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公開番号2024180605
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2024181318,2021534086
出願日2024-10-16,2020-07-22
発明の名称薬液注入コントローラ
出願人ニプロ株式会社
代理人弁理士法人笠井中根国際特許事務所,個人,個人
主分類A61M 5/145 20060101AFI20241219BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】流量可変式の薬液投与装置をより簡単な構成でコンパクトに実現することができる、新規な構造の薬液注入コントローラを提供すること。
【解決手段】薬液を持続投与するメインライン14に対してサブライン26を介して接続されるサブリザーバー24を備えており、自己操作によるサブリザーバー24からの薬液の急速投与を可能とする薬液注入コントローラ10であって、メインライン14の流量を切替可能とする流量切替機構66が、サブリザーバー24を収容するハウジング22に収容されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
薬液を持続投与するメインラインに対してサブラインを介して接続されるサブリザーバーを備えており、自己操作による該サブリザーバーからの薬液の急速投与を可能とする薬液注入コントローラであって、
前記メインラインの流量を切替可能とする流量切替機構が、前記サブリザーバーを収容するハウジングに収容されている薬液注入コントローラ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、薬液の持続投与を行う薬液投与装置において自己操作による薬液の急速注入を実行可能とする薬液注入コントローラに関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、持続的な薬液投与を行う薬液投与装置が知られており、例えば鎮痛剤や麻酔剤などを少量ずつ持続的に体内へ投与する際に用いられている。薬液投与装置は、例えば、特開2010-227144号公報(特許文献1)に記載されているように、メインリザーバーに貯留された薬液をメインラインと留置針などの留置器具を通じて患者の体内へ持続投与する。また、薬液投与装置は、自己操作によって薬液の急速投与を実行可能とする薬液注入コントローラを備える場合がある。薬液注入コントローラは、薬液を貯留するサブリザーバーを備えており、例えば、患者がプッシュボタンを押し込むなどの自己操作をすることにより、薬液注入コントローラのサブリザーバーに貯留された薬液が患者の体内へ急速投与される。薬液投与装置は、長ければ2週間ほど用いられる。
【0003】
ところで、薬液投与装置は、持続投与される薬液の流量が、例えば複数段階に切替可能とされて変更できるようになっている場合もある。このような流量可変式の薬液投与装置は、特開平10-28741号公報(特許文献2)のような流量切替機構が、薬液注入コントローラとは別にメインラインに接続されている。流量切替機構は、断面積の異なる複数の制限流路を備えており、選択された制限流路がメインラインを構成することで、メインラインの流量が選択された制限流路の流路断面積などに応じて調節される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-227144号公報
特開平10-28741号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、薬液投与装置に流量切替機構が設けられると、薬液投与装置の構成が複雑になると共に、流量切替機構が嵩張ることで薬液投与装置の大型化が問題になる場合もあった。また、流量切替機構におけるメインラインが複数のチューブを接続して構成されることで、メインラインに環状の部分が形成されることから、当該環状部分や流量切替機構が引っかかるなどして留置器具が抜けてしまう場合もあった。
【0006】
本発明の解決課題は、流量可変式の薬液投与装置をより簡単な構成でコンパクトに実現することができる、新規な構造の薬液注入コントローラを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
以下、本発明を把握するための好ましい態様について記載するが、以下に記載の各態様は、例示的に記載したものであって、適宜に互いに組み合わせて採用され得るだけでなく、各態様に記載の複数の構成要素についても、可能な限り独立して認識及び採用することができ、適宜に別の態様に記載の何れかの構成要素と組み合わせて採用することもできる。それによって、本発明では、以下に記載の態様に限定されることなく、種々の別態様が実現され得る。
【0008】
第1の態様は、薬液を持続投与するメインラインに対してサブラインを介して接続されるサブリザーバーを備えており、自己操作による該サブリザーバーからの薬液の急速投与を可能とする薬液注入コントローラであって、前記メインラインの流量を切替可能とする流量切替機構が、前記サブリザーバーを収容するハウジングに収容されているものである。
【0009】
本態様の薬液注入コントローラによれば、流量切替機構が薬液注入コントローラのハウジングに収容されることにより、薬液投与装置において薬液注入コントローラに接続される外部流路の構造が簡単になって、薬液投与装置のコンパクト化が図られる。それ故、本態様の薬液注入コントローラを採用すれば、薬液投与装置においてメインラインの流量の切り替えを可能としつつ、薬液投与装置の取回し性や携帯性の向上が実現され得る。
【0010】
第2の態様は、第1の態様に記載された薬液注入コントローラにおいて、外部からの操作によって前記流量切替機構による前記メインラインの流量の切り替えを行う操作部が、前記ハウジングの外面に露出して設けられているものである。
(【0011】以降は省略されています)

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