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公開番号
2025003062
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023103523
出願日
2023-06-23
発明の名称
蓄電素子
出願人
株式会社GSユアサ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
10/04 20060101AFI20241226BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】巻回型の電極体における電析の発生を簡易な構成によって抑制できる蓄電素子を提供する。
【解決手段】蓄電素子10は、正極及び負極が巻回されて構成された電極体30と、上記電極体30を収容する容器20とを備え、上記容器20が、対向する一対の側壁21aと、これらの側壁同士を接続する端壁21cとを有し、上記電極体30が、上記一対の側壁21aの内面に平行となるように配置される一対の平面部43と、上記一対の平面部43同士を接続する曲面部44、45とを有する扁平形状であり、上記端壁21cと上記曲面部44、45との間に感圧導電性部材60をさらに備え、上記感圧導電性部材60が、上記正極及び上記負極にそれぞれ導電可能に接続されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
正極及び負極が巻回されて構成された電極体と、
上記電極体を収容する容器と
を備え、
上記容器が、対向する一対の側壁と、これらの側壁同士を接続する端壁とを有し、
上記電極体が、上記一対の側壁の内面に平行となるように配置される一対の平面部と、上記一対の平面部同士を接続する曲面部とを有する扁平形状であり、
上記端壁と上記曲面部との間に感圧導電性部材をさらに備え、
上記感圧導電性部材が、上記正極及び上記負極にそれぞれ導電可能に接続されている蓄電素子。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
上記容器が、上記一対の側壁の内面同士の距離が一定となるように拘束されている請求項1に記載の蓄電素子。
【請求項3】
上記電極体における巻回軸に対して垂直方向の幅(W)に対する、上記感圧導電性部材に隣接する上記曲面部と上記感圧導電性部材との距離(L)の比(L/W)が充電状態において0.1以下である請求項1又は請求項2に記載の蓄電素子。
【請求項4】
上記感圧導電性部材が、感圧導電性ゴムである請求項1又は請求項2に記載の蓄電素子。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電素子に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
リチウムイオン二次電池に代表される非水電解質二次電池は、エネルギー密度の高さから、パーソナルコンピュータ、通信端末等の電子機器、自動車等に多用されている。上記非水電解質二次電池は、一般的には、セパレータで電気的に隔離された一対の電極と、この電極間に介在する非水電解質とを有し、両電極間で電荷輸送イオンの受け渡しを行うことで充放電するよう構成される。非水電解質二次電池以外の蓄電素子として、リチウムイオンキャパシタ、電気二重層キャパシタ等のキャパシタ、及び非水電解質以外の電解質が用いられた蓄電素子等も広く普及している。
【0003】
蓄電素子としては、正極活物質を含む正極と負極活物質を含む負極とがセパレータを介して重ね合わされている電極体を備えるものが一般的である。また、正極、負極及びセパレータが巻回されて構成された電極体(巻回型の電極体)が用いられる場合もある(特許文献1等)。このような電極体は電解質等と共に容器に収納され、蓄電素子を構成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-092814号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
蓄電素子が充放電を繰り返すこと等によって、電極体が膨張し、直接又は他の部材を介して接触している容器から圧力を受ける場合がある。特に電極体が一対の平面部とこれら一対の平面部同士を接続する曲面部とを有する扁平形状である巻回型の電極体の場合、電極体の曲面部において局所的に大きな圧力を受けやすい。電極体における局所的な圧力を受けた部分においては、電流集中による電荷輸送イオン等が還元された金属の析出(以下、「電析」ともいう)の要因となりやすく、電析によって蓄電素子の容量低下などの様々な問題が生じ得る。
【0006】
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであり、巻回型の電極体における電析の発生を簡易な構成によって抑制できる蓄電素子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面に係る蓄電素子は、正極及び負極が巻回されて構成された電極体と、上記電極体を収容する容器とを備え、上記容器が、対向する一対の側壁と、これらの側壁同士を接続する端壁とを有し、上記電極体が、上記一対の側壁の内面に平行となるように配置される一対の平面部と、上記一対の平面部同士を接続する曲面部とを有する扁平形状であり、上記端壁と上記曲面部との間に感圧導電性部材をさらに備え、上記感圧導電性部材が、上記正極及び上記負極にそれぞれ導電可能に接続されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一側面に係る蓄電素子は、巻回型の電極体における電析の発生を簡易な構成によって抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、蓄電素子の一実施形態を示す透視斜視図である。
図2は、図1の蓄電素子の各構成要素を示す斜視図である。
図3は、図1の蓄電素子の電極体の構成概要を示す斜視図である。
図4は、図1の蓄電素子の模式的IV-IV線断面図である。
図5は、図1とは異なる蓄電素子の模式的断面図である。
図6は、図1の蓄電素子の透視正面図である。
図7は、蓄電素子を複数個集合して構成した蓄電装置の一実施形態を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
初めに、本明細書によって開示される蓄電素子の概要について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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