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公開番号
2024178882
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-25
出願番号
2023160983,2023096843
出願日
2023-09-25,2023-06-13
発明の名称
植物栽培装置
出願人
個人
代理人
個人
主分類
A01G
9/02 20180101AFI20241218BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】土の収容室を形成する壁が、土の圧力で外側へ傾くことを抑制可能な植物栽培装置を提供する。
【解決手段】高さ方向に延ばされ、かつ、土28を収容する収容室15を形成する壁13を備えた植物栽培装置10であって、壁13の外側を囲むように配置されて壁13を支持する枠11と、枠11に接続されて高さ方向に延ばされる支柱12と、を有し、壁13は、収容室15を隔てて配置される第1構成板22及び第2構成板23を備え、収容室15に配置され、かつ、第1構成板22と第2構成板23とを接続する脚部14を有する、植物栽培装置10を構成した。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
高さ方向に延ばされ、かつ、土を収容する収容室を形成する壁を備えた植物栽培装置であって、
前記壁の外側を囲むように配置されて前記壁を支持する枠と、
前記枠に接続されて高さ方向に延ばされる支柱と、
を有し、
前記壁は、前記収容室を隔てて配置される複数の構成板を備え、
前記収容室に配置され、かつ、複数の構成板同士を接続する連結部材を有する、植物栽培装置。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
請求項1記載の植物栽培装置であって、
前記壁は、前記収容室内の水を前記収容室の下方へ排出する排水口を備えている、植物栽培装置。
【請求項3】
請求項2記載の植物栽培装置であって、
前記排水口と地面との間に空間を形成する空間形成部材が設けられている、植物栽培装置。
【請求項4】
請求項3記載の植物栽培装置であって、
前記枠は、高さ方向に間隔をおいて配置された複数の分割枠を有し、
前記連結部材は、高さ方向で前記壁の下端、及び前記枠の下端を支持し、
前記連結部材は、前記空間形成部材を兼ねている、植物栽培装置。
【請求項5】
請求項3記載の植物栽培装置であって、
前記支柱の下端が地面に接触され、
前記支柱が前記空間形成部材を兼ねている、植物栽培装置。
【請求項6】
請求項1または2記載の植物栽培装置であって、
前記連結部材は、前記高さ方向で前記壁の上端と下端との間で水平方向に配置されている、植物栽培装置。
【請求項7】
請求項1または2記載の植物栽培装置であって、
高さ方向で前記支柱の下端に、地面に埋め込まれる杭部が設けられている、植物栽培装置。
【請求項8】
請求項2記載の植物栽培装置であって、
前記排水口は、前記収容室の平面視で前記収容室の全体に亘って設けられている、植物栽培装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、収容室に収容された土で植物を栽培することができる植物栽培装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
収容室に収容された土で植物、例えば、野菜を栽培することができる植物栽培容器の一例が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された植物栽培容器は、底材と、底材の上に立てて平行に置かれる2枚の側壁と、底材の上に平行に立てて置かれる2枚の外壁と、底材の上に平行に立てて置かれる2枚の仕切り壁と、を有する。2枚の仕切り壁は、2枚の外壁と平行に配置され、2枚の仕切り壁の間に、角型箱状の主根張室が形成されている。主根張室に土が入れられ、かつ、土に植物が植えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5674702号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願発明者は、特許文献1に記載されている植物栽培容器は、2枚の側壁、及び2枚の外壁が、土の圧力で外側へ傾く可能性がある、という課題を認識した。
【0005】
本開示の目的は、土の収容室を形成する壁が、土の圧力で外側へ傾くことを抑制可能な植物栽培装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、高さ方向に延ばされ、かつ、土を収容する収容室を形成する壁を備えた植物栽培装置であって、前記壁の外側を囲むように配置されて前記壁を支持する枠と、前記枠に接続されて高さ方向に延ばされる支柱と、を有し、前記壁は、前記収容室を隔てて配置される複数の構成板を備え、前記収容室に配置され、かつ、複数の構成板同士を接続する連結部材を有する。
【0007】
また、前記壁は、前記収容室内の水を前記収容室の下方へ排出する排水口を備えていてもよい。
【0008】
さらに、前記排水口と地面との間に空間を形成する空間形成部材が設けられていてもよい。
【0009】
さらに、前記枠は、高さ方向に間隔をおいて配置された複数の分割枠を有し、前記連結部材は、高さ方向で前記壁の下端、及び前記枠の下端を支持し、前記連結部材は、前記空間形成部材を兼ねていてもよい。
【0010】
さらに、前記支柱の下端が地面に接触され、前記支柱が前記空間形成部材を兼ねていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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