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公開番号
2024167531
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-04
出願番号
2023083669
出願日
2023-05-22
発明の名称
2重シールドティグ溶接方法
出願人
株式会社ダイヘン
代理人
主分類
B23K
9/29 20060101AFI20241127BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】2重シールドティグ溶接方法において、電極の突出し長を長くしても溶接状態を安定に維持すること。
【解決手段】インナーガス7を噴出させるインナーノズル4及びアウターガス9を噴出させるアウターノズル5を備えた溶接トーチWTを使用し、インナーノズル4の先端位置から電極1を突出し長Lだけ突出させ、電極1と母材2との間にアーク3を発生させ溶接電流Iwを通電して溶接する2重シールドティグ溶接方法において、溶接電流Iwの設定値Irに応じてインナーガス7の流量Fiを設定し、設定されたインナーガス7の流量Fiを、電極1の突出し長Lに応じて補正する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
インナーガスを噴出させるインナーノズル及びアウターガスを噴出させるアウターノズルを備えた溶接トーチを使用し、
前記インナーノズルの先端位置から電極を突出し長だけ突出させ、
前記電極と母材との間にアークを発生させ溶接電流を通電して溶接する2重シールドティグ溶接方法において、
前記溶接電流の値に応じて前記インナーガスの流量を設定し、
前記溶接電流の値に応じて設定された前記インナーガスの流量を、前記電極の前記突出し長に応じて補正する、
ことを特徴とする2重シールドティグ溶接方法。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記アークの硬直性を調整するための調整部を備え、
前記調整部は、前記溶接電流の値及び前記電極の前記突出し長に応じて設定された前記インナーガスの流量を増減させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の2重シールドティグ溶接方法。
【請求項3】
前記溶接電流の値及び前記電極の前記突出し長の内の少なくとも一つの条件が変更されたときは、前記調整部による前記インナーガスの流量の増減値を0にリセットする、
ことを特徴とする請求項2に記載の2重シールドティグ溶接方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、2重シールドティグ溶接方法に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
インナーガスを噴出させるインナーノズル及びアウターガスを噴出させるアウターノズルを備えた溶接トーチを使用して溶接する2重シールドティグ溶接方法が慣用されている(例えば、特許文献1参照)。インナーガス及びアウターガスとしては、アルゴン、ヘリウム等の不活性ガスが使用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-15048号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
2重シールドティグ溶接方法では、インナーノズルの先端位置から電極を突出し長だけ突出させ、電極と母材との間にアークを発生させて溶接が行われる。通常、電極の突出し長は2~3mm程度である。母材の形状によっては溶接の作業性を良好にするために、電極の突出し長を5~10mm程度まで長くする場合がある。しかし、電極の突出し長を長くすると、溶接状態が不安定になる場合が発生する。
【0005】
そこで、本発明では、電極の突出し長を長くしても溶接状態を安定に維持することができる2重シールドティグ溶接方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、請求項1の発明は、
インナーガスを噴出させるインナーノズル及びアウターガスを噴出させるアウターノズルを備えた溶接トーチを使用し、
前記インナーノズルの先端位置から電極を突出し長だけ突出させ、
前記電極と母材との間にアークを発生させ溶接電流を通電して溶接する2重シールドティグ溶接方法において、
前記溶接電流の値に応じて前記インナーガスの流量を設定し、
前記溶接電流の値に応じて設定された前記インナーガスの流量を、前記電極の前記突出し長に応じて補正する、
ことを特徴とする2重シールドティグ溶接方法である。
【0007】
請求項2の発明は、
前記アークの硬直性を調整するための調整部を備え、
前記調整部は、前記溶接電流の値及び前記電極の前記突出し長に応じて設定された前記インナーガスの流量を増減させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の2重シールドティグ溶接方法である。
【0008】
請求項3の発明は、
前記溶接電流の値及び前記電極の前記突出し長の内の少なくとも一つの条件が変更されたときは、前記調整部による前記インナーガスの流量の増減値を0にリセットする、
ことを特徴とする請求項2に記載の2重シールドティグ溶接方法である。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る2重シールドティグ溶接方法によれば、電極の突出し長を長くしても溶接状態を安定に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施の形態に係る2重シールドティグ溶接方法を実施するための溶接装置のブロック図である。
本発明の実施の形態に係る2重シールドティグ溶接方法を示す図1の溶接装置における各信号のタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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