TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025002467
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023102666
出願日2023-06-22
発明の名称光学部材、面光源装置、及び表示装置
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人
主分類F21S 2/00 20160101AFI20241226BHJP(照明)
要約【課題】明るさの面内分布を十分に均一化する光学部材と、それを用いた面光源装置、及び表示装置に関する。
【解決手段】光学部材30は、第1方向D1に重ねられた第1波長選択シート40、第2波長選択シート50、及び波長変換シート60を含む。第2波長選択シート50は、波長変換シート60の第1方向D1における入光側に位置する。波長変換シート60は、一次光を吸収して一次光より長波長の二次光を放出する波長変換剤を含む。第1波長選択シート40は第1波長選択部を含む。第2波長選択シート50は第2波長選択部を含む。第1波長選択部の一次光の透過率は、第1波長選択部の二次光の透過率より低い。第2波長選択部の二次光の透過率は、第2波長選択部の一次光の透過率より低い。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1方向に重ねられた第1波長選択シート、第2波長選択シート、及び波長変換シートを備え、
前記第2波長選択シートは、前記波長変換シートの前記第1方向における入光側に位置し、
前記波長変換シートは、一次光を吸収して前記一次光より長波長の二次光を放出する波長変換剤を含み、
前記第1波長選択シートは、第1波長選択部を含み、
前記第2波長選択シートは、第2波長選択部を含み、
前記第1波長選択部の前記一次光の透過率は、前記第1波長選択部の前記二次光の透過率より低く、
前記第2波長選択部の前記二次光の透過率は、前記第2波長選択部の前記一次光の透過率より低い、光学部材。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第2波長選択部の前記一次光の透過率は、前記第1波長選択部の前記一次光の透過率より高く、
前記第1波長選択部の前記二次光の透過率は、前記第2波長選択部の前記二次光の透過率より高い、請求項1に記載の光学部材。
【請求項3】
前記波長変換シートは、前記第1波長選択シートの前記第1方向における入光側に位置する、請求項1に記載の光学部材。
【請求項4】
0°より大きい或る入射角で前記第1波長選択部に入射する前記一次光についての前記第1波長選択部の透過率は、0°の入射角で前記第1波長選択部に入射する前記一次光についての前記第1波長選択部の透過率より大きい、請求項3に記載の光学部材。
【請求項5】
前記第1波長選択シートは、前記波長変換シートの前記第1方向における入光側に位置する、請求項1に記載の光学部材。
【請求項6】
0°より大きい或る入射角で前記第1波長選択部に入射する前記一次光についての前記第1波長選択部の透過率は、0°の入射角で前記第1波長選択部に入射する前記一次光についての前記第1波長選択部の透過率より大きい、請求項5に記載の光学部材。
【請求項7】
前記第1波長選択シートの前記第1方向における出光側に位置する光学シートを更に備え、
前記光学シートは、前記第1方向における入光側を向く凹凸面を含み、
前記光学シートは、前記凹凸面を構成する複数の単位光学要素を含む、請求項4に記載の光学部材。
【請求項8】
前記波長変換シートは、前記波長変換剤を含む波長変換部と、前記波長変換部の前記第1方向における入光側に位置する光学要素部と、を含み、
前記波長変換シートは、前記第1方向における入光側を向く凹凸面を含み、
前記光学要素部は、前記凹凸面を構成する複数の単位光学要素を含む、請求項6に記載の光学部材。
【請求項9】
前記第1波長選択シート、前記第2波長選択シート、及び前記波長変換シートと重ねられた反射型偏光板を更に備え、
前記反射型偏光板は、前記第1波長選択シート、前記第2波長選択シート、及び前記波長変換シートの前記第1方向における出光側に位置する、請求項1に記載の光学部材。
【請求項10】
前記第1波長選択シート、前記第2波長選択シート、及び前記波長変換シートと重ねられたプリズムシートを更に備え、
前記プリズムシートは、前記第1波長選択シート、前記第2波長選択シート、及び前記波長変換シートの前記第1方向における出光側に位置する、請求項1に記載の光学部材。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、光学部材、面光源装置、及び表示装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、面状に光を発光する面光源装置を開示している。面光源装置は液晶表示装置のバックライトとして用いられてもよい。特許文献1の面光源装置は直下型である。特許文献1の面光源装置において、光源が光学部材に正対している。直下型の面光源装置では、光源の配置に起因した明るさのむらが生じてしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
JP6299811B
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、明るさの面内分布を十分に均一化することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一実施の形態による第1の光学部材は、
第1方向に重ねられた第1波長選択シート、第2波長選択シート、及び波長変換シートを備え、
前記第2波長選択シートは、前記波長変換シートの前記第1方向における入光側に位置し、
前記波長変換シートは、一次光を吸収して一次光より長波長の二次光を放出する波長変換剤を含み、
前記第1波長選択シートは、第1波長選択部を含み、
前記第2波長選択シートは、第2波長選択部を含み、
前記第1波長選択部の前記一次光の透過率は、前記第1波長選択部の前記二次光の透過率より低く、
前記第2波長選択部の前記二次光の透過率は、前記第2波長選択部の前記一次光の透過率より低い。
【0006】
本開示の一実施の形態による第2の光学部材は、
第1方向に重ねられた第1波長選択シート、第2波長選択シート、及び波長変換シートを備え、
前記第2波長選択シートは、前記波長変換シートの前記第1方向における入光側に位置し、
前記波長変換シートは、一次光を吸収して一次光より長波長の二次光を放出する波長変換剤を含み、
前記第1波長選択シートは、前記第1波長選択部を含み、
前記第2波長選択シートは、前記第2波長選択部を含み、
前記第1波長選択部の前記一次光の反射率は、前記第1波長選択部の前記二次光の反射率より高く、
前記第2波長選択部の前記二次光の反射率は、前記第2波長選択部の前記一次光の反射率より高い、光学部材。
【0007】
本開示の一実施の形態による面光源装置は、
本開示の一実施の形態によるいずれかの光学部材と、
前記光学部材の前記第1方向における入光側に位置する光源と、を備える。
【0008】
本開示の一実施の形態による表示装置は、
本開示の一実施の形態によるいずれかの面光源装置と、
前記面光源装置と重ねられた表示パネルと、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、面光源装置の薄型化を図りながら明るさの面内分布を十分に均一化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、一実施の形態を説明するための図であって、表示装置及び面光源装置を示す斜視図である。
図2は、図1に示された面光源装置の縦断面図であって、面光源装置に含まれ得る光学部材及び光源基板を示している。
図3は、図2に示された光源基板を示す平面図であって、複数の光源の配置の一例を示している。
図4は、図2に示された光源基板を示す断面図であって、光源基板の一例を示している。
図5は、図2に示された光学部材に含まれ得る第1波長選択シート、第2波長選択シート、及び波長変換シートの一配置例を示す縦断面図である。
図6は、図5に示された波長変換シートの一具体例を示す縦断面図である。
図7は、図5に示された第1波長選択シートに含まれ得る第1波長選択部の光学特性の一具体例を示すグラフである。
図8は、図5に示された第1波長選択シートに含まれ得る第1波長選択部の光学特性の一具体例を示すグラフである。
図9は、図5に示された第2波長選択シートに含まれ得る第2波長選択部の光学特性の一具体例を示すグラフである。
図10は、図2に示された光学部材に含まれ得るプリズムシートの一例を示す斜視図である。
図11Aは、光学部材の一変形例を示す図であって、図1に示された光学部材に含まれ得る光学シートの一例を示す縦断面図である。
図11Bは、光学部材の一変形例を示す図であって、図1に示された光学部材に含まれ得る光学シートの他の例を示す縦断面図である。
図12Aは、図11A及び図11Bに示された光学シートに含まれ得る単位光学要素の配置の一例を示す平面図である。
図12Bは、図12Aに示された単位光学要素の一具体例を示す斜視図である。
図12Cは、図12Aに対応する図であって、単位光学要素の配置の他の例を示している。
図13は、図11A及び図11Bに示された光学シートの作用を説明する断面図である。
図14は、図5に対応する図であって、光学部材の一変形例を示す図である。
図15は、図5に対応する図であって、光学部材の他の変形例を示す図である。
図16は、図14及び図15に示された光学部材に含まれ得る波長変換シートの一例を示す縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
照明器具
5か月前
個人
収容箱
1か月前
株式会社小糸製作所
灯具
3か月前
株式会社遠藤照明
照明装置
3か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
3か月前
株式会社小糸製作所
車両用前照灯
3か月前
株式会社GSユアサ
照明灯
4か月前
帝人株式会社
導光フィルム
4か月前
株式会社GSユアサ
照明灯
3か月前
株式会社GSユアサ
照明灯
4か月前
日本光機工業株式会社
灯器
4か月前
株式会社小糸製作所
警光灯
6か月前
株式会社小糸製作所
表示灯
3か月前
シャープ株式会社
光源
1か月前
スタンレー電気株式会社
車両用灯具
23日前
スタンレー電気株式会社
車両用灯具
4か月前
株式会社小糸製作所
投影装置
1か月前
日亜化学工業株式会社
発光モジュール
1か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
1か月前
スタンレー電気株式会社
ヘッドランプ
4か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
5か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
3か月前
日亜化学工業株式会社
発光モジュール
5か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
5か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
3か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
4か月前
個人
車両用安全補助装置
3か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
4か月前
ローヤル電機株式会社
照明装置
1か月前
瀧住電機工業株式会社
LED照明器具
2か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
2か月前
株式会社村上開明堂
車両用灯具
2か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
6か月前
株式会社小糸製作所
描画用灯具
2か月前
株式会社小糸製作所
描画用灯具
1か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
6か月前
続きを見る