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公開番号
2025004789
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2023104609
出願日
2023-06-27
発明の名称
瓶の梱包用保持部材及び梱包体
出願人
レンゴー株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
5/50 20060101AFI20250108BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】サイズや形状の異なる複数本の瓶の梱包に柔軟に対応でき、箱内における瓶の動きをしっかりと抑制して、輸送時における衝撃から瓶を保護できるようにする。
【解決手段】箱C
1
に挿入される梱包用保持部材10において、立上板11の基板部12の上方に形成された調整保持部13に、2本の縦切目13aと横切目13bとを入れて、その内側及び外側をそれぞれ柱片15及び枠片16とし、柱片15には、上下方向に並ぶ複数の嵌入係止部17を設け、枠片16には、下端及び上下方向の中間部にそれぞれ下折線16a及び中折線16bを入れ、上端に先端係止部18を設ける。枠片16を下折線16aに沿って基板部12に対し谷折りするとともに、中折線16bに沿って山折りし、いずれかの高さに位置する嵌入係止部17に先端係止部18を係合させ、枠片16の横切目13bに臨む端縁で瓶Bの首部を押して、瓶Bをぐらつかないように保持する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
立上板(11)の基板部(12)の上方に形成された調整保持部(13)に、両側縁から間隔をあけて延びる2本の縦切目(13a)と、これらの縦切目(13a)の上端間にわたる横切目(13b)とが入れられ、前記2本の縦切目(13a)及び前記横切目(13b)の内側及び外側がそれぞれ柱片(15)及び枠片(16)とされ、
前記柱片(15)には、上下方向に並ぶ複数の嵌入係止部(17)が設けられ、
前記枠片(16)には、下端及び上下方向の中間部にそれぞれ下折線(16a)及び中折線(16b)が入れられ、上端に先端係止部(18)が設けられ、
前記枠片(16)を前記下折線(16a)に沿って前記基板部(12)に対し谷折りするとともに、前記中折線(16b)に沿って山折りし、いずれかの高さに位置する前記嵌入係止部(17)に前記先端係止部(18)を係合させ、前記枠片(16)の横切目(13b)に臨む端縁で瓶(B)の首部を押して、瓶(B)を保持する瓶(B)の梱包用保持部材(10,20,30)。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記嵌入係止部(17)は、前記柱片(15)の両側縁に繰返し形成された凹部(17a)であり、
前記先端係止部(18)は、前記枠片(16)の先端に位置する係入切込(18a)であって、
前記柱片(15)の両側の上下に並ぶいずれかの凹部(17a)と前記枠片(16)の係入切込(18a)とを噛み合わせて、前記嵌入係止部(17)に前記先端係止部(18)を係合させることを特徴とする請求項1に記載の瓶(B)の梱包用保持部材(10,20)。
【請求項3】
前記嵌入係止部(17)は、前記柱片(15)の幅方向中間部に高さ方向に間隔をあけて配置された複数個の係入穴(17b)であり、
前記先端係止部(18)は、前記枠片(16)の先端に突設された差込突起(18b)であって、
前記柱片(15)のいずれかの係入穴(17b)に前記枠片(16)の差込突起(18b)を差し込んで、前記嵌入係止部(17)に前記先端係止部(18)を係合させることを特徴とする請求項1に記載の瓶(B)の梱包用保持部材(30)。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれかに記載の梱包用保持部材(10,20,30)と、前記梱包用保持部材(10,20,30)が挿入される箱(C
1
,C
2
,C
3
)とから成る瓶(B)の梱包体であって、
瓶(B)のサイズや形状に応じて、前記先端係止部(18)を係合させる前記嵌入係止部(17)を選択して、前記枠片(16)の前記下折線(16a)及び前記中折線(16b)に沿った屈曲角度を変化させ、前記枠片(16)の横切目(13b)に臨む端縁で瓶(B)の首部を押し、瓶(B)を傾けた状態で箱(C
1
,C
2
,C
3
)の側壁内面に押し当て、前記箱(C
1
,C
2
,C
3
)の内部に保持することを特徴とする瓶(B)の梱包体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、酒類等の瓶の輸送のための梱包に使用する保持部材及びこれを用いた梱包体に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、下記特許文献1には、図10に示すように、胴部から首部へかけて細くなる酒類の瓶Bを箱C
5
の内部で保持する段ボール製の梱包用保持部材として、平板51乃至57を180°折曲可能に連設し、瓶Bのテーパーに応じて、平板51乃至54に大径の挿通穴58を穿設するとともに、平板55及び56に小径の挿通穴59を穿設し、平板57に十字状及び円周上の切目を入れて首当片59aを形成したものが記載されている。
【0003】
この梱包用保持部材による瓶Bの梱包に際しては、平板51乃至57を折り重ねた梱包用保持部材を箱C
5
の下部に挿入し、上に向けた大径の挿通穴58に瓶Bの底部を嵌め込んで、小径の挿通穴59を有する平板55で瓶Bの荷重を支持する。
【0004】
次に、これと同じ他の梱包用保持部材を、箱C
5
に上方から挿入し、平板51乃至57が蛇腹状をなすように折り曲げ、大径の挿通穴58が下に向くようにして、瓶Bの首部から下方へかけて、各平板51乃至56の挿通穴58,59に瓶Bを挿通する。そして、瓶Bの頂部で首当片59aを押し上げ、瓶Bに平板51乃至57が絡み付くような状態として、箱C
5
の内部における瓶Bの揺れを抑制する。
【0005】
また、下記特許文献2には、図11に示すように、複数本の瓶Bを横向きに保持する段ボール製の梱包用保持部材であって、支持板61の一端及び他端に連なる部分に、それぞれ直角三角形をなす保持筒62,63を形成し、各端部の保持筒62,63の傾斜板部64、65に、それぞれ瓶Bの本数に応じて大きい長円形の瓶入穴66及び小さい長円形の瓶入穴67を穿設しておき、瓶入穴66に瓶Bの底部を嵌め込み、瓶入穴67に瓶Bの首部を嵌め込んで、箱の内部における瓶Bの移動を阻止するものが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2004-168338号公報
特開2007-137517号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記特許文献1に記載の梱包用保持部材は、1本入りの箱にしか対応できないという制約があり、上記特許文献2に記載の梱包用保持部材は、瓶入穴に適合するサイズや形状の瓶にしか対応できず、瓶の動きを十分に抑制できないという問題がある。
【0008】
そこで、この発明は、サイズや形状の異なる複数本の瓶の梱包に柔軟に対応でき、箱内における瓶の動きをしっかりと抑制して、輸送時における衝撃から瓶を保護できる瓶の梱包用保持部材及び梱包体を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記のような課題を解決するため、この発明は、立上板の基板部の上方に形成された調整保持部に、両側縁から間隔をあけて延びる2本の縦切目と、これらの縦切目の上端間にわたる横切目とが入れられ、前記2本の縦切目及び前記横切目の内側及び外側がそれぞれ柱片及び枠片とされ、
前記柱片には、上下方向に並ぶ複数の嵌入係止部が設けられ、
前記枠片には、下端及び上下方向の中間部にそれぞれ下折線及び中折線が入れられ、上端に先端係止部が設けられ、
前記枠片を前記下折線に沿って前記基板部に対し谷折りするとともに、前記中折線に沿って山折りし、いずれかの高さに位置する前記嵌入係止部に前記先端係止部を係合させ、前記枠片の横切目に臨む端縁で瓶の首部を押して、瓶を保持する瓶の梱包用保持部材を提供することとしたのである。
【0010】
また、前記梱包用保持部材において、前記嵌入係止部は、前記柱片の両側縁に繰返し形成された凹部であり、
前記先端係止部は、前記枠片の先端に位置する係入切込であって、
前記柱片の両側の上下に並ぶいずれかの凹部と前記枠片の係入切込とを噛み合わせて、前記嵌入係止部に前記先端係止部を係合させるものとしたのである。
(【0011】以降は省略されています)
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