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公開番号2025002605
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023102900
出願日2023-06-23
発明の名称目地装置
出願人ドーエイ外装有限会社
代理人個人,個人
主分類E04B 1/68 20060101AFI20241226BHJP(建築物)
要約【課題】従来よりも省スペースで設置することができ、かつ、地震による揺れ動きを吸収することができる目地装置を提供すること。
【解決手段】一方の躯体3と他方の躯体4の間の目地部2を塞ぐ目地装置であって、前記一方の躯体3に一端部7aが回動可能に設けられ、その突出端部7bが内側に屈曲する一方の屈曲部6を有する一方の目地カバー7と、前記他方の躯体4に一端部9aが回動可能に設けられ、その突出端部9bが内側に屈曲する他方の屈曲部8を有する他方の目地カバー9と、前記一方の目地カバー7を前記他方の躯体側4へ付勢する一方の付勢手段10と、前記他方の目地カバー9を前記一方の躯体側3へ付勢する他方の付勢手段11とで構成される目地装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
一方の躯体と他方の躯体の間の目地部を塞ぐ目地装置であって、
前記一方の躯体に一端部が回動可能に設けられ、その突出端部が内側に屈曲する一方の屈曲部を有する一方の目地カバーと、前記他方の躯体に一端部が回動可能に設けられ、その突出端部が内側に屈曲する他方の屈曲部を有する他方の目地カバーと、前記一方の目地カバーを前記他方の躯体側へ付勢する一方の付勢手段と、前記他方の目地カバーを前記一方の躯体側へ付勢する他方の付勢手段とで構成され、
前記一方の屈曲部には少なくとも1つの一方の貫通孔が形成されるとともに前記他方の屈曲部には、前記一方の貫通孔対向する位置に他方の貫通孔が形成され、
前記一方の付勢手段は、一端部が前記他方の貫通孔及び前記一方の貫通孔を通過して前記一方の目地カバーに固定された一方のワイヤーと、前記他方の躯体に設けられた一方の滑車を介して前記一方のワイヤーの他端部に設けられた一方の付勢具とで構成され、
前記他方の付勢手段は、一端部が前記一方の貫通孔及び前記他方の貫通孔を通過して前記他方の目地カバーに固定された他方のワイヤーと、前記他方のワイヤーの他端部に前記一方の躯体に設けられた他方の滑車を介して設けられた他方の付勢具とで構成され、
前記一方の目地カバーと前記他方の目地カバーの突出端部は前記一方の躯体と前記他方の躯体の前方側の壁面よりも内側に位置する目地装置。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
前記一方の付勢手段及び前記他方の付勢手段は、それぞれ上下方向に所定間隔を有して複数個設けられていることを特徴とする請求項1に記載の目地装置。
【請求項3】
地震時に前記一方の目地カバーと前記他方の目地カバーが離間した場合に、その隙間から前記目地部の内側へ人又は物が侵入することを防止する侵入防止手段をさらに備えることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の目地装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は目地部を介して設けられた左右の躯体間の目地部を塞ぐ目地装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、主に一方の躯体と他方の躯体の壁面間の目地部を塞ぐ目地装置としては、「左右の躯体間の目地部を略垂直状態で塞ぐ目地装置であって、前記左右の躯体にそれぞれ設けられ、蝶番機能を有する先端部が回転可能な左右の蝶番部材と、該左右の蝶番部材にそれぞれ一端部が固定され、前記目地部を塞ぐことができる左右一対の目地プレートと、前記左右一対の目地プレートを常に目地部の内方へ付勢する目地プレート付勢機構と、前記左右の蝶番部材の各先端部が所定角度以上内方へ回転することを防止するストッパーとで構成され、前記左右一対の目地プレートの各他端部には、接続端部がそれぞれ設けられ、地震によって躯体が揺れ動いた場合に、前記左右一対の目地プレートの各他端部が互いに重ならないように、前記各接続端部は前記目地プレート付勢機構によって接続されていることを特徴とする目地装置」が知られている(特許文献1)。
【0003】
このような目地装置は、地震による揺れ動きも吸収できるものであるが、1本のワイヤーで左右の目地プレートを付勢しているため、例えば一方の躯体側に設けられた目地プレート付勢機構のワイヤーは、他方の目地プレート側へ接続され、その後、一方の目地プレートに接続されるため、付勢具を目地プレートの背面側へ位置させる必要があり、ワイヤーの寸法を長くせざるを得ず、ワイヤーの長さが確保できない場所に設置することは困難だった。
【0004】
また、壁面用目地装置として用いる場合には、おもりや垂直方向に設置されたスプリングを付勢具として用いることができるが、この場合にもワイヤーの長さを確保できるだけの高さがないと設置が困難であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6180488号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、従来よりも省スペースで設置することができ、かつ、地震による揺れ動きを吸収することができる目地装置を提供することを目的としている。
【0007】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の壁面用目地装置は、一方の躯体と他方の躯体の間の目地部を塞ぐ目地装置であって、前記一方の躯体に一端部が回動可能に設けられ、その突出端部が内側に屈曲する一方の屈曲部を有する一方の目地カバーと、前記他方の躯体に一端部が回動可能に設けられ、その突出端部が内側に屈曲する他方の屈曲部を有する他方の目地カバーと、前記一方の目地カバーを前記他方の躯体側へ付勢する一方の付勢手段と、前記他方の目地カバーを前記一方の躯体側へ付勢する他方の付勢手段とで構成され、前記一方の屈曲部には少なくとも1つの一方の貫通孔が形成されるとともに前記他方の屈曲部には、前記一方の貫通孔対向する位置に他方の貫通孔が形成され、前記一方の付勢手段は、一端部が前記他方の貫通孔及び前記一方の貫通孔を通過して前記一方の目地カバーの背面に固定された一方のワイヤーと、前記一方のワイヤーの他端部に設けられた一方の付勢具とで構成され、前記他方の付勢手段は、一端部が前記一方の貫通孔及び前記他方の貫通孔を通過して前記他方の目地カバーの背面に固定された他方のワイヤーと、前記他方のワイヤーの他端部に設けられた他方の付勢具とで構成され、前記一方の目地カバーと前記他方の目地カバーの突出端部は前記一方の躯体と前記他方の躯体の前方側の壁面よりも内側に位置することを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の目地装置の前記一方の付勢手段及び前記他方の付勢手段は、それぞれ上下方向に所定間隔を有して複数個設けられていることを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の目地装置は、地震時に前記一方の目地カバーと前記他方の目地カバーが離間した場合に、その隙間から前記目地部の内側へ人又は物が侵入することを防止する侵入防止手段をさらに備えることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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