具やチャック等の交換部品を、単一の搬送手段によって搬送する段取り方法に関する。特許文献1に記載の技術は、搬送手段の保持装置を交換することによって、種々のワークや交換部品の搬送及び受け渡しが単一の搬送手段によって行われるように作用する。特許文献1に記載の技術は、単一の搬送手段によって種々のワークや交換部品を搬送できるが、搬送する物品の種類に応じて搬送手段の保持装置を交換しなければならない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第3002511号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
コンベアによってバケットを搬送する方法は、バケットを搬送するための搬送装置が必要であり、工場内において工作機械を設置するためのスペースに制約を生じさせる要因となり得る。作業者によってバケットを運ぶ方法は、作業者に対する負担が大きい。
【0006】
物品の搬送は、工場内における工作機械を設置するためのスペースに制約を生じさせることなく、作業者に対する負担を抑えて実施できることが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1態様は、ワークを加工する工作機械である。工作機械は、物品を搬送するための通路を備える。通路は、ワークを加工するときにワークを搬送するための空間とは異なる位置に設けられる。
【0008】
本発明の第2態様は、ワークを加工する複数の工作機械を備える工作機械システムである。工作機械システムは、第1工作機械を備える。工作機械システムは、第1工作機械とは別の第2工作機械を備える。第1工作機械及び第2工作機械は、物品を搬送するための通路を備える。第1工作機械の通路、及び第2工作機械の通路は、ワークを加工するときにワークを搬送するための空間とは異なる位置に設けられる。第2工作機械の通路は、第1工作機械の通路に連結して設けられる。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様に係る工作機械及び工作機械システムは、工場内における工作機械を設置するためのスペースに制約を生じさせることなく、作業者に対する負担を抑えて、物品を搬送できる。
【0010】
工作機械は、ワークを所要の位置に搬送するローダー装置を備えてよい。ローダー装置は、水平方向における特定方向にワークを搬送可能であってよい。通路は、特定方向に沿って設けられてよい。ローダー装置は、特定方向に動くことにより、通路にて物品を搬送させてよい。この態様に係る工作機械は、通路にて物品を搬送するための駆動源を別途設けることなく、ワークを所要の位置に搬送するローダー装置の動きを利用して物品を搬送できる。
(【0011】以降は省略されています)

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