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公開番号2025002909
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023103288
出願日2023-06-23
発明の名称筆記具
出願人株式会社パイロットコーポレーション
代理人個人,個人
主分類B43K 3/00 20060101AFI20241226BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約【課題】他の材料を付加することなく、使用時の滑りを抑制することに適した筆記具を提供する
【解決手段】本発明の筆記具100は、ペン体11が装着された軸筒10と、軸筒10に螺合により着脱自在に取り付けられたキャップとを備える。キャップは、内周面に設けられた螺旋状の雌ネジ部を有する。軸筒10は、雌ネジ部に螺合し、外周面10sに設けられた螺旋状の雄ネジ部12を有する。雄ネジ部12は、その螺旋方向Rsに沿って設けられた複数の凸部13を有する。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
ペン体が装着された軸筒と、前記軸筒に螺合により着脱自在に取り付けられたキャップとを備える筆記具であって、
前記キャップが、内周面に設けられた螺旋状の雌ネジ部を有し、
前記軸筒が、前記雌ネジ部に螺合し、外周面に設けられた螺旋状の雄ネジ部を有し、
前記雄ネジ部が、その螺旋方向に沿って設けられた複数の凸部を有する、筆記具。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記雄ネジ部において、前記凸部の先端が平面状又は曲面状である、請求項1に記載の筆記具。
【請求項3】
前記雄ネジ部において、前記複数の凸部が前記螺旋方向に沿って一定間隔で設けられている、請求項1に記載の筆記具。
【請求項4】
前記雄ネジ部において、前記凸部と前記凸部以外の部分とが、前記軸筒の軸方向に関して互い違いに配置されている、請求項1に記載の筆記具。
【請求項5】
前記雄ネジ部において、前記凸部が、前記軸筒の軸方向の少なくとも一方の側に張り出した張り出し部分を有する、請求項1に記載の筆記具。
【請求項6】
前記張り出し部分の前記螺旋方向の長さと前記凸部の前記螺旋方向の長さとの比が、0.2:1~0.7:1である、請求項5に記載の筆記具。
【請求項7】
前記雄ネジ部が、前記螺旋方向に沿って設けられた連続する突条部をさらに有し、
前記複数の凸部が、前記突条部の上に設けられている、請求項1に記載の筆記具。
【請求項8】
前記雄ネジ部において、前記凸部と前記突条部とが、前記軸筒の軸方向の少なくとも一方の側に面一な面を形成している、請求項7に記載の筆記具。
【請求項9】
前記雄ネジ部において、前記凸部の前記螺旋方向に垂直な方向の断面積が、前記螺旋方向に沿って変化する、請求項7に記載の筆記具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、筆記具に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ペン体が装着された軸筒と、この軸筒に着脱自在に取り付けられたキャップとを備える筆記具として、両者をネジ式で接続するものが知られている(例えば、特許文献1)。このような筆記具では、キャップの内周面に設けられた雌ネジと、軸筒の外周面に設けられた雄ネジとが螺合することにより、軸筒とキャップとが接続する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4156443号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
軸筒とキャップとをネジ式で接続する筆記具では、通常、保護や装飾を目的として、軸筒の表面に塗装が施されている。塗装が施された軸筒の表面は滑らかであるため、使用時に滑りが発生し、把持しにくいことがある。使用時の滑りを抑制するために、軸筒の表面にゴム等の他の材料を付加することも考えられるが、筆記具の見栄えに影響を与えるため望ましくない。そのため、軸筒の表面に他の材料を付加することなく、使用時の滑りを抑制することが望まれている。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、他の材料を付加することなく、使用時の滑りを抑制することに適した筆記具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明は、ペン体が装着された軸筒と、前記軸筒に螺合により着脱自在に取り付けられたキャップとを備える筆記具であって、前記キャップが、内周面に設けられた螺旋状の雌ネジ部を有し、前記軸筒が、前記雌ネジ部に螺合し、外周面に設けられた螺旋状の雄ネジ部を有し、前記雄ネジ部が、その螺旋方向に沿って設けられた複数の凸部を有する、筆記具を提供する(発明1)。
【0007】
かかる発明(発明1)によれば、雄ネジ部が滑り止めとして機能するので、他の材料を付加することなく、使用時の滑りを抑制することができる。
【0008】
上記発明(発明1)においては、前記雄ネジ部において、前記凸部の先端が平面状又は曲面状であることが好ましい(発明2)。
【0009】
従来の軸筒とキャップとをネジ式で接続する筆記具では、雄ネジを構成するネジ山の先端は、通常、尖った形状又は角張った形状である。そのため、使用時に雄ネジがユーザーの手に接触すると、使い心地に影響を与えることがある。かかる発明(発明2)によれば、凸部の先端が平面状又は曲面状であるので、使用時に雄ネジ部がユーザーの手に接触しても、良好な使い心地が保たれる。
【0010】
上記発明(発明1,2)においては、前記雄ネジ部において、前記複数の凸部が前記螺旋方向に沿って一定間隔で設けられていることが好ましい(発明3)。
(【0011】以降は省略されています)

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