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公開番号2025004234
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-14
出願番号2024179508,2020113097
出願日2024-10-14,2020-06-30
発明の名称強制吸排気機能付きヘルメット型マスク
出願人特定非営利活動法人e自警ネットワーク研究会
代理人
主分類A42B 3/06 20060101AFI20250106BHJP(頭部に着用するもの)
要約【課題】発する声や音が気密ヘルメット内で反響してしまい不快に感じる問題が発生する.通気性のない一様な材質の壁面の遮音性能は,質量則に従うことが知られており,壁面が重いほど,高い周波数の音が遮断される.
【解決手段】これを解決し自然な音環境とするために,図15に示す実施例11のように,口,及び/または,耳に近い部分の気密ヘルメットの壁面を,非通気で板厚10μm~5mmで比重0.1~3の樹脂またはゴムまたは布を用いて軽くし,静圧は壁面を抜けさせないが,音波の動圧は,透過させるようにするものである.
【選択図】図15



特許請求の範囲【請求項1】
口,及び/または,耳に近い部分の気密ヘルメットの壁面を,軽くすることを特徴とする空気供給装置.
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
ヘルメット部の構造の一部に吸音材を用いることを特徴とする空気供給装置.
【請求項3】
ヘルメット部,及び/または,バックパック部の空気供給装置の作動音源近傍,及び/または,給気チューブ,及び/または,排気チューブに,ノイズキャンセリング装置を組み込むことを特徴とする空気供給装置.
【請求項4】
ヘルメット部の内側に手動操作用グローブを内蔵することを特徴とする空気供給装置.
【請求項5】
ヘルメット部に,仮想現実スクリーンを組み込むことを特徴とする空気供給装置.
【請求項6】
機密ヘルメット内における装着者の呼吸による空気の流れを考慮した吸排気口を特徴とする空気供給装置.
【請求項7】
機密ヘルメット部の内側に小物入れを内蔵することを特徴とする空気供給装置.
【請求項8】
機密ヘルメット外側表面が汚染された場合であっても安全に水分を補給する装置を特徴とする空気供給装置.
【請求項9】
機密ヘルメット内部に頭部に触れることのできる棒を収納することを特徴とする空気供給装置.

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は,給気マスクに関し,より詳細には,宇宙服のヘルメットに類似した機密型ヘルメット内に清浄な空気を供給する機器に関するものである.本発明は,気密ヘルメット内の空気の圧力・流れを,給気と排気を制御することにより,目標範囲に制御する機能をもったヘルメット型マスクに関するものである.ここでは,「給気」と「排気」をまとめて表す用語として,「吸排気」を使う.
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
新型コロナウイルスは突然変異を繰り返し,地球上に留まり続けることが予想されている.これからの社会は,社会的距離をとることを前提として,社会様態が変革されていくことが予想される.
テレワーク,オンライン授業なども標準として普及していくだろうが,通勤・通学や,企業・役所での対面会議・対談,学校・大学での実験・実習など,人々の物理的な移動に対する要求も,確実に残ることが予想される.
【0003】
集団免疫獲得に必要な集団免疫率Pcは,基本再生産数R0を用いて,次式で表せる.
Pc = 1 – 1/R0
例: R0=2の場合,集団免疫獲得に必要な感染割合Pc=1-1/2=0.5 (50%)となる.R0=1.2であれば,Pc=1-1/1.2=0.17(17%)で済む.なお,上記の計算式では,感染拡大して集団免疫率が増大しても,個々人の移動や接触の様態は変化しないという,かなり無理がある仮定が前提となっている.
【0004】
基本再生産数R0は,次式で表せる.
R0=β×k×D
β:一回の接触当たりの感染確率
k:単位時間あたりに一人の人間が集団内で他者(=未感染者)と接触する平均回数
D:平均感染期間
【0005】
基本再生産数R0は,感染症に感染した1人の感染者が、誰も免疫を持たない集団(社会)に加わったとき、感染期間中に直接感染させる平均人数として定義される.定義から,“周りに感染者が殆どいない状態”においては,当該集団(社会)についてR0=1なら定常状態,R0<1なら収束,R0>1なら拡大,ということになる.R0は,ウイルスの性質だけでなく,当該集団の性質(人種的体質,状態,公衆衛生の状態,各人の健康状態,など)にも依存する.公衆衛生を向上させることにより,あらゆるウイルスに対してR0を低減できると考えられる.
【0006】
すなわち,以下が有効となる.
βの低減: 免疫力UP,マスク着用,手洗い励行.
kの低減: 在宅勤務,在宅学習の導入,3密忌避,社会的距離の確保.
βとkが低減された状態の社会様態を作ることにより,R0が低減され,Pcが低減される.
ロックダウン状態は,β,kを極端に低減させた状態であるとも言える.
【0007】
実効再生産数Reは,感染が社会にある程度拡大した段階(=集団免疫率がある程度の大きさになった段階)で,感染症に感染した1人の感染者が、当該集団に加わったとき、感染期間中に直接感染させる平均人数として定義される.例えば,集団免疫率20%の集団の場合,(接触する人の20%が免疫を持った人となるため,)上記kは実質的に80%となり,Re=0.8R0となる.
【0008】
実効再生産数(Rt)は,基本再生産数(R0)と同様に,便宜的に,次式のように表すことができる.
Rt=β×k×D
β:未感染者との接触1回当たりの感染確率
k:1人の感染者が、1日当たり、集団内で未感染者と接触する回数
D:感染日数
感染を収束させる(Rt<1を実現する)ためには,以下が有効であろうと考えられる.
βの低減:マスク着用,手洗い励行,免疫力向上,など
kの低減:在宅勤務・在宅学習の導入,社会的距離の確保,免疫保有者の増加(集団免疫率の向上),など.
【0009】
もしも,「ウイルスを完璧に遮蔽できるマスク」を全国民が着用して外出すれば,あらゆるウイルスに対して,基本再生産数R0がゼロである社会を実現できる.
【0010】
ウイルスの感染拡大の危険性が予測された段階で,十分に多くの国民が「ウイルスを完璧に遮蔽できるマスク」を着用することにより,当該社会における基本再生産数(R0),および,実効再生産数(Rt)を1未満の十分に小さな値とすることが可能になり,感染を収束させることができる.
(【0011】以降は省略されています)

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