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公開番号
2025002121
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023102059
出願日
2023-06-21
発明の名称
フォトマスクブランク、フォトマスク、およびフォトマスクの製造方法
出願人
キオクシア株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03F
1/32 20120101AFI20241226BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】フォトマスクパターンを形成している膜における光の透過率の領域依存性を低減することが可能なフォトマスクブランク、フォトマスク、およびフォトマスクの製造方法を提供する。
【解決手段】一の実施形態によれば、フォトマスクブランクは、基板と、前記基板上に設けられた第1透過率調整膜と、前記第1透過率調整膜上に設けられた位相シフタ膜と、前記位相シフタ膜上に設けられた第2透過率調整膜とを備える。前記フォトマスクブランクでは、所定の波長を有する光が前記位相シフタ膜を透過する場合、前記位相シフタ膜および前記第1透過率調整膜を透過した前記光の位相と、大気中を通過した前記光の位相は、略180度異なり、かつ、前記位相シフタ膜および前記第2透過率調整膜を透過した前記光の位相と、大気中を通過した前記光の位相は、略180度異なる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基板と、
前記基板上に設けられた第1透過率調整膜と、
前記第1透過率調整膜上に設けられた位相シフタ膜と、
前記位相シフタ膜上に設けられた第2透過率調整膜とを備え、
所定の波長を有する光が前記位相シフタ膜を透過する場合、前記位相シフタ膜および前記第1透過率調整膜を透過した前記光の位相と、大気中を通過した前記光の位相は、略180度異なり、かつ、前記位相シフタ膜および前記第2透過率調整膜を透過した前記光の位相と、大気中を通過した前記光の位相は、略180度異なる、
フォトマスクブランク。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記所定の波長を有する前記光は、ArFエキシマレーザ光である、請求項1に記載のフォトマスクブランク。
【請求項3】
前記第1透過率調整膜の膜厚と、前記第2透過率調整膜の膜厚は、前記位相シフタ膜の膜厚よりも薄い、請求項1に記載のフォトマスクブランク。
【請求項4】
前記位相シフタ膜は、Si(シリコン)と、N(窒素)とを含む、請求項1に記載のフォトマスクブランク。
【請求項5】
少なくとも前記第1または第2透過率調整膜は、Hf(ハフニウム)、Cr(クロム)、Al(アルミニウム)、W(タングステン)、Ta(タンタル)、Mo(モリブデン)、Y(イットリウム)、またはRu(ルテニウム)を含む、請求項1に記載のフォトマスクブランク。
【請求項6】
少なくとも前記第1または第2透過率調整膜は、第1膜と、前記第1膜上に設けられた第2膜とを含む、請求項1に記載のフォトマスクブランク。
【請求項7】
前記第1および第2膜の一方は、Si(シリコン)と、N(窒素)とを含み、
前記第1および第2膜の他方は、Hf(ハフニウム)、Cr(クロム)、Al(アルミニウム)、W(タングステン)、Ta(タンタル)、Mo(モリブデン)、Y(イットリウム)、またはRu(ルテニウム)を含む、
請求項6に記載のフォトマスクブランク。
【請求項8】
前記第1透過率調整膜と前記位相シフタ膜との間に設けられたエッチングストッパ膜をさらに備える、請求項1に記載のフォトマスクブランク。
【請求項9】
前記エッチングストッパ膜の膜厚は、前記位相シフタ膜の膜厚よりも薄い、請求項8に記載のフォトマスクブランク。
【請求項10】
前記エッチングストッパ膜は、Hf(ハフニウム)、Cr(クロム)、Al(アルミニウム)、W(タングステン)、Ta(タンタル)、Mo(モリブデン)、Y(イットリウム)、またはRu(ルテニウム)を含む、請求項8に記載のフォトマスクブランク。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、フォトマスクブランク、フォトマスク、およびフォトマスクの製造方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
リソグラフィ用のフォトマスクでは、フォトマスクパターンを形成している膜における光の透過率が、フォトマスクの領域に応じて変化することが問題となり得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-91338号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態は、フォトマスクパターンを形成している膜における光の透過率の領域依存性を低減することが可能なフォトマスクブランク、フォトマスク、およびフォトマスクの製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一の実施形態によれば、フォトマスクブランクは、基板と、前記基板上に設けられた第1透過率調整膜と、前記第1透過率調整膜上に設けられた位相シフタ膜と、前記位相シフタ膜上に設けられた第2透過率調整膜とを備える。前記フォトマスクブランクでは、所定の波長を有する光が前記位相シフタ膜を透過する場合、前記位相シフタ膜および前記第1透過率調整膜を透過した前記光の位相と、大気中を通過した前記光の位相は、略180度異なり、かつ、前記位相シフタ膜および前記第2透過率調整膜を透過した前記光の位相と、大気中を通過した前記光の位相は、略180度異なる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態のフォトマスクの構造を示す断面図である。
第1実施形態のフォトマスクの製造方法を示す断面図(1/7)である。
第1実施形態のフォトマスクの製造方法を示す断面図(2/7)である。
第1実施形態のフォトマスクの製造方法を示す断面図(3/7)である。
第1実施形態のフォトマスクの製造方法を示す断面図(4/7)である。
第1実施形態のフォトマスクの製造方法を示す断面図(5/7)である。
第1実施形態のフォトマスクの製造方法を示す断面図(6/7)である。
第1実施形態のフォトマスクの製造方法を示す断面図(7/7)である。
第2実施形態のフォトマスクの構造を示す断面図である。
第2実施形態のフォトマスクの製造方法を示す断面図(1/8)である。
第2実施形態のフォトマスクの製造方法を示す断面図(2/8)である。
第2実施形態のフォトマスクの製造方法を示す断面図(3/8)である。
第2実施形態のフォトマスクの製造方法を示す断面図(4/8)である。
第2実施形態のフォトマスクの製造方法を示す断面図(5/8)である。
第2実施形態のフォトマスクの製造方法を示す断面図(6/8)である。
第2実施形態のフォトマスクの製造方法を示す断面図(7/8)である。
第2実施形態のフォトマスクの製造方法を示す断面図(8/8)である。
第3実施形態のフォトマスクの構造を示す断面図である。
第3実施形態のフォトマスクの製造方法を示す断面図(1/8)である。
第3実施形態のフォトマスクの製造方法を示す断面図(2/8)である。
第3実施形態のフォトマスクの製造方法を示す断面図(3/8)である。
第3実施形態のフォトマスクの製造方法を示す断面図(4/8)である。
第3実施形態のフォトマスクの製造方法を示す断面図(5/8)である。
第3実施形態のフォトマスクの製造方法を示す断面図(6/8)である。
第3実施形態のフォトマスクの製造方法を示す断面図(7/8)である。
第3実施形態のフォトマスクの製造方法を示す断面図(8/8)である。
第4実施形態のフォトマスクの製造方法を示す断面図(1/7)である。
第4実施形態のフォトマスクの製造方法を示す断面図(2/7)である。
第4実施形態のフォトマスクの製造方法を示す断面図(3/7)である。
第4実施形態のフォトマスクの製造方法を示す断面図(4/7)である。
第4実施形態のフォトマスクの製造方法を示す断面図(5/7)である。
第4実施形態のフォトマスクの製造方法を示す断面図(6/7)である。
第4実施形態のフォトマスクの製造方法を示す断面図(7/7)である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図1~図33において、同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0008】
(第1実施形態)
1)第1実施形態のフォトマスク
図1は、第1実施形態のフォトマスクの構造を示す断面図である。
【0009】
本実施形態のフォトマスクは、基板1と、透過率調整膜2と、HT(ハーフトーン)膜3と、透過率調整膜4と、遮光膜5とを備える。透過率調整膜2は、第1透過率調整膜の例である。HT膜3は、位相シフタ膜の例である。透過率調整膜4は、第2透過率調整膜の例である。
【0010】
基板1は例えば、石英基板やガラス基板などの透明基板である。図1は、基板1の表面に平行で互いに垂直なX方向およびY方向と、基板1の表面に垂直なZ方向とを示している。X方向、Y方向、およびZ方向は、互いに交差している。本明細書では、+Z方向を上方向として取り扱い、-Z方向を下方向として取り扱う。-Z方向は、重力方向と一致していてもよいし、重力方向と一致していなくてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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