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公開番号
2025006524
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023107365
出願日
2023-06-29
発明の名称
吐出キャップ
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
47/34 20060101AFI20250109BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】 レバーの押し下げ操作によって、押ボタン部を押圧し、ポンプ作用により容器内の内容液を吸い上げ、吐出部から吐出するとともに、不使用時にレバーを折り畳むことができる吐出キャップを提供すること。
【解決手段】 容器Aに装着されるキャップ本体Bと、キャップ本体Bの上部を覆う上蓋Cとを備える吐出キャップであって、キャップ本体Bは、容器A内の内容液を吸い上げるポンプ室αと、ポンプ室α内を加圧および減圧する押ボタン部23とを有し、上蓋Cは、ポンプ室αと連通し、吐出方向に形成される吐出部31と、吐出部31の上部に形成される頂壁33と、頂壁33に開口され、内方に吐出方向から押し下げ可能な押圧部38が形成される頂壁窓部36と、頂壁33の吐出側からヒンジ部34を介して折り畳まれるレバー35とを有し、レバー35は、ヒンジ部34で折り返すことにより、押圧部38を介して押ボタン部23を押圧することを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
容器に装着されるキャップ本体と、キャップ本体の上部を覆う上蓋とを備える吐出キャップであって、
キャップ本体は、容器内の内容液を吸い上げるポンプ室と、ポンプ室内を加圧および減圧する押ボタン部とを有し、
上蓋は、ポンプ室と連通し、吐出方向に形成される吐出部と、吐出部の上部に形成される頂壁と、頂壁に開口され、内方に吐出方向から押し下げ可能な押圧部が形成される頂壁窓部と、頂壁の吐出側からヒンジ部を介して折り畳まれるレバーとを有し、
レバーは、ヒンジ部で折り返すことにより、押圧部を介して押ボタン部を押圧することを特徴とする吐出キャップ。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
押圧部は、頂壁窓部に破断可能な弱化部を介して接続されることを特徴とする請求項1に記載の吐出キャップ。
【請求項3】
容器は、外容器と内容器からなり、内容器を減容変形させて内容液を吐出すると、外容器と内容器との間に外気が導入されて、外容器のみを元の形状に保持する二重容器であり、
ポンプ室は、減圧時に開口し、内容器からポンプ室内に内容液を吸い上げる第1弁部と、加圧時に開口し、ポンプ室から内容液を吐出部に吐出する第2弁部とを有することを特徴とする請求項1または2に記載の吐出キャップ。
【請求項4】
上蓋は、ヒンジを介してキャップ本体に連設されることを特徴とする請求項1または2に記載の吐出キャップ。
【請求項5】
上蓋は、ヒンジを介してキャップ本体に連設されることを特徴とする請求項3に記載の吐出キャップ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吐出キャップに関し、特に、容器内の内容液を押ボタン部の押圧により吐出部から吐出する吐出キャップに関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、各種の食品調味料をはじめ、化粧料や薬剤等の内容液を収容する容器に装着され、押ボタン部を押圧し、ポンプ作用により内容液を吐出部から吐出する吐出キャップが知られている。
さらに、この種の吐出キャップの操作性を向上するために、押しボタン部を押圧する押圧操作体を着脱自在に装着し、押ボタン部の押圧操作を改善した吐出キャップも知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-132343号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の吐出キャップでは、押圧操作体の操作レバー部の押え板部を押圧操作し、操作レバー部のヒンジ部を軸に押え板部を押し下げることにより、テコの作用により小さい力で押ボタン部を押圧することができるようになった。
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の吐出キャップは、押圧操作体を装着したままでは、不使用時に操作レバー部が邪魔になり、また、押圧操作体を外してしまうと紛失するおそれがあるという問題があった。
【0006】
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、レバーの押し下げ操作によって、押ボタン部を押圧し、ポンプ作用により容器内の内容液を吸い上げ、吐出部から吐出するとともに、不使用時にレバーを折り畳むことができる吐出キャップを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記の課題を解決するため、吐出キャップとして、容器に装着されるキャップ本体と、キャップ本体の上部を覆う上蓋とを備える吐出キャップであって、キャップ本体は、容器内の内容液を吸い上げるポンプ室と、ポンプ室内を加圧および減圧する押ボタン部とを有し、上蓋は、ポンプ室と連通し、吐出方向に形成される吐出部と、吐出部の上部に形成される頂壁と、頂壁に開口され、内方に吐出方向から押し下げ可能な押圧部が形成される頂壁窓部と、頂壁の吐出側からヒンジ部を介して折り畳まれるレバーとを有し、レバーは、ヒンジ部で折り返すことにより、押圧部を介して押ボタン部を押圧することを特徴とする構成を採用する。
【0008】
吐出キャップの実施形態として、押圧部は、頂壁窓部に破断可能な弱化部を介して接続されることを特徴とする構成、また、容器は、外容器と内容器からなり、内容器を減容変形させて内容液を吐出すると、外容器と内容器との間に外気が導入されて、外容器のみを元の形状に保持する二重容器であり、ポンプ室は、減圧時に開口し、内容器からポンプ室内に内容液を吸い上げる第1弁部と、加圧時に開口し、ポンプ室から内容液を吐出部に吐出する第2弁部とを有することを特徴とする構成、また、上蓋は、ヒンジを介してキャップ本体に連設されることを特徴とする構成を採用する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の吐出キャップは、上記構成を採用することにより、使用時に、折り畳まれたレバーのヒンジ部を折り返し、レバーを押し下げることによって、押圧部を介して押ボタン部を押圧し、ポンプ作用により容器内の内容液を吸い上げ、吐出部から吐出することができる。
また、本発明の吐出キャップは、押圧部が、頂壁窓部に破断可能な弱化部を介して接続されることにより、弱化部の破断の有無を視認することで、容器の使用の有無を確認することができるので、不正使用を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施例である吐出キャップを装着した二重容器の閉蓋時の側面断面図である。
本発明の実施例である吐出キャップの閉蓋時の図で、(a)は上面図、(b)は吐出方向からの正面図である。
本発明の実施例である吐出キャップの開蓋時の上面図である。
本発明の実施例のキャップ本体および上蓋の閉蓋時の側面断面図である。
本発明の実施例の栓体および第1弁部を示す図で、(a)は上面図、(b)は側面半断面図である。
本発明の実施例である吐出キャップのレバーを背面方向側に折り返した時の側面断面図である。
本発明の実施例である吐出キャップのレバーを押し下げた時の側面断面図である。
本発明の実施例である吐出キャップのレバーの押し下げを解除した時の側面断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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